本記事をご覧いただければ、RankTrackerの使い方について知ることができます。
僕自身、いつもRankTrackerを使っておりますので、機能や設定方法についてはわりと詳しい方です。
なので、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
本記事はRankTrackerの有料版の使用を想定して解説しております
目次
RankTrackerで出来ること【機能】
RankTrackerで出来ることを分かりやすくまとめてみました。
- 無制限でキーワードを保存できる
- キーワードをグループ別で管理できる
- キーワードの検索順位をチェックできる
- キーワードの検索ボリュームの数値を確認できる
- 競合サイトのキーワード順位をチェックできる
- 自サイトになくて競合サイトにあるキーワードをチェックできる
- 自サイトと競合サイトのキーワードの順位比較ができる
- 競合サイトがどんなキーワードで上位表示しているか確認できる
上記の通りです。
無料版だとキーワードの保存ができないので、毎回手動入力という手間がかかりますが、有料版なら無制限で保存することができます。
他に主に役立つ機能は「キーワードの順位チェックができる」のと「競合サイトの分析ができる」ところですね。
RankTrackerは控えめに言っても神ツールです。
RankTrackerの使い方【初期設定】
RankTrackerを導入したばかりの方に向けて、初期設定のやり方を解説していきます。
- サイト登録
- ワークスペースの追加
- キーワード検索順位の範囲指定
- スケジュール設定
順番に見ていきましょう。
サイト登録
まずはサイト登録を行います。
RankTrackerのアプリを立ち上げ、「確認するサイトのURLを入力」の欄に、ご自身のブログのURLを入力して下さい。

「エキスパートオプションを有効にする」にチェックを入れ、「次へ」を押しましょう。
次にGoogleアナリティクスとサーチコンソール連携の画面に移行するので「次へ」を押します。

ちなみにGoogleアプリとの連携は特にしなくても検索順位チェックはできるのと、連携は後からでもできますので、一旦は気にせずいきましょう。
続いて「キーワードを入力して下さい」の欄に、何か適当にキーワードを入力し「次へ」を押しましょう。

画面右の検索欄に「japan」と入力をし、RankTrackerで順位を確認してもらいたい検索エンジンを選択します。
ここは「Google.co.jp」のみ選択しておけば良いかと思います。

USAのGoogleは削除しておきましょう。

下記の画面に移行できましたらサイト登録は完了です。

とても簡単ですね!
ワークスペースの追加
ワークスペースの追加をしていきましょう。
ワークスペースとは、キーワードを保存するスペースのことで、キーワードの順位測定時にどんな項目を表示させるかを管理することができます。
よくわからないかもなので、ひとまず説明していきますね。
まずは下記画像のように、RankTrackerの画面(ランクトラッキング)右上部にある「+」マークをクリックしましょう。

すると、色々な項目がある「列のカスタマイズ」の画面に移行します。

画面に表示させる項目を選択できるのですが、おすすめは以下の8項目です。
- キーワード
- Google.co.jp Rank
- Google.co.jp 差異
- タグ
- 注意
- ランキングページ
- Google.co.jp URLが見つかりました
- Google.co.jp 日付を確認
項目の追加ができましたら、画面右上にある「すべてチェックする」を押すと、キーワードのランキングが表示されます。


検索順位に関しては、Google検索エンジンを使用する方が多いため、基本は「Google.co.jp Rank」のみ確認で良いかと思います。
あと、キーワードの検索順位が過去どのような動向だったのかは、画面下のグラフで確認ができますよ。
キーワード検索順位の範囲設定
RankTrackerは初期の検索順位が「50位まで」になっているので、設定で変更することができます。
やり方は「環境設定→ランク確認モード」を押します。

確認する結果の最大数を100にして「OK」ボタンを押すと完了です。

検索順位50位までだと、公開したての記事とかが本当に検索結果に登録されているのかが分かりにくいです。
なので、100位くらいにしておくと良いでしょう。
スケジュール予約設定
キーワードの検索順位の更新は、スケジュール予約設定から日時指定ができます。
たとえば、毎朝8時に更新にしたり、3日に1回にすることも可能です。
設定方法は「環境設定→Scheduler and Alerts」を選択します。

