- フリーランスエンジニアってスキルアップしづらいって聞いたけど本当?
- フリーランスはみんなどうやってスキルアップしているの?
本記事で解説する「現役フリーランスエンジニアが実践するスキルアップ術11選」を読めば、効率よくスキルアップして市場価値を上げる方法がわかりますよ。
僕自身、Web開発のフリーランスエンジニアとして2020年3月に独立しました。継続的にスキルを磨き続けており、2025年10月現在もフリーランスを続けられています。
記事前半で「フリーランスエンジニアがスキルアップしやすい理由」「スキルアップ術11選」を解説し、後半で「スキルアップしづらい工程」を解説しますね。
これからフリーランスエンジニアを目指している方や現役の方も、ぜひ参考にしてみてください!
前提:フリーランスエンジニアはスキルアップしやすい理由

「フリーランスエンジニアはスキルの切り売りだからスキルアップしづらい」と聞いたことはありませんか?
僕はむしろフリーランスエンジニアはスキルアップしやすいと感じています。
その理由は以下3つです。
- 開発に専念できるから
- 時間的余裕が生まれるから
- 金銭的余裕が生まれるから
開発に専念できるから
フリーランスがスキルアップしやすい1つ目の理由は「開発に専念できるから」です。
なぜなら、フリーランスエンジニアは契約に沿った業務だけを行うからですね。
たとえば僕は、JavaのWebアプリ開発の案件に参画しましたが、契約内容が「プログラミング」から「テスト」だったんですよね。実際、プログラミングからテストのみを担当しました。
正社員だと電話対応や突発的な雑用などがありますが、雑用だとスキルアップしづらいです。
一方でフリーランスエンジニアは契約なので、現場の社内業務などの雑用を任されることがないんですよ。
その分開発に専念できるので、スキルアップしやすいというわけです。
時間的余裕が生まれるから
2つ目は「時間的余裕が生まれるから」です。
フリーランスは自分で案件を選べるので、残業の少ない案件に入れば、時間的に余裕が生まれます。
たとえば、週3〜4の案件に入れば、時間的に余裕が生まれますよね。その空いた時間でスキルアップするための勉強に費すと良いというわけです。
そしてスキルレベルがあがれば、選べる案件の幅が広がるので、より難易度の高い案件に入れます。
- 時間ができる
- その時間でスキルを磨く
- さらに難易度の高い案件に入る
- 難易度の高い案件に入ればまたスキルアップできる
こんな感じですね。
フリーランスエンジニアは会社に縛られない分、働き方の自由度が高いです。
そのため、稼働時間の少ない案件に入ることで、空いた時間をスキルアップに費やます。
金銭的余裕が生まれるから
3つ目の理由は、金銭的余裕が生まれるからです。
なぜ、金銭的余裕が生まれるとスキルアップしやすいのか?
その理由を説明する前に、そもそも「何でフリーランスになれば金銭的余裕が生まれるのか」を説明します。
まず、フリーランスエンジニアは正社員よりも収入が高い傾向にあります。実際、フリーランスエージェントの「テクフリ」を利用しているエンジニアの平均月収は、約81.2万円との結果が出ているんですよね。
僕自身、フリーランスエンジニアになってからは、正社員時代より収入が倍以上になりました。
金銭的に余裕が生まれることで、その金銭をスキルアップのための自己投資に使えます。たとえば、身につけたいスキルの動画教材を買ったり、参考書を購入したりできますね。
他にも、金銭的余裕が生まれることで
- 「朝ごはんorランチはUber Eats」
- 「ロボット掃除機購入」
- 「駅近への引っ越し」
- 「東京に移住して単価を上げる」
ということも実現できます。
特に東京はIT企業が集中しており、案件数も段違いに多いです。なので、スキルアップしやすいスタートアップ企業案件や、新規開発案件などに入れるチャンスも広がります。
いま東京以外に住まいの方は、フリーランスになって金銭的に余裕ができたら、スキルアップのために東京に移住するという選択肢もありですね。
フリーランスエンジニアのスキルアップ術11選

