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Javaの条件分岐(if文)の書き方は?使い方についても

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Javaのif文(条件分岐)って何ですか?意味や書き方をわかりやすく解説してほしい。

こんなお悩みにお答えします。

運営者:シン
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フリーランスエンジニア|大阪在住|30歳【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクールTECH CAMP受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】プログラミング・エンジニア転職・フリーランス
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本記事で解説する「Javaのif文の書き方と使い方」をお読みいただければ、プログラミングを始めたばかりの方でも、Javaのif文の基礎を身につけられますよ。

シン
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実際に僕は現役エンジニアで、実務ではJavaを扱っています。実体験をもとに解説しますね。

if文は開発現場では頻繁に使われるので、この記事でマスターしていってください!

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Javaの条件分岐if文の基本概要

まずはif文基本から解説していきますね。

if文とは

if文とは、プログラミングで条件分岐をする際に使われる構文のことです。

条件分岐は「もし〜なら〜する」というように、条件を満たす場合に処理を行えます。

たとえば「もし財布に200円入っている場合、おにぎりを買う」というプログラムも作れます。

if文の基本構文

if文の基本構文は下記の通りです。

if(条件式){
  // 処理
}

条件式がtrue(真)なら処理を行い、false(偽)なら処理が行われません。

ifの条件式の後にelseをつけると、条件式がfalseの場合の処理を行えます。

if(条件式){
  // 処理A
}else{
  // 処理B
}

「もし条件式がtrueの場合、Aの処理を実行する。そうでなければBの処理を実行する。」というイメージです。

Javaの条件分岐if文の書き方【else if】

if文で複数の条件を書きたい場合は「else if」を使います。

else ifの書き方について解説していきますね。

else ifの書き方

else ifの書き方は以下の通りです。

if(条件式){
  // 処理A
}else if(条件式){
  // 処理B
}else{
  // 処理C
}

上記を解説すると、1つ目の条件式がtrueの場合にAの処理を実施。

1つ目の条件式がfalseで、2つ目の条件式がtrueの場合はBの処理を実施。

いずれにも合わない場合はCの処理を行います。

複数のelse ifの書き方

else ifは複数記述できます。

if(条件式){
  // 処理A
}else if(条件式){
  // 処理B
}else if(条件式){
  // 処理C
}else {
  // 処理D
}

複数の条件式を書くことはよくあるので、覚えておくと良いですね。

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Javaの条件分岐if文の書き方【or and not】

if文の条件式は、複数の値を比較したり繋げたりできます。

条件式はtrueの場合が基本ですが、否定系としても扱えます。

詳しく解説していきますね。

or(または)の書き方

if文では「AまたはBの条件式がtrueの場合、処理を実行する」という風に記述できます。

書き方は以下の通り。

if(条件式A || 条件式B){
  // 処理
}else{
  // 処理
}

上記は「条件式AまたはBに合う場合に処理を実行する。AにもBにも合わない場合はelseの処理を実行する」という意味です。「または」の記号は「||」を用います。

and(かつ)の書き方

if文では「AかつBがtrueの場合に処理を実行する」と記述できます。

書き方は下記の通り。

if(条件式A && 条件式B){
  // 処理
}else{
  // 処理
}

「かつ」は、AとBのどちらも、といった意味です。「かつ」の記号は「&&」を用います。

not(否定系)の書き方

if文では「!」を付けて、条件式を否定系(false)にできます。

例えば「条件に合わなければ」という感じです。

if(!条件式A){
  // 処理
}else{
  // 処理
}

通常のif文はtrue。否定系はfalseになります。

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Javaの条件分岐if文の使い方

Javaのif文の使い方も見ていきましょう。

比較

条件分岐で値の比較をする方法を解説します。

Javaでは下記の様に、値を比較するための演算子があります。

演算子役割
>a > baがbよりも大きければtrue。それ以外はfalseになる。
<a < baがbよりも小さければtrue。それ以外はfalseになる。
>=a >= baがb以上であればtrue。それ以外はfalseになる。
<=a <= baがb以下であればtrue。それ以外はfalseになる。
!=a != baとbが等しくない場合はtrue。それ以外はfalseになる。
==a == baがbと等しければtrue。それ以外はfalseになる。

上記の演算子を使い、条件分岐をしてみます。

class Test1 {

  public static void main(String[] args) {
    int num1 = 40;
    int num2 = 40;
    int num3 = 30;
    int num4 = 50;
    int num5 = 10;

    if (num1 > num2) {
      System.out.println("num1はnum2より大きいです");
    } else {
      System.out.println("num1はnum2より小さいです");
    }

    if (num1 < num3) {
      System.out.println("num1はnum3より小さいです");
    } else {
      System.out.println("num1はnum3より大きいです");
    }

    if(num1 >= num4){
      System.out.println("num1はnum4以上です");
    } else {
      System.out.println("num1はnum4未満です");
    }

    if(num1 <= num5){
      System.out.println("num1はnum5以下です");
    } else {
      System.out.println("num1はnum5より大きいです");
    }

    if(num1 != num2){
      System.out.println("num1はnum2と等しくないです");
    } else {
      System.out.println("num1はnum2と等しいです");
    }

    if (num1 == num3) {
      System.out.println("num1はnum3と等しいです");
    } else {
      System.out.println("num1はnum3と等しくないです");
    }

  }
}
実行結果:
num1はnum2より小さいです
num1はnum3より大きいです
num1はnum4未満です
num1はnum5より大きいです
num1はnum2と等しいです
num1はnum3と等しくないです

return

条件分岐の処理では「return」もよく使われます。

returnとは、値を返す、または以降の処理を行わないという役割があります。

class Test1 {

  public static void main(String[] args) {
    int num1 = 40;
    int num2 = 40;

    if (num1 > num2) {
      System.out.println("num1はnum2より大きいです");
      return;
    } else if(num1 >= num2){
      System.out.println("num1はnum2以上です");
      return;
    } else if(num1 == num2) {
      System.out.println("num1はnum2と等しいです");
      return;
    } else {
      System.out.println("num1はnum2より小さいです");
    }

    System.out.println("実行する");
  }
}
実行結果:
num1はnum2以上です

上記を解説すると、最後の処理で(”実行する”)を記述していますが、出力されていません。これは(”num1はnum2以上です”)の次の「return」によって処理が終わったからです。

returnは以降の処理を実行したくない時に使えます。

他にも値を返す時にも使用されます。

class Test1 {

  public static void main(String[] args) {
    System.out.println(test(30,20));
  }

  public static int test(int num1, int num2) {
      int num3 = 15;
      int num4 = 25;
      int num5 = 35;
      
      if (num1 > num2) {
        System.out.println("num1はnum2より大きいです");
        return num3;
      } else if(num1 >= num2){
        System.out.println("num1はnum2以上です");  
        return num4;
      } else {
        System.out.println("num1はnum2より小さいです");
        return num5;
      }
  }

}

上記はmainメソッドでtestメソッドに引数として30と20を渡しています。num1が30でnum2が20で両方の値を条件分岐で比較しています。

結果はnum1の方が大きいため、returnでnum3の15が返されました。

実行結果:
num1はnum2より大きいです
15

Javaの条件分岐「if文」の書き方と使い方:まとめ

プログラミング言語「Java」の条件分岐if文の書き方について解説してきました。

if文はプログラミングでよく使われますので、ぜひ習得してみてくださいね。

以下では、Javaエンジニアの学習ロードマップをご紹介していますので、あわせて読んでみてください。

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