「ブログ1記事あたりに最適な文字数って何文字くらいなの?」
こんなお悩みにお答えします。
ブログを運営している方の誰もが気になるであろう、ブログ記事の文字数の目安。特に、ブログを始めたばかりの方はめちゃくちゃ気になる内容だと思います。
僕も初心者の頃は「何文字書けばアクセスを集められるのかな?」と疑問を抱きながら書いていました。
実際にネットでブログ記事に最適な文字数はないのか調べてみると、
- 「ブログに最適な文字数はない」
- 「最低3,000文字は必要」
といった情報が目立ちます。では、実際のところはどうなのでしょうか?
そこで本記事では「検索エンジンで上位表示させるための、SEOに最適なブログの文字数」について解説していきますね。
僕自身、SEO検定という資格を2つ保有しており、SEOについてはかなり詳しいと自負しています。
また当ブログでも、実際にSEOのキーワードで多数上位表示を獲得しています。

実体験をもとに、「ブログ記事の文字数の目安」について、初心者の方にもわかりやすくお伝えしますね。
この記事を読み終える頃には、もう文字数について悩むことはなくなるでしょう。
ぜひ最後までご覧いただき、検索上位表示を目指してみてください。
ブログ記事のSEOに最適な文字数の目安とは?
ブログ記事の文字数の目安について、以下の順でみていきましょう。
- 最適な文字数はキーワードによって異なる
- 上位表示を目指すなら最低3,800文字以上
- 記事タイトルの文字数の目安は30文字前後
- メタディスクリプションの目安は60文字から120文字
- 検索上位のサイトを参考にする
最適な文字数はキーワードによって異なる
結論から言うと、ブログ記事でSEOに最適な文字数は、「何文字が正解!」といったような決まりはありません。
なぜなら、狙うキーワードによって、上位表示しやすい文字数は異なるからですね。
たとえば、「バナナ 英語」というキーワードであれば、解説するのに3,000文字も不要ですよね。検索する人は「banana」という答えが知りたいだけですから。
一方、文字数を多く必要とするキーワードもあります。
一例ですが、「ブログ 初投稿 内容」とかですね。これは実際に当ブログで1位を獲得しているキーワードです。「ブログの初登稿の内容は何が良いか?」気になっている読者なので、解説するのに多くの文字数を必要とします。
実際、「ブログ 初投稿 内容」の記事では、4,858文字書いています。

このように、執筆するキーワードによって、最適な文字数は変わってくるのです。
上位表示を目指すなら最低3,800文字以上
SEOに効果的な文字数は、キーワードによって変わります。しかし、SEO業界の間では、上位表示するには3,800文字以上が有力という情報があります。
たしかに当ブログでも、上位表示されている記事のほとんどが、4,000文字以上なので、わりと当たっている気がします。
ただし、医療系や高度な専門技術系のジャンル、あるいは法律などの専門的なジャンルですと、上位表示するには7,600文字以上必要になるケースが大半だと言われています。
医療など専門的な知識を共有するのであれば、その分解説も長くなりますしね。
とはいえ、この記事を見ている方の大半は、上記のような専門的なジャンルを扱っていない個人ブロガーだと思います。
個人ブロガーで上位表示を目指すなら、「最低3,800文字以上」を目安にしておくと良いですね。
記事タイトルの文字数の目安は30文字前後
記事タイトルの文字数の目安は、30文字前後がおすすめです。
これは検索結果に表示される文字数が、大体30文字前後だからですね。

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上記の通りです。
スマホかPCかによって、検索結果に表示されるタイトルの文字数は異なります。ただ、大体30文字以内に押さえれば、きちんと表示されることが多いです。
仮に40文字でタイトルを書いたとしても、検索結果に表示されることはありません。
なるべく検索キーワードは左側によせつつ、30文字以内で書くと良いですね。
以下の記事では、記事タイトルの付け方について解説していますので、あわせてご覧ください。
メタディスクリプションの文字数の目安は60文字から120文字
メタディスクリプションの文字数の目安は、スマホなら60文字で、PCは120文字です。
メタディスクリプションとは、記事タイトルの下に表示される記事を要約したようなものです。

