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フリーランスエンジニアになるための準備と独立後の注意点

フリーランスエンジニアになるための準備と独立後の注意点
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フリーランスエンジニアになりたいのだけど、事前に準備しておくことって何かあるの?

こんなお悩みを解決する記事を書きました。

この記事で解説する「フリーランスエンジニアになるための準備と独立後の注意点」を読めば、事前に準備すべきことだけでなく、独立後に何をすべきかについて明確になりますよ。

シン
シン

実際に僕は会社員エンジニアからフリーランスエンジニアに独立しましたので、実体験をもとに解説しますね。

僕が「フリーランスになるまえに知っておきたかったこと」をまとめていますので、独立してから後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んでみてください!

フリーランスエンジニアになるための準備期間

フリーランスエンジニアになるための準備期間

まずはフリーランスエンジニアになるための準備期間を解説します。

前提として、フリーランスエンジニアになるには「エンジニアとしての実務経験が1年以上」は必須です。

実務経験がある方は、所属の会社に退職の意向を伝え、その後にフリーランスの案件を探します。

実際に僕はエンジニア歴1年5ヶ月でフリーランスになりました。フリーランスになるまでにかかった期間は以下の通り。

  1. 2020年10月:未経験からエンジニアに転職
  2. 2021年12月:フリーランスエージェントに事前相談
  3. 2022年1月:会社に辞めると伝える
  4. 2022年1月〜2月:フリーランスエージェントに案件を探してもらう
  5. 2022月2月:会社を退職
  6. 2022年3月:フリーランスエンジニアに独立

会社に辞めると伝えてから2ヶ月ほどで独立しましたので、わりと一瞬でしたね。

早く独立するポイントは、フリーランスエージェントに複数登録して、案件をたくさん紹介してもらうことです。

以下記事では、僕がフリーランスになる際にお世話になったエージェントをまとめています。フリーランスエンジニアになる方はぜひ活用してみてください!

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フリーランスエンジニアになるための準備

フリーランスエンジニアになるための準備

フリーランスエンジニアになるために必要な準備は、以下の通りです。

  1. フリーランスエージェントに相談
  2. スキルシートを作成
  3. 会社に退職の意向を伝える
  4. 次の案件を決める
  5. 会社を退職

順に解説していきますね。

準備1:フリーランスエージェントに相談

フリーランスエンジニアに独立するなら、まずはフリーランスエージェントに相談しましょう。

エージェントに相談することで、自身にあった案件があるのかなど、事前に判断材料を得られるからです。

フリーランスエージェントを使わない場合、自分で案件を探さないといけないので、企業や知り合いに営業をかけないといけません。自分で案件を探すのは控えめに言ってもハードです。

フリーランスエージェントを利用すれば、案件探し時の営業を代行してくれますし、高単価な案件を紹介してくれます。エージェントはたくさんありますが、2〜3社くらいに登録しておけば十分です。

実際に僕はいろいろなエージェントを利用しましたが、以下でご紹介している3社が、最も案件数が多くて対応もよかったです。ぜひ活用してみてください。

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準備2:会社に退職の意向を伝えておく

フリーランスエンジニアになる意思が決まったら、会社に退職の意向を伝えておきましょう。できれば2ヶ月前までには言っておいた方が良いですね。

業務の引き継ぎとかありますし、2ヶ月もあればフリーランスの案件も決まると思います。

僕は1ヶ月前に会社に辞めることを伝えてしまったため、ギリギリでした。特に問題はなかったですが、余裕を持たせるなら、2ヶ月前くらいがちょうど良いかと。

退職届の準備もしておくと良いですよ。

準備3:クレジットカードを発行しておく

現在クレジットカードを持っていない方は、発行しておくべきです。フリーランスになってからだと、クレジットカードの審査に通りにくいからですね。

フリーランスエンジニアは、会社員より収入が高い傾向にあるのは事実です。しかし、フリーランスは会社に属していないため、社会的信用は会社員より低いのです。

もしフリーランスになってから、クレジットカードを発行しようとした場合、審査に通らなければ手に入れられません。

ちなみに光熱費とか家賃とか日々の買い物などはすべてクレジットカード払いにしておけば、ポイントがめちゃくちゃたまりますので、最低でも1枚はあった方がお得です。

審査の通りやすい会社員のうちに、最低でも1枚はクレジットカードを発行しておくと良いですよ。

フリーランスエンジニアが独立後にすべきこと

フリーランスエンジニアが独立後にすべきこと

フリーランスエンジニアに独立した後にすべきことを解説します。

以下4点が独立後にすべきことです。

  1. 個人事業主の開業届をだそう
  2. 健康保険と年金の切り替え
  3. 領収書は大切に保管
  4. 確定申告をしよう

個人事業主の開業届をだそう

フリーランスエンジニアに独立した後は、1ヶ月以内に個人事業主の開業届と青色申告を提出しましょう。

個人事業主の開業届は、「個人で事業を始める」という意思表示でもあります。

また青色申告は、確定申告の際に税金65万円分の控除を受けられます(払う税金が安くなるとお考えください)

開業届は青色申告の提出は、近くの税務署に直接いって提出でもいいです。ただ、税務署に行く時間がない方や面倒な方は、会計ソフトアプリのfreeeを使えば、無料でネットから税務署に提出できます。

僕自身、フリーランスエンジニアになって1週間後にfreeeで開業届をだしました。画面の指示に従って書類作成をし提出するだけなので、めちゃくちゃ簡単でしたよ。

退職後は1ヶ月以内に個人事業主の開業届と青色申告は提出しておきましょう。今のうちにfreeeに登録しておくと良いですよ!

