プログラミング

プログラマーはタイピングが遅いと非効率な理由と対策

プログラマーでタイピングが遅いのは非効率
shin-memo

プログラマーでタイピング速度が遅いってどうなのかな?これから仕事をしていく上で、やっぱりタイピングは遅いとダメ?

こんなお悩みにお答えします。

この記事で解説する「タイピングが遅いと非効率な理由と対策」を読むことで、タイピング速度をあげられるだけでなく、ブラインドタッチを習得して効率よくプログラミングができるようになりますよ。

シン
シン

実際に僕は現役のフリーランスプログラマーです。本記事でお伝えする方法を実践した結果、1ヶ月で高速ブラインドタッチを習得できました。

プログラマーは1日中パソコンで作業をすることが多いので、タイピング速度が遅いのは非効率です。タイピング速度は無料のサイトで練習をすれば向上できます。毎日30分から1時間ほど練習すれば、1〜2ヶ月くらいで爆速にできます。短期間で「一生使えるスキル」を無料で習得が可能です。その方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

タイピング速度が遅くてもプログラマーになることは可能【前提】

前提として、タイピング速度が遅くても、プログラマーになることはできる理由を解説します。以下の2点をみていきましょう。

  1. 面接でタイピングスピードが問われることはほぼない
  2. タイピング速度が遅くても仕事はやっていける

面接でタイピングスピードが問われることはほぼない

プログラマーの採用面接で、タイピングスピードが問われることは、ほとんどありません。タイピング速度よりも、重要なことはたくさんあります。僕自身、未経験からプログラマーになる際に、10社ほど面接を受けました。その際、1度もタイピング速度について問われたことはありません。

なので未経験からプログラマーを目指している方の中で、現時点でタイピングが遅いとしても、特に問題はないので安心してくださいね。

タイピング速度が遅くても仕事はやっていける

プログラマーはタイピング速度が遅くても、仕事はやっていけます。実際にタイピング速度が遅いプログラマーも、なかにはいるようです(僕は出会ったことがありませんが…)

たしかにタイピング速度が遅いと、全く仕事にならないという場面は、ほぼないんですよね。とはいえ、個人的にプログラマーは、タイピング速度は絶対に速い方が有利だと思っています。

プログラマーはタイピングが遅いと非効率な3つの理由

プログラマーはタイピング速度が遅いと、非効率です。理由について、以下の3つを解説していきます。

  1. 1日の大半はパソコンで作業している
  2. タイピングのスピードは1~2ヶ月程度で向上できる
  3. プロを名乗るならブラインドタッチはできて当然

理由1:1日の大半はパソコンで作業している

プログラマーは、1日の大半の時間はパソコンで作業をしています。そのため、タイピング速度が遅いと明らかに時間効率が悪いです。以下の例をご覧ください。

  • Aさん:1分間で日本語を30文字入力できる
  • Bさん:1分間で日本語を40文字入力できる

上記の2人を見比べてみると、1分で10文字の差がありますね。10分で100文字。60分で600文字の差が生まれます。たとえば1日合計で3時間パソコンで入力作業をする場合、その差は1,800文字。1ヶ月になると、36,000文字です。

Bさんの方が、生産性が高いと言えますよね。もちろん文章だけで生産性が評価されるわけではありませんが、遅いより速い方が圧倒的に得です。このことから見ても、明らかにタイピングが遅いと損をしているんです。

ITエンジニアがパソコンでタイピングをするシーンとは

プログラマーに限らず、ITエンジニアは全般的にタイピングをする機会が多いです。たとえば、以下のシーンがあげられます。

  • 要件定義書の作成
  • 基本設計書の作成
  • 詳細設計書の作成
  • プログラミング
  • テスト仕様書の作成
  • メール連絡
  • チャット連絡

いまパッとあげただけでも、こんなにもタイピングをする機会があるのです。これだけタイピングをする機会が多いのなら、タイピング速度が遅いことが、いかに非効率なのかは予想できます。

理由2:タイピングのスピードは1~2ヶ月程度で向上できる

タイピングのスピードは、1〜2ヶ月ほどで向上できます。特別な才能やセンスは不要です。僕自身プログラマーになる前は、タイピングがあまり速くなかったです。

でも1ヶ月間毎日30分タイピングの練習をした結果、いまでは高速入力でブラインドタッチができるようになりました。タイピングは正しいやり方で練習をすれば、習得するのは難しいことではありません。