メタディスクリプションは、検索キーワードを入れておくことで、PCで見た時に限り太字で表示されます。
そして、タイトルと同様に、スマホかPCによって表示される文字数は異なります。
近年スマホでブログを読む人が増えているので、60文字以内にキーワードをいれるように意識すると良いですね。
また、文章は60文字から最大で120文字以内を目安に書いてみてください。
検索上位のサイトを参考にする
ブログで上位表示をするなら、検索上位のサイトを参考にするのも効果的です。
なぜなら、いま検索上位にいるサイトは、Googleから評価されているからですね。
たとえば、1位のサイトが5,000文字書いているのであれば、5,000文字以上を目安にするということです。
ただ、あくまでも目安なので、必ずしも5,000文字なければ1位の座を奪えないというわけでもありません。
読者にとって必要な情報を網羅した上で、5,000文字以上に到達するのが理想です。
上位サイトの分析のやり方については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブログ記事で自然に文字数が増えるコツとは?
ここからは、「自然に文字数が増えるコツ」について解説していきます。
以下の流れでみていきましょう。
- 悩みを解決しようとする
- 入念にリサーチする
- 文字数が少なくなるキーワードを避ける
- 記事の構成を作ってから書く
コツ1:悩みを解決しようとする
1つ目のコツは、悩みを解決しようとすることです。読者の悩みを解決しようとすると、自然と文字数が増える傾向にあります。
読者が悩んでいることや、次に気になりそうな情報を入れていくと、文字数は増えていきやすいです。
ただ、やみくもに文字数を増やしても、上位表示はできません。一昔前なら「長文SEO」で上位が狙えましたが、今はGoogleも進化しているので、文字数稼ぎはバレます。
実際、2012年に行われたGoogleの「ペンギンアップデート」によって、過剰にキーワードを詰め込んだサイトの検索順位が落とされるようになりました。
なので、あくまで読者に必要な情報は何か?を思考しつつ、情報を網羅していくことが上位表示への近道です。
コツ2:入念にリサーチする
2つ目のコツは、入念にリサーチすることです。
文字数が少ない一番の要因は、「圧倒的な知識不足」の可能性がほとんどです。
知識不足だと、情報の引き出しが少ないので、書くことがなくなります。書くことがないと、文字数が少なくなるのも必然です。
解決策としては、以下の方法が効果的です。
おすすめのリサーチ方法
- 検索上位の競合サイトを分析
- YouTubeやTwitterで検索
- 本でインプット
などなど。そもそも、経験の多い分野や、興味のある分野をジャンルに選定することもポイントです。
ブログのジャンルについて知りたい方は、以下記事を参考にしてみてください。
コツ3:文字数が少なくなるキーワードを避ける
3つ目のコツは、そもそも文字数が少なくなるキーワードを避けることです。そうすることで、文字数に悩みにくくなります。
では文字数が少なくなるようなキーワードとは、どのようなものなのか?
答えは「自分が興味のない」または「知識の浅い」キーワードです。
例えばランニングの知識が全くない人が、「ランニングのコツ」について書こうとしても、すらすら書けないですよね。
検索上位のサイトを参考にしたとしても、自分に知識や体験がなければ、オリジナリティを発揮することができません。
一方でランニングが好きで普段から走っている人なら、知識も経験も豊富なので、たくさんの引き出しがあります。なので、余裕で何千文字と書けたりするのです。
人それぞれ得意なことや興味のあることは異なりますので、自身にあったフィールドで戦うと良いですね。
コツ4:記事の構成を作ってから書く
ブログは記事の構成を作ってからの方が、スムーズに書くことができます。
記事の構成を作る事で、読者に必要な情報を論理的に構成することができるので、自然と文字数も増えていきやすくなります。
具体的には、以下の手順で記事の構成を作っていくのがおすすめです。
記事構成のポイント
- キーワードを選ぶ
- タイトルを決める
- 見出しを作る
- 本文を書く
- 文章を見直す
上記の通りです。
本文に関しては、「結論→理由→具体例→再度結論」の順で解説すると、読者にとって理解しやすい文章になります。
ブログ記事構成の作り方に関しては、下記で解説しておりますので、よければご参考ください。
ブログ記事の文字数をチェックするツール2選
ブログ記事の文字数を、簡単にチェックするツールを2つご紹介します。
以下の2つがおすすめのツールです。
- ラッコキーワード
- 文字数カウント
検索上位のサイトの文字数は、ラッコキーワードか、文字数カウントを使えば簡単に確認ができます。
順番に解説していきますね。
その1:ラッコキーワードで上位サイトの文字数を一括で見る
ラッコキーワードを使えば、上位サイトの文字数を、一目でチェックすることができます。
やり方は以下の通り。
その1:ラッコキーワード
ラッコキーワードは無料で使えます。上位サイトの文字数だけでなく、見出しを見ることもできます。
僕自身もラッコキーワードはいつも利用しています。
ぜひ分析の際に活用してみてください。
その2:文字数カウントで正確な文字数をチェックする
2つ目のツールは文字数カウントです。
こちらも無料のツールです。やり方は以下の通り。
その2:文字数カウント
文字数カウントにアクセスし、「字数を数える」で確認

文字数を正確に確認するなら、文字数カウントがいいです。
ラッコキーワードは表示されている文字数と、記事本文の文字数と若干誤差が出る場合があります。なので、文字数はあくまで目安とし、主に見出しの確認として使うのがおすすめです。
どちらも優秀なツールですので、SEOを成功させるためにも、活用していきましょう。
ブログ記事の最適な文字数はキーワードによって異なる:まとめ
ブログ記事の最適な文字数の目安と、文字数を増やすコツについて解説してきました。
本記事の内容をまとめていきます。
ブログ記事の文字数のまとめ
- 記事の文字数はキーワードによって異なる
- 最低3,800文字以上の記事が上位表示されやすい
- 記事タイトルの目安は30文字前後
- メタディスクリプションは60文字から120文字
- すでに上位表示されているサイトを参考にする
- 悩みを解決しようとすると文字数は増えやすい
- 文字数を増やすならリサーチを徹底する
- 文字数が少なくなるようなキーワードは選ばない
基本的に興味のある分野で書けば、文字数は自然と増えます。たとえ知識が浅くても、徹底的にリサーチをすれば文字数で悩むことはありません。
SEOにおいて、文字数はあくまでも目安です。読者にとって過不足なく情報を提供することが、上位表示への近道です。
以下の記事では、ブログのSEO対策のやり方についてご紹介していますので、アクセスを伸ばしたい方は1度目を通してみてください。