本記事の内容
- ペルソナ設定をする理由
- ペルソナの作り方と考え方
- ペルソナ設定後のライバルチェックのやり方
ブログ記事のペルソナ設定は、直接的なSEO対策にはなりませんが、上位表示を目指す上で非常に重要です。
しかし、ペルソナをうまく設定する方法がわからなかったり、そもそもペルソナってなんぞや?という方もいると思います。
そこで今回は「ブログのペルソナの作り方や考え方」について、わかりやすく解説していきます。
本記事を読み終わる頃には、「ペルソナ」について詳しくなれていることでしょう。
3分ほどでお読みいただけるので、ぜひこの記事でブログのペルソナ設定をマスターしていってくださいね。
目次
ブログでペルソナを設定する理由
前提として、下記2点について解説していきます。
- ペルソナとは何か?
- ペルソナを設定する理由
ペルソナとは
まずブログのペルソナとは、いわゆる「想定読者・読者像」のことを言います。
「ターゲット」と言い換えることもできますね。
ブログで収益を上げていくのであれば、読者が求めている悩みに対して解決できる記事を書く必要があります。
誰のどんな悩みに対して記事を書くのか、「ペルソナを設定」することは必須です。
ペルソナ設定をする理由
ペルソナ設定をする理由は、特定の人の悩みに答えられる記事を書くためです。
ペルソナ設定をしないと、「誰に向けて書いてるのか」がわからなくなり、記事内容が抽象的になりがちです。
そうなると、せっかく見にきてくれた読者も「ん〜この記事なんか私が知りたいこととちょっと違うんだよなぁ〜」と思い、離脱されます。
離脱されると、滞在時間が減って離脱率があがり、Googleから「この記事は有益ではないな。よし検索順位を落とそう」となりかねません。
記事を書く前にペルソナを決めてから、執筆する様にしていきましょう。
ブログのペルソナの作り方と考え方
ここからはブログのペルソナの作り方や決めるタイミングについて解説していきます。
結論を先にお伝えすると、下記の通りになります。
- ブログのペルソナの作り方は「過去の自分」or「仮想の読者」
- ブログのペルソナを設定するタイミングは「キーワード選定の後」
詳しく解説していきますね。
ペルソナの作り方
ペルソナの作り方は人によって様々です。たとえば、下記のように詳細に設定をされる方もいます。
年齢・性別・職業・趣味・特技・悩み事・既婚or未婚・休日の過ごし方
結論から言うと、上記の全てを設定する必要はありません。
そもそも見ず知らずの読者像をそんな具体的に想像なんてできないですよね。
個人的には「過去の自分or仮想の読者」の2つのどちらかで良いかと思います。
たとえば、過去の自分がサッカーのリフティングができなくて悩んでいるシーンを例にしてみます。
- 悩み事:サッカーのリフティングができない
- ターゲット:過去の自分
- 知りたいこと:サッカーのリフティングができないので、コツとか知りたい
ペルソナ設定のイメージはこんな感じでOKです。
設定ができたら、あとはサッカーのリフティングが上手くなるコツを書いてあげれば良いですね
ポイントは、「〇〇について、もし自分が悩んでいたら、どんな情報があったら嬉しいか」を具体的にイメージする事です。
ネタにもよりますが、基本的に年代とか性別とかまで詳しく考えなくても良いと思われます。
想定読者になり切る
ペルソナを設定したら、想定読者になり切りましょう。
過去の自分なら、過去に自分が悩んでいた時のことを具体的に思い出してみて下さい。
ただ、必ずしも過去の自分が悩んでいたことを記事ネタにするかはわからないと思います。
たとえば、バレーボールをやったことがないけれど、興味があるので書いてみたいという場合があるとします。
この場合だと、やったことがない=「悩んだこともない」ですよね。これだとペルソナを過去の自分にすることができません。
ですので、この場合の解決策は、「仮想の読者になり切る」ことです。
- 狙うKW:「バレーボール 上手くなる方法 サーブ」
- 想定読者:バレーボールのサーブが上手くなりたい人
- あなた:②の人の立場に立って考える
こんなイメージですね。過去の自分、仮想の読者、どちらにしても想定読者になり切ることで「客観視」することができます。
そうすれば、「必要な情報は何か」がだんだんと見えてきます。
ペルソナの決め方(タイミング)
ではペルソナを決めるタイミングについて解説していきます。ペルソナを設定するタイミングは下記になります。
- 執筆ジャンルを決める
- キーワード選定をする
- ペルソナを決める←ココ
- ライバルチェックをする
- タイトルを決める
- 見出しを作る
- 本文執筆する
キーワード選定後に「ペルソナ設定」をしましょう。
上位記事の確認をする際に、想定読者になりきって記事を確認するためですね。
ブログの書く手順に関しては下記記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
ブログのペルソナ設定後のライバルチェックのやり方
ブログのペルソナは設定するだけではまだ足りません。
ペルソナ設定後で重要なのは、繰り返しですが「想定読者になり切る」ことです。
その上で、どのようにして「ライバルチェックをしていくのか」についてこれからお話ししていきます。
想定読者の立場で検索上位の記事を読む
ペルソナ設定をしたら、実際に狙うキーワードで検索をし、すでに上位に上がっている記事を1~5サイトほど確認をしていきます。
これをしないと「競合よりも質の低い記事を書いてしまう可能性がある」ので、ライバルチェックは必ずしておきましょう。
では想定読者の立場に立って上位記事をどう読むのか?についてですが、こちらは以下のポイントをみて下さい。
- 為になった情報
- 足りない情報
- 無駄な情報
為になった情報はご自身の記事にも取り入れ、足りない情報は追記をし、無駄な情報は省く。
こうすることで、ライバル記事よりも「質の高い記事」を書くことができます。
はじめはなんとなくでもいいので、想定読者の立場に立って考える練習をしていきましょう。次第に慣れてきます。
ライバルチェックの具体的なやり方に関しては、下記記事を参考にしてみてください。
上位記事に足りない情報や欲しい情報を書く
大事なことなので繰り返しますが、ご自身が実際に「読者の立場に立ち」上位の記事を確認しましょう。
それができたら、上位記事に足りない情報や、もっとこんな情報があると良いなと思うものはどんどん取り入れていきましょう。
読者の悩みを解決するには、その人が求めている答えを提示することはもちろん必要です。
その上で、「潜在ニーズを満たす情報を書く」ことが、ライバル記事と差別化をする上で重要になってきます。
読者が求めている「期待値以上の記事」になるように、心がけていきましょう。
質の高い記事を書く方法は下記記事を参考にしてみてください。
ブログのペルソナの作り方と考え方:まとめ
本記事のまとめ
- ペルソナの作り方は「過去の自分」or「仮想の読者」
- ペルソナ設定後は「想定読者になり切る」
- 想定読者になりきった上で「ライバルチェック」をする
ペルソナは過去の自分、それができなければ仮想の読者をイメージしてみて下さい。
ポイントは、
「〇〇について自分は悩んでいるけど、こんな情報が欲しいなぁ」
と、自分が読者の立場に立って思考することです。
ペルソナ設定が上手くできる様になると、特定の人にささりやすい記事が書けるようになります。
今回はここまでとなります。