フリーランスエンジニアに必要な準備チェックリスト32項目【総まとめ】

当ページのリンクには広告が含まれています。
フリーランスエンジニアに必要な準備チェックリスト【総まとめ】
Writer - シン -
フリーランスエンジニア|Oracle認定JavaGold保有|全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト|IT企業でフルスタックエンジニアとして参画中
  • フリーランスエンジニアになるのに必要な準備って何?
  • スキルや実務経験の年数はどのくらいあればいい?
  • 独立後に税金や契約周りに関するトラブルが起きないか不安…

こんな疑問にお答えします。

本記事で解説する「フリーランスエンジニアになる準備チェックリスト32項目」を読めば、フリーエンジニアになる前に必要な準備を網羅的に把握でき、独立の成功確率をグッとあげられますよ。

僕自身、エンジニア歴は5年ほど。2022年にフリーランスエンジニアになりました。2025年現在も大阪のIT企業でフリーのエンジニアとして働いています。独立するために必要な準備を把握していますので、それらの経験を基に解説しますね。

フリーランスエンジニアになるなら準備が非常に大切です。準備不足だと、案件獲得に時間がかかったり、無駄な支出や契約トラブルの発生が起きやすくなる等のデメリットがあるからです。

フリーランス独立前の不安要素を減らし、独立を成功させたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

フリーランスエンジニアに必要な準備チェックリスト32項目

freelance-engineer-preparation-checklist

フリーランスエンジニアの準備チェックリストを解説していきます。

少し項目数が多いですが、一通り確認すれば自身がすべき準備が見えてきますよ。

Step1:フリーランスエンジニアとしての方向性を決める

最初の準備は、「フリーランスエンジニアになるにあたって方向性を決める」ことです。

どんなフリーランスエンジニアになるのか明確にする

どんなフリーランスエンジニアになるのかがまだ曖昧な方は、明確にしていきましょう。

方向性が曖昧ですと、案件を選ぶ際やスキルアップの優先順位がブレてしまうからです。

例)なりたいフリーエンジニア像
  • フロントエンド特化
  • バックエンド特化
  • フルスタック
  • クラウドエンジニア
  • AI開発
  • SEで上流工程を担当

上記のイメージです。

なりたいフリーランスエンジニア像を明確にし、必要なスキルを磨いて案件を探していきましょう。

以下記事では、フリーランスエンジニアの種類と必要なスキルを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

キャリアプランの設計

キャリアプランの設計はとても重要です。

設計をしておくことで、フリーランスに独立した後に、軸がブレにくくなります。

キャリアプラン設計の例
  • 1年目:小規模案件・スキルアップに集中
  • 3年目:高単価案件にシフト・副業で収入源を増やす
  • 5年目:単価UP・個人サービス開発・新事業開始

上記のイメージですね。

僕自身、フリー転向後の1年目は、技術の向上を優先し、2年目から徐々に単価をあげていく設計をしていました。仕事や収入が安定してきたら、資格取得やブログ発信に注力しようとしていましたね。

キャリアプランは個人差があると思いますので、自身の経験年数やスキル、目標に応じて設定するといいでしょう。

強みを把握する

事前に「自分の強みを把握しておく」のもポイントです。

強みとは、シンプルにいうと「現職での実務経験」を指しています。実務経験の強みがフリーランス独立後に武器になります。

以下は例です。

  • 設計が得意
  • 設計よりもコーディングが得意
  • フロントエンドが強い
  • バックエンドが強い
  • フロントとバック両方バランスよくできる
  • 顧客対応やマネジメント経験が豊富

上記のとおりで、経験してきた工程を洗い出し、自身が得意なものはどれかを把握しておくといいでしょう。

事前に強みを把握しておくことで、今の自分に足りないスキルは何かを認識し、フリーになる上で足りていない部分を補うべきかどうか判断できます。

反対に、自分の強いところをより伸ばしていくという選択もできますね。

Step2:スキルアップとポートフォリオの準備

フリーランスエンジニアになるためにはスキルを証明する必要があります。

なので、今の現場でスキルアップしつつ、可能であれば「ポートフォリオ」も準備していきましょう。

スキルアップする(実務経験+独学)

フリーランスエンジニアになるにあたって、独立に必要なスキルを磨いていきましょう。

  • 本業に打ち込んで経験値を増やす
  • 実務経験は2年以上は積む
  • 希望案件のスキルを独学で強化する
  • 個人アプリを開発しながら技術を磨く
  • コードはGitHubにプッシュしておく

独立するまでの間は、今の現場で本業に打ち込むと良いです。プライベートでもある程度、個人で学習しておくと安心ですね。

ポートフォリオサイトを作成する

できればポートフォリオサイトも作っておきたいところです。

フリーランスになるために、ポートフォリオサイトは必須ではありません。ただ作っておくことでフリーランス案件探しの際に、企業から評価されやすくなります。評価されれば、面談の通過率向上も期待できます。

