実務未経験からフリーランスエンジニアは再現性が低い理由

2022年7月18日

実務未経験からフリーランスエンジニア

シン

フリーランスエンジニア|Oracle認定Java Gold保有|全日本SEO協会認定 SEO検定全級保有(1〜4級)|プログラミング、エンジニア、SEO情報を発信|大阪在住

「未経験からいきなりフリーランスエンジニアってなれるのかな?」

こんな疑問に答えます。

フリーランスエンジニアは高収入でリモートワークができて、人間関係に悩まされにくいというメリットがあります。なによりも、自由度が高いと評判があります。

世間一般では、フリーランスエンジニアになるには、実務経験が2〜3年は必要といわれることが多いです。フリーランスは即戦力が求められるからですね。

SNSをみると、「実務未経験からフリーランスになりたい」という方をよく見かけます。実際に未経験からフリーランスになった人も、わずかながら存在しています。

では実務未経験からフリーランスエンジニアには、なれるのでしょうか?もしなれたとしても、その後やっていけるのかも気になりますよね。

そこで今回は、実務未経験からフリーランスエンジニアになるのは、現実的かどうかを解説します。

僕は実務経験1年でフリーランスエンジニアになりました。フリーランスに必要なスキル感なども把握していますので、実体験を基にお伝えします。

記事の後半では、「最低でも1年以上の経験があれば市場価値は上がる」についても解説しました。

3分ほどでお読みいただけるので、ぜひ最後までご覧ください。

実務未経験からフリーランスエンジニアは再現性が低い理由

結論から言うと、実務未経験でフリーランスになるのは、再現性が低いです。

理由は以下の通り。

  • フリーランスには即戦力が求められる
  • 実務未経験向けの案件はほぼないから
  • 運良く参画できても、ついていけない
  • 運良く参画できても発信力がつかない
  • スキル不足だと簡単に契約が切られる

その1:フリーランスエンジニアには、即戦力が求められる

フリーランスエンジニアを採用する企業は、フリーランスに対して即戦力を求めています。

フリーランスエンジニアの収入は2年ほどの経験者であれば50万円以上は通常です。単価が高い傾向にあるため、企業側は未経験者をフリーランスとして雇うメリットがないんですよね。

たとえば正社員やアルバイトであれば、求人を見ると未経験者でも応募可能な枠があります。でもフリーランスの求人で「未経験可」という表記は、ほぼありません。

とはいえ、世の中には未経験からいきなりフリーランスになった人も、少数ですが存在します。しかし、そんな彼らのSNSやブログを見ると、友人や知人のコネを使っているか、独学で鬼のように勉強していたかのどちらかが大半です。

そのため、実務未経験からフリーランスエンジニアは、再現性が低いのです。

その2:実務未経験向けの案件はほぼないから

実務未経験者向けの案件は、ほぼありません。先述したように、フリーランスには即戦力が求められているので、戦力にならないフリーランスを雇うメリットが、企業側にないのです。

たとえば、下記の2名がいるとするならば、あなたはどちらを雇いたいですか?

  • 月50万円で未経験者(フリーランス)
  • 月25万円で未経験者(正社員)

僕なら確実に正社員を雇います。月のコストが25万円低いですし、自社の社員なので教育するメリットがありますよね。

未経験者でもテスターや雑用などのヘルプデスクであれば、探せばフリーランスの案件は見つかるかもしれません。でもテスターや雑用でフリーランス案件に入れたとしても、その後に実務経験が積める保証はありません。

なので、未経験者向けの実務経験が積めるフリーランスの案件は、ほぼないのです。

その3:運良く案件に参画できても、その後ついていけない

未経験でもフリーランスエージェントや知人や友人のコネをつかえば、案件に参画できなくはないです。数を打てば当たる理論ですね。

しかし、仮に運良く案件に参画できたとしても、その後実務についていけなくて苦労します。

僕は実務経験1年でフリーランスになりましたが、それでも最初の3ヶ月くらいはついていけなくて、納期が遅れそうになったりもしました。

プライベートでも独学したり、昼休み時間をとらずに学習したりして、ようやく慣れていった感じです。1年でもこんな感じなので、実務未経験からだと、もっときついと思います。

以下の記事では、フリーランスになるタイミングや必要な準備について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

再現性が低い理由4:運良く参画できても発信力がつかない

運良く未経験からいきなりフリーランスエンジニアになれたとしても、発信力がつかないです。ちなみに発信力とは、ブログやSNS等で行う情報発信の影響力のことです。

もしあなたがフリーランスになって、インフルエンサーのように情報発信をしていきたいなら、再現性を重視すべきかと。

たとえば実務未経験からフリーランスになれたとします。その後にあなたが情報発信をして、それをみた他の人が、あなたと同じように未経験からフリーランスになれるかといわれると、難しいですよね。つまり、再現性のないノウハウということです。

それなら、自身も経験を積んでからフリーランスにステップアップしていった方が、再現性があるので発信力もつきます。そのため、周囲の人にも良い影響を与えやすいです。

その5:スキル不足だと契約が切られる

フリーランスはスキル不足とみなされた場合、契約が切られるというリスクがあります。正社員だとクビになることはないですが、フリーランスは契約なので、もちろん契約解除されることがあります。