ここからは、フリーランスエンジニアのスキルアップ術11選を紹介します。
中には、一般的に良いと言われているスキルアップのやり方から、実際に僕が実践して「特にこれは効果があったな」と体感したものも含めております。
- 少し背伸びする程度の案件に参画
- プログラミング学習サイトを活用
- 自分でシステムやアプリを作る
- プログラミングスクールを受講する
- 伸ばしたいスキルの案件に入る
- 書籍で学ぶ
- IT資格を取る
- 勉強会に参加する
- 案件参画前にキャッチアップする
- 参画後はスキルアップに時間を費やす
- ブログでアウトプットする
少し背伸びする程度の案件に参画
スキルアップするために、一番重要といっても過言ではないこと、それは「少し背伸びするくらいの案件に参画する」です。
なぜ、少し背伸びするくらいの案件がいいかというと、
- 自分の実力的に頑張れば届く範囲なので無理なく成長できる
- 簡単な案件ではないので退屈しにくい
- 難しい案件ではないので、プレッシャーをそこまで感じにくい
上記が主な理由です。
たとえば僕は、独立した当初は、詳細設計の経験が浅かったです。でも、あえて詳細設計がある案件に参画した結果、設計スキルが向上したんですよね。
注意点としては、案件の難易度を上げ過ぎたり、下げ過ぎたりしないことです。案件の難易度を上げすぎると、ついていけずに迷惑をかけてしまいます。反対に難易度を下げ過ぎると、今度は自身が成長できません。
「少しだけ難しめの案件」を選定することが、スキルアップのコツですね。
もし今の案件だと成長が見込めないようであれば、案件を変えるのもありです。実際、僕もこれ以上に成長が見込めなくなった際は、案件を変えるようにしています。
プログラミング学習サイトを活用する
フリーランスエンジニアがスキルアップするには、プログラミング学習サイトを活用するのも効果的です。

プログラミング学習サイトといえば、エンジニア初心者だけが使うイメージを持たれている方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
現役エンジニアでも、有効活用している人はいます。
- Progate
- Udemy
- ドットインストール
- paiza
この辺りがおすすめです。
実際、僕はProgateやpaiza、Udemyはよく使っています。これらのサイトで学習して基礎をしっかり身につけているおかげで、実務でも応用が効くのでめちゃくちゃ役立てられています。

プログラミング学習サイトの中でも、特にUdemyは神ですね。学びたいスキルの動画を購入すれば、実践形式でスキルアップができます。Udemyを利用したことがない方は、ぜひ試してみてほしいです。
ちなみにUdemyはよくセールをやっていますので、セールの時に身につけたいスキルの動画を購入するのがおすすめです。以下リンク貼っておきますね。

自分でシステムやアプリを作る
フリーランスエンジニアがスキルアップするなら、自分で何かシステムやアプリを作ってみるのもありです。
開発スキルをあげるには、実際に開発をするのが手っ取り早いですからね。
僕自身も、独学でReactやNext.jsといったJavaScriptのフレームワークを6ヶ月間ほど学習していた時期があります。そして実際にNext.jsを使ってポートフォリオサイトを作成しました。

この独学があったおかげもあってか、もともとJavaエンジニアだったんですが、いまはVue.jsというJavaScriptのフロントエンド案件にスキルチェンジできたんですよね。
なのでチャレンジしたい案件のスキルを中心に独学して、何か作ってみることで、スキルアップしつつもポートフォリオも作れます。
もし独学したものの、何を作ればいいかわからない方は、既存のシステムやアプリを真似してクローンを作ってみましょう。あくまでスキルアップするためだけであれば、自分で1から企画する必要もありません。
ただし、既存のサービスを真似して作る場合、著作権とか絡んでくるのでリリースはしないようにしましょう。勉強用に真似して作るだけにしておくと良いです。
また、独学で設計スキルも鍛えたいなら、アプリを作る時にきちんと設計からやってみるのも良いですね。
プログラミングスクールを受講する
スキルアップをするために、プログラミングスクールを受講するのは効果的です。
たまに現役エンジニアでスクールを批判している方がいますが、スクールによっては、効率的にスキルアップできるところもあります。
まず、プログラミングスクールなら質問し放題ですし、挫折しづらい環境が整っています。なので、スキルアップするために最適化されてるんですよね。
実際、フリーランスエンジニアの方でも、プログラミングスクールを活用している方はいます。
僕自身も、フリーランスエンジニアになってから、スクールの受講経験があります。受講したスクールは、テックアカデミーの「Web制作実践コース」というWeb制作が学べるコースです。

