「これからプログラミングを始めようと思っているのだけど、事前準備とかどうすれば良いのかな?学習方法も教えて欲しい。」
このようなお悩みをお持ちの方へ。
本記事では、「プログラミングとは何か?」から「具体的な学習方法」についてご紹介してまいります。
僕は2020年10月にエンジニアに転職しました。現在は大阪の受託開発会社で勤務しており、プログラミング言語のJavaを使って開発をしています。これからお伝えする情報の信ぴょう性はあるかなと。
記事の後半では、僕がどのようにしてプログラミングスキルを身につけ、エンジニアに転職したのかについても解説しました。
ぜひ良いプログラミングライフをスタートしてみてください。
目次
そもそもプログラミングとは何か【前提】
まずはプログラミングとは何か?についてみていきましょう。
- プログラミングとは
- プログラミング言語一覧
プログラミングとは
プログラミングとは、簡単にいうと「コンピュータに指示出しを行う」ことをいいます。
僕たちの周りにあるあらゆるものは、プログラミングによって動作しています。
たとえば電子レンジやエアコンなどの家電製品、エレベーターやエスカレーターなどなど。他にもスマートフォンやパソコンも全てプログラミングがあることで動作しています。

プログラミング言語一覧
世の中にあるプログラミング言語は、いったいどのようなものがあるのでしょうか?
主に人気なプログラミング言語は下記ですね。
HTML、CSS、JavaScript、Java、C、PHP、Ruby、Python
他にもプログラミング言語はたくさんありますが、ここでは割愛します。
HTMLやCSSは正確にはマークアップ言語と呼ばれており、この二つは主にWebサイトやWebアプリケーションの見た目のデザインを作るための言語となります。
JavaScriptはWebサイトに動きをつけるための言語です。
JavaからPythonは主にバックエンドで動く言語で、たとえばボタンを押したときに入力情報を送信したりするときに動作します。
プログラミングのスキルを身につける3つのメリット
プログラミングスキルを身につけるメリットを3つご紹介します。
- ものづくりができるようになる
- 将来性がある
- 市場価値が高まり需要のある人材になれる
上記の通り。順に見ていきましょう。
メリット①:ものがつくれるようになる
プログラミングスキルを身につける1つ目のメリットは、「ものづくりができるようになること」です。
「ものってなんぞや?」という方に説明しますと、以下がここでいう「もの」になります。
- Webアプリケーション:Twitterやメルカリなど、Web画面上で動くアプリケーションのこと。
- Web制作:Webサイト制作
- モバイルアプリ:iPhoneやAndroidアプリ
- 組み込み系アプリ:エアコンやテレビのリモコン、その他家電製品やスマホやパソコンなどの電子機器
今の時代、携帯電話といえばiPhoneやAndroidスマホを使われている方が大半ですよね。そして多くの方はLINEやYouTubeを見たりしますよね。
これらのアプリは、全てプログラミングでできています。

メリット②:将来性がある
プログラミングスキルを身につける2つ目のメリットは、「将来性がある」です。
世の中の多くのものは、プログラミングによって成り立っていると言っても過言ではありません。
たとえば、スーパーのレジも自動化になりつつありますよね。そしてお金を払うときも、電子決済ができるようになっています。
それらのアプリも、全てはプログラミングによって開発されています。
自動化されるということは、職がだんだんとなくなっていきますよね。そして自動化する側であるプログラマーの職がなくなるということは、今のところ考えにくいです。
なのでプログラミングスキルを身につけたITエンジニアは「将来性がある」ということです。
メリット③:市場価値が高まり需要のある人材になれる
プログラミングのスキルを身につける3つ目のメリットは、「市場価値が高まり需要のある人材になれる」です。
プログラミングは誰でも簡単に始めることはできますが、スキルを習得するのは簡単ではありません。
僕自身、1000時間はプログラミング学習に費やしました。その後エンジニアに転職をし、実務経験1年を積み「ようやく脱初心者レベルになってきたかな」というくらいです。
