接客業だけど、このまま仕事を続けるのは将来が不安..。全然給料は上がらないし。IT業界に興味があるのだけど、接客業からでも転職できるかな?
こんなお悩みにお答えします。
ご紹介する「接客業からITエンジニアに転職する方法」を読めば、接客業からITエンジニアになるための具体的な手順を知ることができますよ。
実際に僕は2020年に販売員からITエンジニアに転職しました。現在は大阪のIT企業でフリーランスのエンジニアとして開発しています。実体験を基に、どこよりもわかりやすくお伝えしますね。
後半では「接客業からITエンジニアに転職する際の志望動機の書き方」についても、例文付きで解説します。
ITエンジニアは未経験からでも、正しいルートをたどれば転職できます。しかし、間違ったやり方だと、なかなか転職できずに挫折してしまいます。
3分ほどで読めますので、ぜひ最後まで読んでいただき、将来性のあるITエンジニアへの転職を成功させましょう。
接客業からITエンジニアに転職するメリットとデメリット
前提として、接客業からITエンジニアに転職するメリットとデメリットを解説していきます。
ITエンジニアに転職するメリット
販売員や接客業からITエンジニアに転職するメリットは、「手に職がつく」「将来性がある」ところです。手に職があれば、会社がつぶれても個人で稼いでいけます。ITエンジ二アは将来性がありますし、AIに自動化がされにくいです。
僕はプログラミングスキルを身につけたおかげで、今はフリーランスエンジニアとして働くことができています。ITエンジニアは学歴や資格がなくても、努力を継続すれば誰でもなれます。実際、僕は高卒で学歴もコネもない状態でした。
IT業界は人材不足が続いています。人材不足ということは、その分、未経験者でも転職のチャンスは大いにあります。
ITエンジニアに転職するデメリット
ITエンジニアに転職するデメリットは、特に思いつかないですね..。強いていうなら、コミュニケーションを取る機会が減ることくらいでしょうか。
販売員や接客業は人と関わることの多い仕事なので、毎日上司や部下、お客様と喋りますよね。人と話すことが好きな人からすると、販売員や接客業は天職だと思います。
でもITエンジニア、特にプログラマーは1日中パソコンをカタカタして終える日もあります。時には打ち合わせや質問をする機会はあるので、全く人と喋らないというわけではありません。
プログラマーの上位職であるシステムエンジニアは、お客や自社内のプログラマーと打ち合わせをする機会が多いです。ITエンジニアの中でも比較的コミュニケーションを取る機会は多いです。
もし、あなたが人と話すことが好きなのであれば、システムエンジニアになれば比較的コミュニケーションは取れると思います。
接客業からITエンジニアに転職する具体的な方法
ITエンジニアは以下の流れで転職できます。
- エンジニアを目指す目的を決める
- プログラミングを学び、転職活動をする
1つずつ解説していきますね。
エンジニアを目指す目的を決める
まずは目的設定をしましょう。目的がないと、途中で挫折しそうになった時に心が折れやすいです。
目的が特にない方は、単に「稼ぎたい」でいいかなと。稼ぐには結局のところ、スキルを磨く必要があるからですね。
スマホか紙に「エンジニアになる目的」を書いて、挫折しそうになった時にいつでも見返せるようにしてみてください。
プログラミングを学び、転職活動をする
次のステップは、プログラミングの学習です。
ITエンジニア(プログラマー)になるなら、プログラミングスキルが必要です。未経験とはいえ、ある程度の基礎力がないと、面接に受かりにくいからです。
ちなみにプログラミングは、以下の方法で身につけられます。
- 無料学習サイトで学ぶ
- プログラミングスクールを受講する
プログラミングは独学でも可能ですが、独学だと挫折しやすいですし、時間がかかります。なので、プログラミングスクールを活用してみるのもありかなと。プログラミング学習後は、転職サイトに登録して転職活動をしていきましょう。
以下では、ITエンジニアへの転職支援付きプログラミングスクールをまとめていますので、効率良く学習したい方はぜひ活用してみてください。
接客業からITエンジニアに転職する際の志望動機の書き方
接客業からITエンジニアに転職する際に、志望動機を何と書けば良いのか疑問ですよね。僕も転職する時に志望動機に関しては、かなり悩みました。
結果的にプログラミングスクールのキャリアアドバイザーに見てもらいながら作成したのですが、なかなか思いつかずに苦戦していた記憶があります。