ポートフォリオサイトには、以下の項目を掲載しておくと良いかなと。

  • 習得スキル
  • 参画したプロジェクトの概要
  • 簡単な経歴
  • 制作物のスクリーンショットとURL

ポートフォリオサイトはフリーランスのスキルの証明になるので、1度作っておけば以降も案件探しの際に役に立ちますよ。

スキルシート(経歴書)を準備する

続いて、スキルシートを用意していきましょう。

スキルシートは、フリーランス案件を応募する時に必要です。

スキルシートには、自分の経験や習得スキルを具体的に書くことで、案件応募時の「書類選考」に通りやすくなります。

具体例:スキルシートに書くと良い項目
  • 過去に参画した案件の概要
  • 担当した工程
  • 使用技術・ツール
  • 習得スキル
  • 自己PR
  • 保有資格
  • 参画可能開始日

これらを整理しておきましょう。

「過去に参画した案件の概要」については、プライバシー的な問題もあるので、プロジェクト名とかは記載しなくてOKです。

あとスキルシートを作成後、もし新たにスキルを習得したりプロジェクトが変わったりした場合、定期的にスキルシートを更新しておきましょう。

スキルシートには、自分の価値を具体的に伝わるように書くことがポイントです。

自分に合う案件・単価相場の把握

フリーランスになる前に、

  • 「自身のスキルに合う案件はどんな内容か」
  • 「単価の相場はいくらくらいなのか」

これらを把握をしておくと良いです。

理由は以下のとおり。

  • 相場を知らないと低単価になる可能性がある
  • スキルに合わない難易度の高い案件に入ってしまう

上記のようなリスクを下げるためにも、事前に自分に合う案件内容と単価相場を把握しておきましょう。

これらの把握をするなら、フリーランスエージェントやクラウドソーシング等のサイトで、自分の希望する条件で案件を検索すると良いかなと。

あとエージェントに「自分の単価はどのくらい狙えそうか」を直接聞くのもありですね。

スキルに見合う案件の選定や単価の設定をすることが、独立後に契約を更新し続けるためのポイントです。

Step3:フリーランスの案件を獲得する準備

次はフリーランス案件を獲得するための準備をしていきましょう。

フリーランスエンジニア案件の探し方を決める

フリーランスエンジニアの案件の探し方は、主に4パターンあります。

フリーランス案件の獲得方法の例
  • 企業に直接営業する
  • 知人や友人から紹介してもらう
  • クラウドソーシングで受注する
  • フリーランスエージェントからの紹介

主に上記のどれかの方法で、仕事を取っていくことになるかなと。

営業力に自信がある方は、企業に直接営業し、人脈がある方は知人や友人に紹介してもらうと良いですね。

営業力や人脈がない方は、フリーランスエージェントを使うか、クラウドソーシングで受注していきましょう。

フリーランスエージェントを使う場合は、以下記事でおすすめのエージェントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

初回案件の獲得見込みを立てる

会社を退職する前に、「初回のフリーランスエンジニア案件は取れそうか」見込みを立てておくと安心して独立できますよ。

会社を退職後、もしフリーランス案件が決まっていない場合、案件が見つかるまで待機期間が発生しますからね。そうなると収入が途絶えるリスクがあります。

経験豊富なベテランの方であれば、すぐ案件は決まると思うので特に問題はないと思います。

経験が浅い方は、初回案件は自分のスキルレベルに近い「小規模な案件」を優先して探のもありですね。

初回の案件が獲得できそうか見込みを立てることで、安心して会社を退職できます。

準委任契約と請負契約の違いを把握する

フリーランスエンジニアは主に「準委任契約」と「請負契約」の2種類あります。

この2つの違いを知らない方は、このタイミングで把握しておくといいかなと。契約形態を理解して案件を選ぶことで、独立後に後悔しなくて済みます。

項目準委任契約(時間単価型)請負契約(成果物納品型)
契約内容作業時間の提供成果物の納品
責任範囲作業の実施まで成果の完成まで
指示・管理発注側が行う受注側が行う
柔軟性高い低い
リスク負担発注側受注側

上記のとおり。

準委任契約は時間単価に対して、請負契約は成果物の納品をして報酬をもらいます。

  • Web制作フリーランス=請負が多い
  • フリーランスエンジニア(開発支援系)=基本は準委任

このようなイメージで良いかなと。

ちなみに会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになる方は、だいたい準委任契約になると思います。僕自身も準委任契約です。