習得難易度が高いスキルは価値があります。そして価値あるスキルを持っているということは、需要のある人材ということになります。
プログラマーとして1年の実務経験があれば、年収400万円は超えますし、中には1年で独立してフリーランスとして月50万円以上稼ぐ方もいます。僕自身も実務経験1年で独立し、月50万円稼げるエンジニアになれました。
副業で月5万円〜10万円ほどを稼ぐこともできます。
そしてプログラミングは継続さえすれば、センスは関係なく習得することができますよ。
プログラミングの始め方【事前準備】
プログラミングを始めるにあたり、事前に必要なものを解説していきます。
主に以下の事前準備が必要です。
- パソコン(MacBook推奨)
- ネット環境
- プログラミングを始める目的を決める
- 目的にあった言語を選ぶ
順にみていきましょう。
事前準備①:パソコン(MacBook推奨)
プログラミングをするには、パソコンが必須になります。
パソコンはWindows用のゲーム開発をするならWindowsで良いです。そうでなければ、MacBookにしておきましょう。
僕は本業はWindowsで、家ではMacBookを使っているので言えるのですが、Windowsは設定がやや複雑だったりします。なので初心者はどちらかというと操作性がシンプルなMacBookが良いかなと。
世の中のWeb系エンジニアの大半はMacBookを使っていますし、特にWebアプリケーションやiPhoneアプリを制作したい方は、Macにしておきましょう。
Macはデスクトップだと持ち運びができないので、ノート型が良いですよ。
事前準備②:ネット環境
続いてインターネット環境がない方は、ネット環境を用意しましょう。
インターネットサービスは光回線の方が速度が速いですが、場所によっては大掛かりな回線工事が必要になります。
一方で工事不要の置き型のWi-Fiがあるので、面倒な工事をしたくないという方はそちらが良いでしょう。
僕はソフトバンクエアーというWi-Fiを使っていまして、こちらコンセントに挿すだけでネットが使えるようになるので、めちゃくちゃ楽です。
>>工事不要!インターネット使い放題【SoftBank Air】
事前準備③:プログラミングを始める目的決める
次にプログラミングを始める目的をざっくりでもいいので決めていきましょう。
目的(ゴール)がないと、モチベーションが続かないからですね。既に決まっている方は飛ばしていただいてOKです。
たとえば僕の場合だと、プログラミングを始めたきっかけが、
- 何か新しいことにチャレンジしたかった
- 将来フリーランスになってリモートで稼げるようになりたい
- 今まで何をやっても中途半端だった人生を変えたかった
こんなかんじです笑
単純に「稼ぎたいから」とかでもいいですし、作りたいものがあるなら、それが目的でもいいと思います。
事前準備④:目的にあった言語を選ぶ
目的にあったプログラミング言語を選びましょう。たとえば以下の通り。
- Webアプリケーションを作りたい:Java,Ruby,Python
- Webサイト制作がしたい:PHP,JavaScript
- AIの開発をしたい:Python
- iPhoneアプリが作りたい:Swift
- Androidアプリを作りたい:Java,Kotlin
言語は何か一つでOKです。
何か一つを決めたら、あとは追加で「HTML/CSS」は必須なので学んでいきましょう。
僕は、HTML→CSS→Ruby→Javaという感じで学びました。プログラミング言語は1つ習得すれば、考え方は似ているので他の言語も早く習得できるようになります。
ですがなるべく1つの言語を極めた方が、将来フリーランスになりたい方は案件数が増えるのでおすすめです。
もし迷ったら、初心者でも比較的難易度の低いRubyでOKですよ。僕は今ではJavaをやっていますが、最初はRubyから入りましたので。
プログラミングの始め方【学習方法】
プログラミングの始め方について解説していきます。
結論、以下の方法で学習していただければ良いです。
- 無料の学習サイトで学ぶ
- 本で学ぶ
- プログラミングスクールで学ぶ
順番に解説していきます。
