本記事の内容
- ブログで文章構成が重要な理由
- 文章構成で使えるPREP法とSDS法
- 文章構成のテクニック
ブログの文章ってどうやって書けば良いのかイマイチわからないですよね。
面白みを出すのがいいのか?結論を先に書くと記事が読まれないのではないか?などなど。
本記事をお読みいただければ、誰でもすぐにプロレベルの文章を書くことができるようになります。
僕はこれからお伝えする文章構成を意識したおかげで、「読みやすい」「わかりやすい」とSNSのフォロワーからお声をいただくことができています。
記事の前半は「PREP法」「SDS法」後半では「テクニック」について解説していきます。
どちらも非常に便利な型ですので、ぜひこの機会に習得していってくださいね。
目次
ブログ記事は文章構成が重要な理由
まずはブログで文章構成が重要な理由について解説します。
結論、以下の2点が主な理由です。
- 読者にいちはやく情報を届けるため
- 執筆に困らなくなるため
順番にみていきましょう!
読者にいちはやく情報を届けるため
ブログで文章構成が重要なのは、読者にいちはやく情報を届けるためです。
文章の型が決まっていないと、結論がどこにあるのかわかりづらくなり、日記記事のようになってしまいがちです。
例えばあなたが今すぐ知りたい情報があり、検索でたどり着いた記事が日記のような長文だったとしたら、おそらくブラウザバックすると思います。
なので、読者にいちはやく情報を届けるためには、文章の構成を決めておく必要があります。
執筆に困らなくなるため
文章構成は型を決めておけば、執筆に困らなくなります。
たとえば「結論→理由→具体例→再度結論」と型を決めておけば、あとはそれに当てはめるだけなので、どんなジャンルでも応用できます。
なので、文章構成の型を決めておけば、スムーズに執筆することができます。
ブログの文章構成で使えるPREP法【例文付き】
ブログの文章構成で使える型の1つ「PREP法」をご紹介します。
- PREP法とは
- PREP法の例文
では順番に解説していきますね!
PREP法とは
PREP法とは、主に日常や文章作成などで使われている、簡潔でわかりやすく相手に伝えることができる構成です。
PREP法の頭文字は下記を略しています。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(再度結論)
仕事で上司に報告をする際や、ブログやSNSの文章作成時にも使えます。
どんなジャンルでも、型に当てはめるだけなので、誰でもスマートに情報伝達をすることができます。
PREP法を使った例文
PREP法を使った例文をご紹介します。
テーマ:おすすめの文章構成
Point(結論)
→結論はPREP法が良いです。
Reason(理由)
→理由は、結論ファーストかつ理由や具体例を用いるため、話に説得力が生まれるからです。
Example(具体例)
→例えば、結論がおそくて日記のような冗長な文章だと、読者は不満を感じてブラウザバックします。
Point(再度結論)
→なので、PREP法が良いです。
上記の通りですね。
PREP法は相手を説得したい時に使える型です。
一つ注意点としては、文章が堅苦しくなりがちなところですね!
普段話す感じでPREP法を使えば、人間味を出しつつも結論から話せるのでおすすめです。
ブログの文章構成で使えるSDS法【例文付き】
PREP法はわりと有名ですが、SDS法は知らない方も多いのではないでしょうか。
- SDS法とは
- SDS法を使った例文
さっそく解説していきますね!
SDS法とは
SDS法とは、目的を選ばずに使用することができる型です。
Summary(要点)
Details(詳細)
Summary(要点)
PREP法とは違い、3段階構成で文章を組み立てていくことができます。
結論から言うのは変わらないですが、より簡潔に伝えることができるところが利点です。
SDS法を使った例文
SDS法を使った例文を解説していきます。
テーマ:SDS法のメリット
Summary(要点)
→SDS法は要点を簡潔に伝えることができるのでおすすめです。
Details(詳細)
→SDS法は「要点→詳細→要点」と3段階構成で話すことができるので、プレゼンの冒頭や、文章で簡潔に伝えたい時に効果的です。
Summary(要点)
→なので、SDS法は要点をシンプルかつ迅速に伝えたい時に使うと便利です。
上記の通りです。
僕自身、ブログやTwitterではPREP法を使うことが多いですが、時々SDS法を使うこともあります。
PREP法は説得したいシーンで使い、SDS法は端的に伝えたい時に使うと良いですね。
ブログ記事の文章構成で使えるテクニック
文章構成で使えるテクニックをご紹介します。
結論、下記の2つが効果的です。
- 反論への理解を示す
- 接続詞を変える
反論への理解を示す
PREP法を少し改良して使える、読み手の「反論を想定する」テクニックがあります。
以下は例文です。
結論
→ブログは文章構成が重要です。
理由
→なぜなら、構成を作らないと、文章に一貫性が保てないからですね。
具体例
→例えば、見出しや型が決まっていない日記のような長文だと、読み手は不快に思いがちです。
反論への理解
→ただ、こう言うと「型通りは堅苦しい文章になり、自分で読んでいても魅力を感じない」という意見もあるでしょう。
とはいえ、読者は「情報を知りたがっている」ので、たとえ型通りでも簡潔に伝えた方が好まれやすいです。
再度結論
→なので、ブログは文章構成の型を決めておくことが重要です。
具体例の後に、反論への理解を示した後に、「切り返す」イメージですね。
反論への理解はなくてもOKですが、賛否両論ありそうな解説は、入れることで説得力増すのでおすすめです。
接続詞を変える
同じ接続詞が続くと飽きられてしまうので、連続させない工夫をしていきましょう。
こちらも以下の例をご覧ください。
結論
「結論は〜、結論として、先に結論から言うと、答えは、第1に、」
理由
「理由は、理由としては、なぜなら、というのも、なぜかというと」
具体例
「たとえば、具体的に言うと、以下は例です、例をあげると」
反論への理解
「とはいえ、こういうと、なかには」
再度結論
「なので、そのため、このように、以上のように、いずれにせよ」
上記は僕もよく使う接続詞です。
たとえば、「なぜなら〜」と解説した次の文章構成は、「理由は〜」といった感じで変えることで、単調に見えにくくなります。
そもそも接続詞はなくても良い場合もありますよ。
ブログの文章は型を決めて独自性を出そう
ブログの文章構成:要約
- 文章構成の型は重要
- 読者に素早く情報を届けることができる
- 執筆もスムーズにできる
- 説得力が増すPREP法、簡潔に伝えることのできるSDS法
- 時には反論への理解を示す
- 接続詞を工夫する
以上となります。
文章構成は型を決めておけば、執筆もスムーズにできます。
堅苦しくなりすぎないよう、話すようにして書くことを意識してみてください!