+マークのボタン「追加する」をクリックします。

次に「検索エンジンのランキングを確認」にチェックを入れ、次へ進みます。

該当するプロジェクト名にチェックを入れ、次へ進みます。

検索順位の更新タイミングをお好みの日時に指定し、次へボタンを押しましょう。
開始日は当日以降でOKです。

検索順位に変動があった場合にメール通知を受け取ることができます。
特に必要ない方はチェックはせずに次へ進みましょう。

入力欄にお好きなタスク名を入力しましたら、完了ボタンを押します。

最後にOKボタンを押して設定完了です。

ちなみに検索順位は手動でも確認ができまして、画面右上の「すべてチェック」を押せば更新できます。
その都度検索順位を確認したい場合はお試しください。
うまく更新できない場合は、時間をおいて試すか、RankTrackerのアプリ再起動後に「すべてチェック」を押すと更新できる場合があります。
RankTrackerの使い方【基本】
RankTrackerの基本的な使い方について解説していきます。
- キーワードのランキングチェック
- キーワードの登録
- キーワードの削除
- キーワードのグループ分け
- Google Analytics連携
- Google Search Console
キーワードランキングチェック
RankTrackerでキーワードランキングをチェックするやり方を解説します。
まず、RankTrackerのアプリを起動し、「Google.co.jp Rank」を確認しましょう。

表示されている数値が現状のキーワードの検索順位です。
- 上記画像のように、順位を確認する項目が表示されていない方は、先述した「ワークスペースの追加」を再度ご確認ください。
- ランキングの更新日時は、先述した「スケジュール設定」で指定した日時に自動で更新されます。
その都度、最新の順位を確認したい場合は、画面右上の「すべてチェック」を押すと更新されます。
うまく更新されない場合は再起動してみて下さい。
キーワード登録
記事公開後はRankTrackerにキーワードを登録していきましょう。
やり方はRankTrackerの画面左上にある「+」マークのボタンをクリックします。

画面に登録したい狙うキーワードを入力しましょう。
単語間は半角スペースを入れ、「タグを追加」には日付をいれておくと、いつキーワードを追加したのかが分かります。

完了ボタンを押しましょう。

キーワードが追加されていることを確認します。

順位はすぐ反映されますが、公開したてのキーワードは圏外の場合もあるので、何日か空けてから再度チェックしてみてください。
キーワード削除
次にキーワードの削除方法について解説します。
誤って登録した場合や、狙うキーワードを変更した場合は、キーワードの削除を行いましょう。
やり方は削除したいキーワードを右クリック(macbookは二本指で押す)し、キーワードを削除で完了です。

追加したキーワードは変更ができないので、一旦削除後に再登録となります。
キーワードをグループ分けする
キーワードが増えてくると、どのカテゴリーのキーワードの調子が良いのか悪いのかが分かりにくくなります。
そこでグールプ分けを活用することで、カテゴリー別にキーワードを管理することができます。
やり方はグループ分けしたいキーワードを右クリック(macbookは二本指で押す)しましょう。

次に下の入力欄に希望のグループ名を入力し、「わかりました」をクリックします。

画面が「キーワードマップ」に移ったのを確認し、グループ追加完了となります。

では別のキーワードもグループ追加していきましょう。
先程と同様に追加したいキーワードを右クリックし、「キーワードグループに移動」をクリックします。

既に表示されているグループ名を選択すれば、選択した既存グループにキーワードを追加することができます。

再度キーワードマップの画面に移り、キーワードが新たに追加されていることを確認し、完了となります。

以後、画面左のリストにある「ターゲットキーワード→キーワードマップ」を選択するとグループ別でキーワード順位を確認することができますよ。
Google Analyticsとの連携
Googleアナリティクスと連携をしておくことで、ページの直帰率などがランクトラッカー上でも見れるようになります。
検索順位チェックや、後ほど解説する競合調査をする上で連携は必須ではありませんが、念の為解説しますね。
まず、「環境設定→Google Analytics」を押します。

次に「クリックしてアカウント設定の入力を行います」を押します。

するとGmailの入力画面に移りますので、Gmailを入力しましょう。
もしGmailをお持ちで無い方は、無料ですぐに作れますので、新規作成してからお試しください。

RankTrackerがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしていますと表示されますので、「許可」しましょう。

内容を確認して、よければOKボタンを押します。

次の画面もOKボタンを押下し、Googleアナリティクスとの連携が完了となります。
続いてアナリティクスの機能を使うための項目追加を行います。
ランクトラッキング画面の上にあるタブの横に、下矢印のマークがありますので、そちらを押してみてください。
すると「ワークスペースの編集」と出ますので、クリックします。

