フリーランスエンジニアになるのは難しい?1年半で独立した僕が解説

フリーランスエンジニアになるのは難しい?1年半で独立した僕が解説
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【メインスキル】TypeScript・Vue.js・Java【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】ITエンジニアとして市場価値を高めるために必要なマインドやノウハウを発信|大阪在住|32歳
読者

フリーランスエンジニアになるのって結構難しいイメージがある。即戦力が求められるって言われているし、自分のスキルで通用するのかどうかもわからない。実際はどうなの?

こんなお悩みにお答えします。

この記事で解説する「フリーランスエンジニアになるのは難しいと言われる理由」を読めば、フリーランスエンジニアに独立する難易度や独立後に契約を更新し続ける方法についても明確になりますよ。

僕自身、現役のフリーランスエンジニアで、現在は大阪のWeb開発企業で働いています。実体験を基に解説していきます。

目次

結論:フリーランスエンジニアになるだけなら難しくない

結論:フリーランスエンジニアになるだけなら難しくない

結論として、フリーランスエンジニアになるだけならそこまで難しくはないです。

どういうことなのか?以下2点解説していきます。

  • 実務経験が2年〜3年以上あれば独立はできる
  • スキル不足だと確かに難しい

実務経験が2年〜3年以上あれば独立はできる

フリーランスエンジニアになるなら実務経験が2年〜3年以上あれば正直なれます。

なぜならフリーランスエンジニアには即戦力が求められますが、実務経験が2年〜3年以上あればある程度一人称で実務はこなせるはずだから。

実際、僕は会社員エンジニア歴1年半でフリーランスエンジニアに独立ができています。

フリーランスエンジニア向けの案件を見ても、実務経験2年以上とかで募集している案件は割と多いです。

フリーランスエンジニアに求められるのは「実務経験」です。

なので、たとえ学歴や資格がなかったとしても、実務経験さえあれば独立は可能ですよ。

スキル不足だと確かに難しい

フリーランスエンジニアの案件は簡単な案件から難しい案件まで幅広いです。

しかし、どんなに簡単な案件だったとしても、スキル不足では難しいですね。繰り返しですがフリーランスエンジニアには即戦力が求められるからです。

ではスキル不足とは何を基準に判断するのか?これには明確な定義はないので、あくまで僕が4年ほどエンジニアとして働いてきた中で「これはスキル不足だな」と思うところを上げていきます。

結論として、

「技術的な質問をする頻度が多い」

「一人称で開発できない」

この2点のうちどちらかに当てはまるとスキル不足だと思います。

スキル不足の状態で独立しようとしても、そもそも案件が見つからない可能性が高いです。仮に見つかったとしても、その後、現場の仕事についていくのがしんどいかなと。

新人エンジニアであれば、たとえスキル不足だとしても、先輩が教えてくれます。ですが、フリーランスエンジニアは仕事ができないとみなされると、契約を切られすぐに別のエンジニアと交代になります

フリーランスエンジニアは案件内容によって難易度が変わる

フリーランスエンジニアは案件内容によって難易度が変わる

フリーランスエンジニアになるには実務経験さえあればなれるというお話をしました。

ここからは、実際にフリーランスエンジニアになったとして、仕事の難易度はどのくらいなのかを解説していきます。

結論として、フリーランスエンジニアの仕事は案件によってかなり難易度が変わってきます。

以下の3点について、僕の体験を基に解説していきますね。

フリーランス案件は内容によって難易度が変わる
  • 大規模案件は難しい傾向にある
  • 実務未経験の案件は難しい
  • 小規模な改修やテスターの案件は難易度が低い

大規模案件は難しい傾向にある

大規模な案件は難しい傾向にあります。

これは僕が今まで参画してきた現場の中で感じたことです。

たとえば、現行のシステムを新しくリニューアルする案件とか、1から新規で開発する案件などは規模が大きくて難しい傾向にあります。なぜならリニューアル案件や新規開発案件は深い技術力がないとこなせないからです。