開業freee

健康保険と年金の切り替えをしよう

会社員で社会保険に入っていた方は、役所に行って国民健康保険と国民年金に切り替える手続きをしましょう。

役所に行く際の持ち物は以下の通り。

  • 退職したことがわかる証明書
  • 本人確認書類
  • 年金手帳

退職したことがわかる証明書は、辞めた後に会社から送られてくるはずです。

あとは本人確認書類と年金手帳も忘れずに。

領収書は大切に保管しておこう

フリーランスエンジニアになった後は、経費にできる領収書は大切に保管しておきましょう。

フリーランスは業務に関係する出費は、全て経費にできます。たとえば、交通費や取引先相手との会食費、携帯電話の料金など。

確定申告の際は、収入から経費を引いた金額で、支払うべき税金が決まります。

領収書を保管しておく理由は、まれに税務署が調査しにくる場合があるからですね。その際に領収書がないと、経費と証明するものがないですよね。

なので、フリーランスになった後は、領収書は必ず保管する癖をつけておきましょう。

確定申告をしよう

毎年2月16日~3月15日の間は確定申告の期間です。フリーランスエンジニアになったら確定申告が必要です。

確定申告は税務署に行って1年間の所得を申告することで、あなたが支払うべき税金が確定します。今までは会社に年末調整でやってもらってましたが、フリーランスは自分でしないといけません。

とはいえ、「確定申告とか何をすればいいかわからないし、めんどくさすぎる…」という方は、税理士に丸投げすればOK。

僕自身、税理士に丸投げしていまして、領収書や銀行口座の明細書をわたせば後はほぼ全部代行してくれるんでめっちゃ楽です。

税理士から最終的に納税書類をもらえるので、それを銀行にもっていって税金を支払うだけで確定申告完了です。

確定申告は自分でやると膨大な時間がかかりますし、知識がないと手続きの正確性に欠けるので、専門家に任せる方が楽ですし正確かなと。

フリーランスエンジニア独立後に失敗しないための注意点

フリーランスエンジニア独立後に失敗しないための注意点

さいごにフリーランスエンジニアに独立した後に注意すべき点について、以下3点ご紹介しますね。

  1. 信頼性を高める
  2. スキルアップをし続ける
  3. やりたいことに挑戦する

どれも重要なポイントなので、しっかりおさえておきましょう!

信頼性を高める

フリーランスエンジニアとして成功するには、参画先の企業からの「信頼性を高めること」が重要です。

フリーランスは会社に在籍していない外部の人間なので、社員よりも元々の信頼性が低いからです。

たとえば信頼性が落ちる行動をとると、重要な仕事を任せてもらえなかったり、契約を切られてしまったりします。

とはいえ、信頼性を高めるのはそこまで難しいことではなく、以下を意識すればOKです。

  • 無遅刻無欠席
  • 挨拶をする
  • 報連相の徹底
  • 笑顔で話す
  • ネガティブ発言は控える
  • 納期を守る

上記の通りです。

挨拶できないエンジニアとかは割といるので、挨拶ができるだけでもプラスなんですよね笑。「当たり前のこと」を当たり前にすればOKです。

スキルアップをし続ける

フリーランスになった後もスキルアップはし続けましょう。

フリーランスには成果がもとめられます。成果を出すには当然ながら技術力が必要です。

いま習得しているスキルをさらに伸ばすのもいいですし、新たなスキルを身につけるのも良いでしょう。

実際に僕はプライベートでもプログラミングをし続けていますし、資格取得のために勉強しています。

さらなる単価向上のためにも、生き残っていくためにも、スキルアップは怠らないようにするのが賢明です。

やりたいことに挑戦する

フリーランスエンジニアが人生の最終ゴールではない方は、他のやりたいことに挑戦すると良いですよ。

フリーランスで稼いだお金を自己投資したり、事業投資したり。

僕自身、メディア運営に注力しています。収入源は複数あった方が安心ですからね。何よりも自分の体験を記事にして、それが誰かの人生を変えるきっかけになったり、お金になったりするのって嬉しいですよね。

フリーランスエンジニア業をうまく利用して、他の何かに挑戦し、より人生を豊かにしていけると良いですね。

フリーランスエンジニアは経験があればすぐに独立可能:まとめ

フリーランスエンジニアは経験があればすぐに独立可能

フリーランスエンジニアになるために必要な準備について解説しました。

フリーランスエンジニアになるなら、まずはフリーランスエージェントに相談して案件がないかを事前に確認しておいてください。その後はスキルシートを作成し、会社に退職の意向を伝えましょう。

フリーランスの案件が決まって無事に退職できたら、開業届を出すのをお忘れなく。健康保険と年金の切り替え、領収書は保管しつつ年に一度は確定申告をしましょう。

独立後は企業との信頼性を高めつつ、スキルアップを怠らないことが重要です。

より人生を豊かにするためにも、フリーランスエンジニア業以外にも何かやりたいことがあれば挑戦してみてくださいね。

以下記事では、僕が実際にフリーランスの案件探しで活用した良質なエージェントを厳選していますので、独立前に事前に相談してみてください!

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フリーランスエンジニア【経歴】配送業→販売員→プログラマー→独立【保有資格】Oracle認定Java Gold、全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト、SEO検定全級、ITパスポート【発信内容】プログラミング、エンジニア転職、SEO
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