下記画像の「オーガニックトラフィック」という欄がGoogle Analyticsの機能ですので、お好きな項目にチェックを入れましょう。

最後にOKボタンを押して画面上に項目が追加されているのを確認し、完了です。
Google Search Consoleとの連携
Google Search Consoleとの連携方法について解説します。
設定方法はアナリティクスとほぼ同じなので、さくっとしていきましょう。
まず、「環境設定→Google検索コンソール」を選択します。

次に「アカウントに接続」をクリックします。

ご自身のサイトURLを入力し「OK」を押しましょう。

Gmail認証を行います。

サイトURLに間違いがなければOKボタンを押しましょう。

ランクトラッキング画面の「新しいワークスペース」の横にある下矢印マークを押し、「ワークスペースの編集」をクリックします。

項目追加の画面に移りますので、「グーグル検索コンソール」欄にある項目を、お好みで選択してください。

以上でGoogleサーチコンソールとの連携が完了です。
RankTrackerの使い方【キーワード選定】
RankTrackerはキーワード選定にも使えますので、簡単に使用方法について解説していきます。
キーワードプランナーの使い方
RankTrackerのキーワードプランナーを使えば、狙うキーワードの関連キーワードを取得することができます。
RankTrackerの画面左にある「ターゲットキーワード→キーワード調査→キーワードプランナー」と進み、対象のキーワードを入力して検索しましょう。

検索ボリュームを見る方法
キーワード検索をすると、下記画像の通り「検索数」が表示されます。

キーワードプランナー単体だと、検索ボリュームの具体的な数値は費用をかけないとみれませんが、RankTrackerを使えば見ることができます。
以上がRankTrackerのキーワード選定方法についての解説でした。
ちなみにキーワード選定の具体的なやり方は、下記記事で解説しておりますので、よければどうぞ。
RankTrackerの使い方【競合調査】
RankTrackerを使えば、競合サイトの分析をすることができます。
主にできることとしては下記の通り。
- ドメインの競合他社
- トピックの競合他社
- Top Pages
ここまで詳細に競合サイトを分析できるRankTrackerは、まさしく「神」です。
どういうことか解説していきます。
競合調査その①ドメインの競合他社
RankTrackerでは「ドメインの競合他社」という項目があります。
ドメインの競合他社では、競合サイトで上位表示しているキーワードが何かわかったり、自サイトと競合サイトのキーワード順位の違いを比較できたりします。
「何であのブログはあんなに稼げているのだろう?」という疑問も、本機能を使えば、そのサイトがどんなキーワードで上位表示しているのかがわかるということです。
やり方は、まず画面左のリストにある「競合他社の研究→ドメインの競合他社」を選択し、自サイトのURLを入力します。

入力欄の右側にあるリストは「ドメインとサブドメイン」でOKです。

URLを入力後「サーチ」をクリックすると下記画像の画面に移ります。

①キーワード | RankTrackerのデータベース内で見つかった上位100位以内のキーワードの総数 |
②オーガニックトラフィック | 過去30日間でキーワードから訪問された数(アクセス数) |
③競合オーガニックトラフィック/キーワード | 競合サイトの検索100位以内のキーワード総数と過去30日間のアクセス数(横がキーワード総数で縦がアクセス数) |
④交差点 | ⑤⑥⑦の割合 |
⑤独自のキーワード | 競合サイトになく自サイトでGoogle検索結果にランクインしているキーワード数 |
⑥交差するキーワード | 競合サイトと自サイト両方でGoogle検索結果にランクインしているキーワード数 |
⑦競合他社固有のキーワード | 自サイトがGoogle検索結果にランクインしておらず、競合サイトがランクインしているキーワード数 |
⑧競合他社の合計キーワード | 競合サイトでGoogle検索結果100位以内にランクインしているキーワード総数 |
それぞれの詳細は、項目にカーソルを当てるとみることもできます。
次に、調査したい競合サイトの虫眼鏡マークを押しましょう。

するとキーワードギャップの画面に移ります。
この画面では競合サイトで上位表示されているキーワードの検索数や、どんなキーワードで上位表示されているのかがわかります。
気になるサイトがあれば確認してみましょう。