このコースを受講したおかげで、Webサイトを正確にかつ素早くコーディングするスキルが身についたんですよね。おかげで実務のフロントエンド開発に役立っています。
さらにテックアカデミーのWeb制作実践コースは、卒業すれば「テックアカデミーワークス」というWeb制作の副業コミュニティに入れます。
そこでは副業案件も紹介してくれるので、「スキルアップもできて副業もできる」という一石二鳥です。
スキルアップしつつ、ついでに副業もしたい方は、ぜひ試してみてください。
伸ばしたいスキルの案件に参画する
伸ばしたいスキルの案件に参画することは、めちゃくちゃ効果ありです。何と言っても、実務経験に勝るものはないですからね。
フリーランスエンジニアは、案件を自分で選ぶことができるのが強みです。たとえば、Rubyのスキルを身につけたいのであれば、Rubyの案件に参画すればOKですね。
僕自身、フリーになる前はJavaの経験が1年あったので、もう少しJavaの経験を積みたいと思い、Javaのフリーランス案件に入りました。そして合計で3年の経験を積み、Javaのスキルを伸ばすことができました。
こんな感じで、もともと実務経験があるスキルの案件に参画して、さらに既存スキルを伸ばすのは効果的です。
とはいえ、逆に実務経験がない技術を伸ばしたいとなった場合、フリーランスは経験のない技術を扱う案件に参画することは正直難しいです。フリーランスは基本的に即戦力の枠ですからね。
なので先述したとおり、独学したりプログラミングスクールに行ったりしてスキルアップをしつつ、ポートフォリオも用意しておくのが得策ですね。
書籍で学ぶ
書籍で学習するのも効果的です。テキストでの学習がしやすい方にはおすすめですね。
もちろん僕も、書籍で学ぶこともあります。