そんな苦戦した経験があるので、わりと志望動機の書き方については熟知している方です。志望動機で押さえるべきポイントを解説した後に、例文をご紹介していきますね。
志望動機で押さえるべきポイント
志望動機は、採用担当者が「採用したくなるようなこと」を書けばOKです。
以下のポイントを押さえておきましょう。
- IT業界を志望した理由
- エンジニアになりたい理由
- その会社を志望した理由
実際に僕も上記のポイントを意識しながら志望動機を履歴書に書いた結果、70社企業に応募をして10社以上面接まで進むことができています。志望動機は過去のあなたの経験や実績を記載することも重要です。
志望動機の書き方の例文
先述した3つの志望動機のポイントを踏まえた上で、販売員や接客業からITエンジニアに転職する場合の、志望動機の例文をご紹介します。
では例文をみていきましょう。
私は販売員としてお客様のニーズに合った商品を提案し、お客様の悩みを解決できることにやりがいを感じていました。
しかし自分自身にスキルを身に付け、自らの技術でモノが作れるITエンジニアになれば、よりお客様との距離が近づき、やりがいも高まるのではないかと考えました。
私は販売員として、多くの実績を残してきました。社内表彰されたことや、お客様満足度が好評で賞をいただいたこともあります。
持ち前のコミュニケーション能力を発揮すれば、御社が掲げている「ITで世界を変える」という目的にも貢献できると考えています。
上記の通り。
なぜエンジニアを目指そうと思ったのか、過去のどんな実績があって、どう貢献できそうかなどをアピールしていきます。
志望動機で書かない方が良いこと
志望動機には書かない方が良いことがあります。それが下記の通り。
- 「将来性があるから」
- 「手に職をつけたいから」
上記は、自分の利益しか考えてないと思われがちだからです。会社としては、採用することで自社にどんなメリットがあるのかを考えていますからね。自社に貢献してくれそうな人を雇いたいはずです。
自身の過去の経験と実績を記載しつつ、それらの経験をどのようにして応募する企業で貢献できるのかを意識してみてください。
接客業からITエンジニアに転職する際の注意点
接客業からITエンジニアに転職する際の注意点を解説します。
結論として、以下3つが注意点です。
- プログラミング学習はやり過ぎない
- ポートフォリオを作っておく
- 応募はとにかく数を打つ
順に解説していきますね。
プログラミングの学習はやり過ぎない
プログラミングスキルは、ある程度身に付けておいた方が良いのは間違いありません。しかし、いつまでも学習していては、一向にエンジニアに転職することができません。
未経験者は、どれだけ独学をしようと、実務未経験には変わりないです。学習はある程度行い、ひと段落ついたら転職活動をしていきましょう。
学習の目安時間は、大体300〜500時間程度でいいですね。僕自身も大体そのくらい学習をし、転職活動をしましたよ。
ポートフォリオを制作する
プログラミングを学習したら、ポートフォリオを制作しましょう。ポートフォリオとは、成果物のことです。
たとえば簡単なWEBサイトや掲示板アプリなど。ポートフォリオがあれば、面接官にとって、あなたがどれだけ勉強したかが形としてわかりやすいのです。
ポートフォリオは必須ではありませんが、無いよりはあった方が、やる気があるとプラスの評価を得られやすいです。ポートフォリオ制作後に転職活動を行いましょう。
応募はとにかく数を打つ
学習を終えてポートフォリオも制作できましたら、いよいよ転職活動に入っていくことになります。IT未経験となると、書類選考や面接を突破することは、決して簡単ではありません。
とはいえ、日本のIT企業はたくさんありますので、応募の数を打てば面接にたどり着くことはさほど難しくないです。応募の目安としては、70社〜100社ほどはみておいた方が良いですね。
一般職なら20~30社ほど応募すればいいかもしれません。しかしITエンジニアは技術職なので、それなりに難易度が高く、やはり数を打つ必要があります。しんどい時も出てくるとは思いますが、諦めずに応募し続けてみてください。
まとめ
未経験から転職するには、ハードルは高いですが、きちんと学習して転職活動をすればなれます。
学習のモチベーションを維持するのが難しければプログラミングスクールを活用するのもありです。僕はプログラミングスクールを受講してエンジニアになれました。
接客業からエンジニアになるには、志望動機はしっかり記載しておきましょう。
以下で転職支援付きのプログラミングスクールをまとめていますので、最短でエンジニアになりたい方は、ぜひ活用してみてください。