理由3:プロを名乗るならブラインドタッチはできて当然

プログラマーとして働く以上、プロ意識をもつことは必要です。プロだったら、タイピングは速い方が良いのはもちろんのこと、ブラインドタッチもできて当然だと思うんですよね。

そもそもプログラマーには、納期があります。少しでも早く納期に間に合わせる為にも、タイピングは速い方が作業効率が上がります。スケジュールを前倒しにすることができれば、チーム全体の生産性もあがります。

プログラマーに必要なタイピング速度は?検証してみた

プログラマーに必要なタイピングの速度は、どのくらいでしょうか?結論からいうと、1分間に209文字以上入力できて実用レベルです。

実際に現役エンジニアの僕が、タイピングを図ってみましたので、そちらも参考にしてみてください。

最低でもe-typingの「A-」は必要

最低でも、e-typingのA-ランクは必要です。A-ランクは、1分間に209~225文字入力できるレベルです。e-typingとは、無料でタイピングの練習をできるサイトです。

たとえば以下の表をご覧ください。

e-typing表
画像引用元:e-typing公式サイト

上記はe-typingの公式サイトですが、表を見るとA-ランクで実用レベルです。1分で209文字といっても、練習をすればそこまで難しくない数値ですよ。

現役プログラマーの僕が検証した結果

現役プログラマーの僕が、e-typingでタイピング速度を検証してみました。

タイピング速度検証

一発勝負で挑みましたが、結果は、Good!ランクでした。ちなみにGood!は1分間で277~299文字入力すればOKです。思ってたよりも悪くはないのではないでしょうか。

僕はわりとタイピングは、速い方だと思います。いつもブログを書いていますので、そのおかげもあるかなと。

プログラマーはタイピングの速さと正確さの両方が必要

プログラマーはタイピングの速さだけでなく、正確さも同じくらい重要です。

以下の2点について解説していきますね。

  1. プログラミングや設計書の作成は「速さ×正確性」が重要
  2. 速さと正確性を手に入れるにはブラインドタッチが必要

プログラミングや設計書の作成は「正確性」が最も重要

プログラミングや設計書の作成において重要なのは「正確性」です。プログラミングはコーディングが速くても、正確性がなければバグを生み出しやすいです。

たった1文字間違えるだけでもエラーが出る世界。バグが発生すると修正に時間がかかります。設計書は誤字脱字があると、それをみた人が意味を理解できなかったりします。タイピングは「正確性が最も重要」です。

速さと正確性を手に入れるにはブラインドタッチが必要

タイピングの速さと正確性を手に入れるには、ブラインドタッチの習得が必須です。ブラインドタッチができると、キーボードを見ずに文字を打つことができるので、別の画面や資料を見ながらタイピングができますよね。

もちろんブラインドタッチができなくても、キーボードを正確に打つことはできます。しかし、それだとキーボードと画面を交互に見ないといけないので、無駄な時間が発生します。速さと正確性を手に入れるなら、ブラインドタッチを習得することが近道です。

プログラマーがタイピング速度を向上させる為の練習方法

プログラマーがタイピング速度を向上させる為の、練習方法をご紹介します。以下の3つが「効率よくタイピング速度を上げる方法」です。

  1. タイピング練習の目標設定をする
  2. タイピングの練習サイトを活用する
  3. 技術ブログを運営する

順番に解説していきます。

その1:タイピングの目標設定をする

まずはタイピングの目標を設定しましょう。目標を決めておかないと、人はなかなか行動できないからですね。たとえば、

  • タイピングをする目的:仕事の作業効率を上げるため
  • 練習期間:2ヶ月間
  • 目標達成のための手段:タイピングサイトを活用。1日30分は毎日練習する

上記のイメージで設定してみると良いです。僕もこんな感じで目標を設定してやっていましたけど、結果的に1ヶ月でブラインドタッチを習得して、タイピング速度も速くなりました。まずは目標設定をやってみてください。