書籍で学ぶ際の注意点は、いきなり難易度の高い書籍でやらないことです。
新しいスキルを習得する場合、初めは初心者向けの簡単な書籍から入ることをお勧めします。難しい内容だと継続しにくいですからね。徐々に難易度を上げていくのが良いかなと。
また、書籍を購入する際は、なるべくレビュー数が多くて高評価の書籍を選ぶと良いです。レビュー数が多くて高評価ということは、良質な内容という判断になりますので。
IT資格を取る
IT資格を取ることもスキルアップにつながります。
なぜなら、資格を取る過程で身につくスキルは、実務でも役立てられるからですね。あと、資格があればフリーランスとしてのスキルの証明にもなるので、一石二鳥です。
IT資格といえば、
- IT国家資格(ITパスポート、基本情報、応用情報など)
- 言語資格(Java、Python、Ruby、HTMLなど)
主に上記の資格がありますね。
僕自身、フリーランスになってから以下の資格を取得しました。
- JavaGold
- JavaSilver
- ITパスポート
- SEO検定(1級~4級)
上記をとったのですが、特にJavaGoldはとって良かったなと思っています。JavaGoldを取るための勉強をしたことで、Javaの基礎から応用までを体系的に学べました。
資格は受験費用がかかりますが、そこは自己投資として割り切りましょう。
ちなみにフリーランスエージェントの「PE-BANK」であれば、対象の資格試験であれば受験費用を還元してくれるという神制度がありますよ。マージン率も低いので、ぜひ活用してみてください。
勉強会に参加する
スキルアップのために、エンジニアの勉強会に参加するのも超効果的です。
実際、僕は勉強会はフリーになってからは行ったことないんですけど、正社員時代は会社で休日に勉強会をしていました。なので、そちらに何度か参加した経験があります。
もし知人や友人でエンジニアがいる方は、勉強会を実施していないか聞いてみるのもいいですね。実施しているなら参加させてもらうのもいいでしょう。
ちなみに勉強会はオンラインでもやっているようなので、直接行けない方は、ネットで検索してみてください。
実務だとどうしても実務の範囲でしか学べないことも多いですが、勉強会なら基本から応用まで学べます。
なにより、現役エンジニアたちと一緒に勉強できるので、学習の質も上がりますよ。
案件参画が決まったら事前にキャッチアップする
新しい案件への参画が決まったら、次の現場で扱う技術を、事前に勉強してスキルアップしておくと良いです。
事前にキャッチアップしておけば、参画したときにスタートダッシュを切りやすくなりますからね。
実際に僕は新しい案件に参画する際は、1ヵ月ほど前から必要なスキルを洗い出し、1つずつキャッチアップしています。
たとえば、TypeScriptの案件に参画することになった際は、TypeScriptに関しての動画教材を購入して独学しました。このおかげで、参画当初からTypeScriptをある程度書けるようになっていたので、事前に勉強しておいて本当に良かったなと思っています。
事前に準備しておけば不安要素も減りますので、安心して当日を迎えられますよ。
参画後もしばらくはスキルアップに時間を費やす
案件に参画後は、1ヵ月から2ヵ月ほどはスキルアップに時間を費やすのが賢明です。
その理由は、フリーランスの初回更新は1ヶ月が多いからです。つまり、参画して1ヶ月から2ヶ月の期間が、契約更新できるかどうかの評価が決まる時期なんですよね。
なので、この時期にいかにスキルアップして成果をだせるかがポイントです。
もちろん、今の自分のスキルでカバーできる案件であれば、無理にスキルアップする必要はないかもしれません。
でも大半の方は、フリーランスで案件を変えるたびに、何かしらの新しい技術に出くわすと思います。
なので、業務中はもちろんのこと、土日や平日の仕事終わりの時間をある程度使って、スキルアップするのが良いでしょう。
具体的に何を学べば良いのかわからない方は、いまの現場で取り扱っている技術を一旦全て洗い出し、その中で自分が苦手と思うスキルを優先して学習していけばOKです。
実務で学んだことをブログでアウトプットする
実務で学んだことをブログでアウトプットするのも効果的です。
エンジニアなら全員、技術記事を書くべきだと思うのですが、意外とやっている方って少ないんですよね。
実際、僕はJavaやReact、SQLの技術記事を書いています。これは良い復習になっていますね。技術記事を書く=ネット上に自分の考えや学んだことを公開するので、適当なことは書けません。
そのため、入念にリサーチすることになります。リサーチする=インプットすることになるので、知識が向上し、結果的にスキルアップにつながります。
ブログを書くだけで、インプットとアウトプットを同時にできるため、知識が定着しやすいです。
ぜひブログでアウトプットしてみてくださいね。まずは無料のQiitaやZennあたりを試してみるといいかなと。

フリーランスエンジニアがスキルアップするメリット

フリーランスエンジニアがスキルアップするメリットは以下のとおり。
- 現場からの信頼性があがる
- 仕事のスピードが上がる
- フリー特有のプレッシャーの軽減
現場からの信頼性があがる
現場からの信頼性が上がるのはいちばんのメリットですね。
フリーランスは契約なので基本的に最初は信頼性が低いです。ですが継続的にスキルアップして、仕事で成果を出し続ければ、徐々に信頼性が上がっていきます。
たとえば、信頼性が上がることで
- 継続的に契約を更新できる
- 新たな業務を任されやすい(さらにスキルアップできる)
- 単価の交渉をしやすい
こんなメリットがあります。
現場から評価されれば、単価交渉もしやすくなり、さらに収入アップも実現できます。
仕事のスピードがあがる
スキルアップすることで、仕事のスピードも上がります。
技術のレベルがあがれば、もちろん業務の難易度を下げられますからね。
仕事のスピードを上げて、毎日の業務を早く終わらせることができれば、
- 残業を減らせる
- 納期のプレッシャーを減らせる
- 周囲のサポートができる(信頼性向上)
こんな恩恵を受けられます。
特に残業が多い現場なら、スキルアップして仕事を早く終わらせられるようになれば、稼働時間を減らせますね。
フリー特有のプレッシャーの軽減
スキルアップすることで、「フリーランス特有のプレッシャー」の軽減にもつながります。
フリー特有のプレッシャーとは何かというと、
- 納期のプレッシャー
- 契約更新のプレッシャー
- 収入が不安定なことによるプレッシャー
こういうプレッシャーがあります。
先述したとおり、スキルアップすれば、仕事のスピードが上がります。つまり、仕事を早く終わらせ余裕を持った納品ができれば、納期のプレッシャーを軽減できます。
コツコツ現場からの評価を高めていくことで、継続的に契約更新ができるようになります。
継続的に契約を更新することで収入も安定してきます。こんな感じで、スキルアップすれば多くのプレッシャーを減らせるんですよね。
フリーランスエンジニアがスキルアップしづらい工程