仮に実務経験が1年や2年あったとしても、簡単な改修やテスターばかりやってきたパターンと、1から新規開発を経験してきたパターンとでは圧倒的な技術力の差が生まれます。

そのため、経験の質が低い場合、フリーランスを目指すのであればまずは大規模案件は避ける方が僕は良いと思っています。

実務未経験の技術をメインに扱う案件も難しい

たとえエンジニアとしての実務経験があったとしても、実務未経験の技術をメインに扱う案件も難しい傾向にあります。

当然ながら知らない技術を扱うということは、1から調べながら仕事を進めていかなければならないからです。

調べる頻度が多かったり理解に時間がかかったりすると納期に間に合わなくなります。そもそも調べてもわからないという状況にもなりかねないです。

フリーランスエンジニアになって1年や2年くらい経ち、スキルチェンジに挑戦したみたいとかであれば、こういった実務未経験の技術を扱う案件に入るのはありです。

そうでなければ、あえて実務未経験の技術を扱う案件には入らない方が賢明なので、素直に実務経験のある技術を扱う現場に入るべきかなと。

小規模な改修やテスターの案件は難易度が低い

小規模な改修やテスターの案件は難易度が低い傾向にあります。

これらの案件は実務経験1年くらいでもこなせてしまうような案件であることが多いです。

なので自分のスキルに自信がない方やフリーランスエンジニアになりたいけど実務経験が浅いという方は、まずはこういった難易度の低い案件からはいっていくのもありかなと。

もちろん難易度の低い案件だけやっていてもスキルアップはしづらいので、個人でも並行してスキルを磨いた行った方がいいです。

【体験談】僕がフリーランスエンジニアは難しいと感じた場面

【体験談】僕がフリーランスエンジニアは難しいと感じた場面

この章では、僕がフリーランスエンジニアは難しいと感じた場面について体験談をご紹介していきます。

実例を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。

【体験談】僕がフリーランスエンジニアは難しいと感じた場面
  • 未経験時代:とにかくプログラミングやIT用語の意味がわからない
  • 会社員エンジニア時代:なかなか実務についていけない
  • フリーランスエンジニア独立後(1年目):フリーランスエンジニア難しすぎない?
  • フリーランスエンジニア独立後(2年目):楽しくなってきた

未経験時代:とにかくプログラミングやIT用語の意味がわからない

未経験時代はとにかくプログラミングやIT用語の意味がわからなかったです。

ネットで調べても専門用語を専門用語で解説する記事が多く、理解に時間がかかりました。

プログラミングを学習している時も、「if文ってなに?いつ使うの?」とか、「変数って何?」という感じでしたね。

会社員エンジニア時代:なかなか実務についていけない

僕自身、プログラミングスクールにいってプログラミングスキルを身につけ、転職支援を受けながらなんとか会社員エンジニアに転職することには成功しました。

しかし、転職後なかなか実務についていけず、日々「エンジニア難しいぞ…」という感情がわいていました。

上司に質問すると「そんなんもわからないのか」とか「だからいつまで経っても成長しないんだよ」とか言われてほんと心の中で泣いてましたね。

僕はもともとフリーランスエンジニアになるのが目標だったので、「このままじゃフリーランスにはなれないんじゃないか」と思っていました。

なのでプライベートではプログラミングやITの資格を取ったり、動画や書籍でアプリを作りながらスキルを磨いていきました。

フリーランスエンジニア独立後(1年目):フリーランスエンジニア難しすぎる…

会社員エンジニアとして1年半の経験を積んだ状態で、フリーランスエージェントのレバテックフリーランスに相談したら、さくっと案件が決まったのでめちゃくちゃ嬉しかった記憶があります。

一応参考までに、以下リンク貼っておきます。

ですが、フリーランスエンジニアになって2つ目の現場で思ったことが「フリーランスエンジニア難しすぎる…」ということです。

具体的にその案件は、Javaで作られたWebシステムをリニューアルする案件だったんですけど、これが規模が大きくて難しすぎました。そのシステムは画面が複数あって、僕が最初に担当した画面は明らかに難易度が一番高いと言っても過言ではないくらい機能が多い画面だったんですよね。