次に自サイトのキーワード順位と競合サイトを比較する方法を解説します。
まず、比較したい競合サイトのリスト上に表示される人のマークをクリックします。

OKボタンを押します。

これで競合サイトと比較ができるようになりました。
確認方法は、画面左リストの「ターゲットキーワード→ランクトラッキング」に移り、更新をすると比較ができます。

ドメインの競合他社機能に関しては以上です。
競合調査その②トピックの競合他社
続いて「トピックの競合他社」の確認方法を解説していきます。
トピックの競合他社では、自サイトで狙っているキーワードに対する競合サイトがわかります。
やり方は狙っているキーワードを入力し、サーチを押します。

すると競合サイトが一覧で表示されます。

①競合他社 | 競合サイト |
②競合他社の合計キーワード | 競合サイトでGoogle検索100位以内にランクインしているキーワードの総数 |
③ページinLinkランク | ページへの被リンク数と質によって決まるページのランク |
④ドメインInLinkランク | ドメインへの被リンク数と質によって決まるランク |
⑤ページにリンクしているサイト | ページへの被リンク数 |
⑥ドメインにリンクしているサイト | ドメインへの被リンク数 |
狙うキーワードの競合がこんなにも詳細に見れるなんて驚きですよね。
ちなみに調査したい競合サイトの虫眼鏡マークを押すと、1ページ全体でのキーワード数を見ることもできます。

このように競合サイトの該当ページにあるキーワード順位が把握できます。

なかなか競合を抜かせない時は、そもそも被リンク数で負けていたりする場合もあるのですが、この機能を使えば競合サイトの被リンク数も一瞬でわかります。
競合調査その③Top Pages
Top Pagesの使い方も解説します。
この機能は主に、上位にランクインされているページの総数やキーワードの総数、各ページにどのくらい流入があるかがわかります。
調査するサイトのURLを入力し、サーチを押しましょう。

すると下記画面に移行します。

①Pages | Google検索の上位にランクインしているページの総数 |
②Organic trafic | 過去30日間のページ全体のアクセス数 |
③Trafic Value | Google Ads経由で購入されたトラフィック総数 |
④Keywords | ドメイン全体の100位以内のキーワード総数 |
⑤Page | 上位にランクインしているページ |
⑥Top keyword | 上位にランクインしているページのキーワード |
ちなみに自サイトも見ることができますよ。
RankTrackerを使った競合調査に関しては以上となりますが、ツールを使わない競合分析のやり方は下記記事でも解説しておりますのでよければどうぞ。
RankTrackerの使い方【リライト方法】
RankTrackerを使ったリライトの方法についても解説していきます。
リライト方法①順位チェック
まずはリライトする記事を選別するために、順位チェックを行いましょう。

リライトは、あともう少しで検索結果1ページ目に入れる記事を優先する方が、効率よくアクセスを伸ばすことができます。
なので11位〜30位のキーワードに注目すると良いですね。
リライト方法②修正内容をメモに追記
リライトが終わり次第、修正した内容をメモに追記しておきましょう。
たとえば見出しを追加したなら「見出し追加」などと記載しておきましょう。
そうすると後日キーワード順位に変動があった際に、どんな修正をしたことで変化があったのか分析できます。

僕の場合はリライト前の順位もわかりやすいように記述してますが、これは別になくても良いです。
というのも、RankTrackerの機能で、2日前とか1ヶ月前の順位と比較することができるからですね。

ランクトラッキング画面上部にある「上と下に交差しているようなマーク」のボタンを押すと、順位測定対象の期間を選択することができます。
たとえば1日前を選ぶと、1日前の順位と今の順位を比較して、どのくらい順位変動があったのかがわかります。
期間は「カスタム」もあるので好きな期間を選択することもできます。
リライト方法③再度順位チェック
リライトが終わったら後日どのように順位が変動したのかをみてみましょう。
キーワードの順位は1日もかからず、すぐに上がる場合もあれば、2週間とか1ヶ月後に上がる場合もあります。
しばらく様子を見て順位が上がらなければ、再度リライトをしてみましょう。
これを繰り返して上位表示を狙っていき、アクセスや収益アップを狙っていくと良いですね。
まとめ
RankTrackerの使い方について解説してまいりました。
キーワード選定から競合調査まで幅広く活用することができる、控えめに言って神ツールです。
ぜひ使いこなし、競合を抜いてアクセスアップ狙っていきましょう。
もしまだ導入されていない方は、下記記事より4STEPでダウンロードできる手順を解説してますので、よければどうぞ。