学習方法①:無料の学習サイトで学ぶ
プログラミングを独学するなら、無料学習サイトで学びましょう。下記二つは解説が超わかりやすいのでおすすめです。
どちらでもいいと思いますが、僕はProgateで学びました。
いずれにしても、順番としては
HTML→CSS→目的にあった言語を何か一つ学ぶ
でいいOKです。Web制作をしたいなら、上記にプラスで「WordPress」「Bootstrap」「JavaScript」も学んでおくと良いでしょう。
学習方法②:本で学ぶ
学習サイトで学んだ後は、書籍で学習するのもありです。
プログラミング言語の資格を取得するために、書籍で学ぶのも勉強になりますよ。
言語の資格があれば将来的に転職に有利になりますし、知識も増えるので一石二鳥です。
学習方法③:プログラミングスクールで学ぶ
プログラミングの独学が難しい方や、効率よくプログラミングを学びたい方は、プログラミングスクールで学ぶといいです。
僕はプログラミングの独学に失敗したのでスクールに行きました。その後エンジニアに転職しました。
下記記事では、プログラミングスクールの比較をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
僕がプログラミングを始めてからエンジニアに転職するまで
参考までに、僕がどのようにしてプログラミングを学び、エンジニアに転職をしたのかについて少しお話しします。
結論、以下の流れでプログラミングを学び、エンジニアになりました。
- プログラミングの存在を知る
- フリーランスエンジニアの生き方に憧れる
- プログラミングを学習する
- エンジニアに転職する
2019年にプログラミングの存在を知り、テックアカデミー無料体験 を受講しました。
その後は少し時間が空き、2020年にプログラミングスクールのTECH CAMP で本格的にプログラミングを学びました。
そして同年にエンジニアに転職したという流れです。
下記記事では、TECH CAMPの評判についてまとめていますので、参考にしてみてください。
プログラミングを始めるなら独学かスクールどちらが良いか
プログラミングを始めるなら独学かスクールに行くのか、どちらが良いのかについても解説しますね。
- 独学が良い人の特徴
- スクールが良い人の特徴
順に見ていきましょう。
独学が良い人の特徴
プログラミングを独学することに向いている方の特徴は、
- マイペースでやりたい
- 自力で学習したい
- 費用をかけたくない
主に上記に当てはまる方は、独学が良いと思います。
プログラミングはもちろん独学でも学べますし、独学であればそこまで費用がかかりません。趣味でプログラミングをしてみたいという方も独学で良いかなと。
下記記事では、プログラミングスクールと独学どちらが良いのかご紹介していますので、一度目を通しておいてください。
プログラミングスクールが良い人の特徴
プログラミングスクールが良い人の特徴もみていきましょう。
- 効率よく学びたい
- 転職支援を受けたい
- 挫折せずに学びたい
- 副業でプログラミングをしたい
- 質問できる環境に身を置きたい
上記に当てはまる方は、プログラミングスクールが良いですよ。スクールは無料のところもでいいですし、金銭的に余裕があるなら有料にしておきましょう。
独学にせよスクールに行くにせよ、まずは無料のプログラミング体験を受けてみて、「自分にプログラミングの適性があるかどうか」を判断してみるのもありです。
僕自身、Tech Academyの無料体験を受けてみて、プログラミングの適性があると判断できました。
いきなり有料で大金払って失敗しないためにも、まずは無料体験を受けてみましょう。
プログラミングの始め方:まとめ
プログラミングの始め方について解説しました。本記事の内容を要約します。
- プログラミングスキルがあれば、市場価値の高い人材になれる
- プログラミングを始めるには、パソコンとインターネット環境があればOK
- プログラミングをやる目的を決め、目的にあった言語を選ぼう
- 無料の学習サイトか書籍、またはプログラミングスクールで学ぼう
- いずれにせよ無料体験を受けてみて、自分にプログラミングの適性があるかどうかを判断してみよう
ぜひ今日からプログラミングを始めてみてくださいね。
今回は以上です。