正直「いじめられている?」「何か実力を試されている?」とか思いながらやってました。結局、その1画面作るのに1ヶ月くらいかかってましたね。

そもそも質問できる人があまりいなかったということや、僕以外のメンバーはほぼリモートワークだったのでコミュニケーションが取りづらかったというのも、難しいと感じた原因かなと。

フリーランスエンジニア独立後(2年目):あれ、楽しくなってきた

フリーランスエンジニアになってから2年目に突入したころに、「あれ、楽しくなってきた」と思ってきたんですよね。

これは自分自身にスキルが身についてきたことや、一人称で開発できるようになってきたことが大きいかなと。

この時に僕が思ったことは、フリーランスエンジニアにはなってみれば案外何とかなるということ。

もちろん無策では何とかならないので、日々実務に集中して経験を積み上げたり、個人開発などしてスキルを磨く必要はあります。

未経験や会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになる方法

未経験や会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになる方法

未経験からフリーランスエンジニアになりたい方や、現在会社員エンジニアの方でフリーランスエンジニアに転向したい方に向けて、以下を解説していきますね。

フリーランスエンジニアになる方法
  • まずは会社員エンジニアとして実務経験を積む
  • フリーランスエンジニアになる

まずは会社員エンジニアとして実務経験を積む

エンジニアの実務未経験の方は、まずは会社員エンジニアとして実務経験を積むことを目標としてください。

実務経験は2年以上あればいいでしょう。

実務未経験の状態では案件は取れないですし、取れたとしてもその後ついていくのがきついです。

とはいえ、会社員エンジニアになるために何から手をつけたら良いかわからないという方は、以下記事でエンジニア転職支援付きのプログラミングスクールをご紹介しているので参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアになる

エンジニアの実務経験が2年以上積めた方は、フリーランスエンジニア向けの案件を保有しているフリーランスエージェントに複数登録し、案件を紹介してもらいましょう。

エージェントを使えば自分で企業に営業しなくていいですし、時間のかかる契約手続きなどもエージェントが代行してくれます。

以下記事で僕が使ってみて良かったエージェントをご紹介しているので、2〜3社ほど登録して案件を紹介してもらいましょう。

フリーランスエンジニアになった後に継続的に契約更新する方法2つ

フリーランスエンジニアになった後に継続的に契約更新する方法2つ

さいごにフリーランスエンジニアになった後に継続的に契約を更新する方法もご紹介しますね。

これからフリーランスエンジニアを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアが継続的に契約更新する方法2つ
  • 継続的にスキルを磨き続ける
  • エンジニアに求められるコミュニケーション能力を高める

継続的にスキルを磨き続ける

まずは継続的にスキルを磨き続けることが大事です。

当たり前のことかもしれないですが、わりとエンジニアってプライベートで継続的に学習している人は少ないんですよね。

実務だけだとどうしても自分が担当できる範囲が限られているので、担当範囲外のスキルが身につきづらいです。

なのでプライベートでもある程度自分のスキルを磨くことが補助になるんですよね。

技術力があれば現場から頼りにされる存在になれるので、ぜひ継続的にスキルは磨き続けていきましょう。

エンジニアに求められるコミュニケーション能力を高める

2つ目はエンジニアに求められるコミュニケーション能力を高めることです。

特にフリーランスは現場のエンジニアからの信頼性が重要となってきます。

信頼されれば継続的に仕事を振ってもらえるようになる可能性は高いですし、何より仕事がしやすくなりますよね。

ちなみにエンジニアに求められるコミュニケーション能力というのは、何も雑談トークスキルを磨くとか、ハイテンションで常に笑顔で接するとか、そういったことではないです。

仕事を進める上でお互いにストレスが少なく、スムーズに業務をこなせる程度のコミュ力があればOKです。

以下記事で具体的なコミュニケーション能力の上げ方を解説しているので、ぜひ一度目を通しておいてください。

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