フリーランスエンジニアがスキルアップしづらい工程についても解説します。
まず、フリーランスエンジニアがスキルアップするなら、実務経験がいちばん効率いいです。
そのメインの実務で「スキルアップしづらい案件」に入ってしまうと非効率なので、以下で解説する内容を、案件選びの参考にしてみてください。
- 保守運用の案件
- テスターだけの案件
- 上流工程のみor下流工程のみ
保守運用の案件
1つ目は保守運用の工程です。保守運用とは、主にリリース後のシステムのバグを改修したり、調査したりする作業ですね。
バグ改修といっても、簡単なバグからちょっと難しいバグまで様々ですが、いずれにしても保守運用はスキルアップにつながりにくいです。なぜなら業務難易度が低い傾向にあるからですね。
保守運用よりも、スキルアップしやすい案件が、
- 機能追加
- 新規開発の案件
- リプレース案件(システムをリニューアルする)
といった難易度の高い案件の方が、スキルアップしやすいです。
案件選びの際は上記のスキルアップしやすい案件を選ぶといいですよ。
テスターのみの案件
スキルアップしづらい工程の2つ目は、テスター案件ですね。
フリーランスエンジニアならテスターだけの案件に入ることは稀だと思いますが、念の為。
テスターは開発スキルがなくてもできる作業なので、基本的に専門スキルが身に付きにくいです。
もちろんテストも重要な工程の一つですが、あくまで「スキルアップする」という観点では、効率が悪いです。
それよりもプログラミングや設計などの工程の案件にはいる方が、スキルアップしやすいです。
ちなみに製造工程であれば、製造後にその流れでテストも実施させてもらえるケースが多いので、あえてテスターのみの案件に入る必要はないかなと。
上流工程のみor下流工程のみ
フリーランスエンジニアとしてスキルアップするなら、上流工程だけとか下流工程だけといった案件よりも、両方一貫して経験できる案件の方が良いですよ。
たとえば上流工程のみだと、下流工程のスキルが身につきません。反対に下流工程のみだと上流のスキルが身につきません。
ただし、1年間は上流工程を経験し、次の1年は下流工程を経験するみたいな感じならOKかなと。要はバランスが重要ですね。
まとめ:フリーランスの特権を利用しスキルアップしよう

フリーランスエンジニアはスキルアップできないという情報が多いですが、そんなことはありません。
たしかにフリーランスはスキルの切り売りではあります。でも結局のところ新しい案件に入れば、何かしらの新しい技術を扱うことが多いです。
また、フリーランスは案件をある程度自由に選べるので、少し背伸びするくらいの案件に入れば無理なくスキルアップできます。
さらにフリーランスになって時間的にも金銭的にも余裕ができれば、空いた時間や浮いたお金でスキルアップに投資ができます。
既に上流から下流までできるハイスキルなエンジニアだと、それ以上のスキルアップは難しいかもしれません。でも実務経験1~5年くらいの方であれば、むしろフリーランの方が成長しやすいのではないかなと。
というわけで今回は以上です。
ぜひ本記事で解説したスキルアップの方法を実践してみてください。