たとえば、

  • 納期が大幅に遅れる
  • 質問回数が多い
  • 知識不足で話が噛み合わない

といったような状態だと、スキル不足とみなされてしまいます。

正社員なら多少質問が多くても、上司が教えてくれたりしますが、フリーランスはそうはいかないですからね。

1年以上の実務経験があれば、フリーランス案件は見つかりやすい

ここまでの内容で、「実務未経験からフリーランスは、やはり厳しいのか...」と思われた方もいると思います。

たしかに実務未経験でフリーランスは厳しいです。しかし、最低でも1年以上の実務経験があれば、フリーランスとしてやっていける確率は大幅に上がります。

  • たった1年の経験でも、市場価値はあがる
  • 安定的に行くなら2年以上の経験はほしい

たった1年の経験でも、市場価値はあがる

1年と聞くと長いように思えるかもしれませんが、長い人生で見るとたった1年です。この短い期間でも、エンジニアとしての市場価値はグンと上がります。

なぜこう言い切れるかというと、僕自身が実務経験1年で収入が大幅に上がったからですね。

エンジニア1年目の僕は正社員で、当時の時給はたったの1,200円。しかし、1年の実務経験を積みフリーランスに独立した初月から、時給2,500円を超えたんですよね。

IT業界は実務未経験者と1年でも経験のある人とでは、市場価値が大きく変わってくるのです。

なので、いますぐフリーランスになりたいという方でも、最低1年以上は経験を積んだ方がまだ安全です。

安定的に行くなら2年以上の経験はほしい

より安定的に行くなら、2年以上の経験はあった方が良いです。実務未経験はさておき、1年でもフリーランスになれなくはないですが、最初はスキル不足だと実感すると思います。

実力がないとついていけず、つらい思いをするので、それに耐え切れるメンタルがあれば実務経験1年で独立してもいいです。

とはいえ、2年以上の経験を積んでからフリーランスになった方が安定的ではあります。

フリーランスエンジニアになるなら、先に就職した方が良い

フリーランスエンジニアになるなら、先に会社に就職した方が良いです。

その理由は以下の通り。

  • 正社員は徐々にスキルアップできる
  • 正社員には契約切りがない

正社員は徐々にスキルアップできる

正社員は徐々にスキルアップすることができます。正社員の未経験枠は、基本的にポテンシャル採用なので、教育体制が整っているところが大半です。

たとえば僕は、未経験からエンジニアになった時の業務の流れは、以下の通りでした。

  • 最初はJavaの研修を1ヶ月ほど
  • 次に簡単なWebサイト改修案件
  • 次にJavaの新規機能追加案件

上記の通りで、徐々に案件の難易度が上がっていっていました。いうまでもなくフリーランスだと研修なんてないですし、いきなりヘビーな業務を任されることもあります。

ですので、一旦正社員として入社し、実務経験を積み上げるのが得策です。

以下の記事では、プログラマー1年目の出来事についてまとめていますので、参考に読んでみてください。

正社員には契約切りがない

フリーランスは契約切りが存在しますが、正社員には契約を切られるリスクがありません。なので、そういった意味では正社員の方が精神的にも安定します。

気持ち的に楽な方が、伸び伸びとスキルを身につけられますからね。

まずは会社に就職してから、徐々に技術を磨いていった方が良いです。

それでも実務未経験からフリーランスエンジニアになりたいなら

それでも未経験からフリーランスになりたい方もいるかと思います。

そこで、未経験からフリーランスになるために効果的な3つの方法をご紹介します。

  • 独学で技術を磨きまくる
  • フリーランスを目指せるスクールを受講
  • 知人や友人にお願いする

独学で技術を磨きまくる

まずは独学で技術は磨いておきましょう。フリーランスになるなら、当然ですが技術力が必要です。

ググりながらでもいいので、ある程度ひとりでアプリ開発ができるレベルは必須です。未経験からフリーランスエンジニアになるなら、空き時間は全て学習に費やすくらいの覚悟が必要ですね。

以下の記事では、プログラミングの独学方法についてまとめていますので、ぜひ読んでみてください。

フリーランスを目指せるスクールを受講する

フリーランスエンジニアを目指せるプログラミングスクールがありますので、そちらを活用するのもいいでしょう。

一度、無料カウンセリングでいろいろ話を聞いたり、疑問に思っていることなどを相談してみるのも良いですね。

以下の記事では、プログラミングスクールを比較表にまとめていますので、自分にあったところを探してみてください。

知人や友人にお願いする

3つ目の方法は、知人や友人に案件の紹介をお願いすることです。

フリーランスの案件を紹介してくれそうな人がいることが前提ではありますが、もしいるなら頼んでみるのもありですね。

ちなみに僕の周りにはまずそういった紹介をしてくれる人はいませんので、フリーランスのエージェントを活用しました。

エージェントは実務経験1年以上あれば、案件を紹介してくれますが、未経験だと紹介してくれません。

なので、実務未経験からフリーランスになるなら、知人や友人にお願いするのが早いです。

フリーランスエンジニアになるなら、焦らなくてOK:まとめ

フリーランスエンジニアになるなら、別に焦らなくても良いです。焦ってなれたとしてもその後がしんどいですからね。

僕もチャレンジャーな方ではありますが、それでも実務経験1年は積まないと不安でしたので、先に経験値を貯めました。

長い人生1年や2年なんて、そんなに大差はありませんので、まずは会社で実務経験を積むことをお勧めします。

以下の記事では、フリーランスエンジニアになるためのロードマップをご紹介していますので、あわせて読んでみてください。

  • この記事を書いた人

シン

フリーランスエンジニア|Oracle認定Java Gold保有|全日本SEO協会認定 SEO検定全級保有(1〜4級)|プログラミング、エンジニア、SEO情報を発信|大阪在住