その2:タイピングの練習サイトを活用する

目標設定ができましたら、タイピングの練習サイトを活用しましょう。練習サイトはいくつかありますが、うまく使い分けると良いですよ。

まずはブラインドタッチをみにつける:タイピスト

まずはブラインドタッチを身につけることが先です。ブラインドタッチができると、キーボードを見ずに入力ができるので、正確性が身についています。

プログラマーにはコーディングや設計書の作成などの正確性が求められる重要な工程があります。ブラインドタッチを身につけるなら、タイピストがおすすめです。

タイピスト
Mac版:タイピスト

タイピストはキーボードを正しい位置で入力するための、練習が行えます。僕自身、タイピストを1ヶ月ほどプレイして、ブラインドタッチができるようになりました。MacとWindowsどちらでもできますよ。無料なので、ぜひインストールして試してみてください。

次に速度を身につける:e-typing

ブラインドタッチを習得できたら、次にタイピングの速度をあげていきましょう。正確性があるだけでは、作業時間を短縮することは難しいです。速度を向上させるなら、先ほどもご紹介しましたe-typingでOKです。

e-typing
e-typing

こちらも無料でできるので、ぜひ。

楽しみながら速度を底上げする:寿司打

タイピングの速度を上げるなら、寿司打もおすすめです。

寿司打
寿司打

寿司打は入力に応じて回転寿司の皿が積み上がっていき、皿の数でスコアがでます。ゲーム感覚で楽しみながら、タイピングの練習ができますよ。

その3:技術ブログを運営する

タイピング速度をあげるなら、技術ブログを運営するのは効果的です。ブログをたくさん書けば、タイピング速度が向上します。

それだけではなく、技術のアウトプットもできますし、Googleアドセンスなどのクリック広告を貼っておけば収益を得ることも可能です。ブログは10分もあれば開設できますので、興味のある方は以下の記事を参考にしてみてください。

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プログラマーがタイピング速度を向上させるコツ2つ

プログラマーがタイピング速度を向上させるコツを、2つご紹介します。

  1. キー入力はホームポジションで
  2. 毎日30分は必ずやる

コツ1:キー入力はホームポジションで

キーボードは必ずホームポジションで入力しましょう。ホームポジションとは、どの指でどのキーを入力するのか、基本となるポジションです。

ホームポジション
ホームポジション

たとえば、Enterやdeleteは右手の小指、Fは左手の人差し指で入力をするのが基本です。先ほどご紹介したタイピストであれば、どの指でどこを入力すべきかをサポートしてくれます。

ホームポジションで入力ができるようになれば、ブラインドタッチも次第にできるようになります。タイピストで練習しておけば、ホームポジションで入力ができるようになりますよ。

コツ2:毎日30分は必ずやる

コツというより、ポイントにはなりますが、毎日30分はやるようにしてください。というのも、習慣化できないと、習得までに時間がかかってしまうからですね。パソコンで何か作業や学習をする前に、ウォーミングアップがてらでいいので、タイピング練習を取り入れてみてください。

毎日やることで習慣化していきます。はじめは億劫に感じるかもしれませんが、次第に慣れていきます。1〜2ヶ月ほど毎日続ければ、高速入力でブラインドタッチができるようになるはずです。

プログラマーならタイピング速度を上げて業務効率を高めよう

プログラマーでタイピングが遅いと非効率な理由と、タイピング速度を向上させる方法をご紹介しました。

本記事の要約
  • タイピングが遅くてもプログラマーになれる
  • しかし基本的に遅いのは非効率
  • タイピングは1~2ヶ月程度で速度は向上できる
  • e-typingの「A-」は必要
  • タイピングは速さと正確さが必要
  • 目標設定を行い、練習サイトを活用する
  • 技術ブログを運営するのも効果的
  • キーボードは必ずホームポジションで入力
  • 毎日30分はタイピングの練習をする

上記の通りです。タイピングは速さと正確性が重要です。速さと正確性を手に入れるには、ブラインドタッチを習得する必要があります。一度タイピングのスキルを身につければ、一生使えます。

毎日練習をすれば、1〜2ヶ月ほどで身につけられるので、練習しないと損です。ぜひ今日からでも始めてみてください。

以下の記事では、未経験からプログラマーになる方法をまとめていますので、ご参考ください。

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以下ではエンジニア転職支援付きのスクールを厳選していますので、未経験から効率よくエンジニアになりたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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シン
フリーランスエンジニア
フリーランスエンジニア【経歴】配送業→販売員→プログラマー→独立【保有資格】Oracle認定Java Gold、全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト、SEO検定全級、ITパスポート【発信内容】プログラミング、エンジニア転職、SEO
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