契約・著作権・守秘義務などの基本を学ぶ

フリーになってからトラブルを事前に防ぐために、契約や著作権、守秘義務などの基本を押さえることは重要です。

これらの知識が不足していると、損害が発生するリスクが高まり、企業からの信頼低下につながる恐れがあるから。

たとえば、

  • 契約書テンプレートの確認
  • 著作権譲渡の理解

などは、しておくと良いでしょう。

この辺りは自分で調べても良いですが、フリーランスエージェントを使う方は、エージェントから説明があると思います。何か不明点があれば、エージェントに聞くのもありですよ。

Step4:生活基盤を整える

Step4では、生活基盤を整えるための準備をしていきましょう。

半年分の生活資金を貯めておく

フリーランスは会社員に比べて収入が不安定です。

なので、不安定な時期に備えて、生活資金をある程度確保しておくと安心です。理由としては、案件が途切れると収入が入ってこなくなり、生活に影響がでるリスクがあるから。

たとえば、生活費の6〜12ヶ月分を貯金で確保しておくと良いかなと。

以下は具体例です。

居住エリア家賃生活費合計(月額)
東京約9〜12万円約20〜25万円
大阪約7〜10万円約18〜22万円

だいたい日本に住んでいたら、生活費は食費や光熱費なども含めると、月20万前後くらいではないでしょうか。そう考えると、6ヶ月分なら120万円ほど貯金があるといいですね。

とはいえ、フリーランスエンジニアで経験が2〜3年以上あるなら、案件が途切れることはそんなにないと思っています。実際に僕は1ヶ月以上、案件が途切れたことはないです。なので過剰に心配する必要はないかなと。

ただリスクを最小化するためにも、生活資金は念のために確保しておいた方が無難でしょう。

固定費と変動費を見直す(対策例あり)

固定費と変動費を見直して、無駄な支出を減らすことも重要です。

フリーランスエンジニアに独立した初期は、人によっては収入が不安定になる可能性もあります。収入が不安定だと、固定費や変動費が負担になってきます。

たとえば、以下の表は固定費と変動費、その対策例です。

区分内容見直し例・対策
固定費家賃家賃の安い物件やエリアへ引っ越し
通信費格安SIMへの変更
ネット回線プランの見直し
サブスク費動画サービスの解約
月額費がかかる不要なツール等
保険料民間保険の見直し
光熱費電気・ガスの契約プランを節約型に変更
変動費交際費打ち合わせ以外の飲食を減らす
オンラインを活用する
交通費在宅勤務中心で外出を最小限に
消耗品文具・周辺機器をまとめ買いでコスト削減
カフェ代作業場所を自宅orコワーキングに切替
広告・営業費個人ブログやSNSで発信

固定費に関しては、家賃が大きい傾向にあります。注意点は、フリーランスエンジニアになって収入があがったとしても、勢いで家賃を上げすぎないことですね。

家が好きで、家にこだわりがあるなら良いと思います。そうでなければ、収入がある程度安定してくるまでは、むやみに固定費は上げない方が安全です。

固定費と変動費を管理して、安定した生活を維持していきたいですね。

独立後の収入と支出のシミュレーションをする

固定費と変動費を見直した後は、独立後の収入と支出のシミュレーションをしてみると良いですね。

収支の見通しがないと、計画倒れになるからです。

区分内容金額(円)備考
収入エンジニア本業収入600,000稼働160時間程度想定
固定費家賃90,000都内ワンルーム想定
通信費(スマホ・Wi-Fi)10,000個人・業務兼用
ソフトウェア・サブスク10,000Adobe
Amazon Prime等
国民健康保険・年金40,000月平均(大体の目安)
その他(光熱費等)20,000在宅勤務を想定
変動費交際費・カフェ代15,000打ち合わせ
気分転換にカフェで作業
交通費5,000現場に出社、出張など
消耗品・備品10,000周辺機器、文具など
合計支出200,000固定+変動費合計
月間利益(税引前)+400,000収支バランス◎

上記のイメージですね。

厳密にはここに住民税や所得税なども入ってくるかと思いますが、その辺りは個人差あるので一旦省いてます。イメージとして参考にしてもらえればと思います。

事前に「独立後の収入と支出のシミュレーション」をしておき、生活基盤を整える準備をしていきましょう。

銀行口座を事業用と私用で分ける

銀行口座を事業用と私用で分けて、収入と経費の管理をしていくといいです。

理由としては、2つを分けることで帳簿や確定申告の手間を省けるからですね。

  • メイン口座は生活費
  • 事業口座は報酬受け取り専用

みたいな感じでわけるといいかなと。事業用口座がない場合は、フリーランスになるまえに口座開設しておくといいですね。

口座をわけて、独立後の経理負担を軽減していきましょう。

信用審査が必要な手続きを済ませておく

フリーランスは会社員よりも、社会的信用度が低いと言われています。

主な理由は「会社に属していない」「収入が安定しない」という部分が要因かなと。

なので、独立後に審査通過が難しくなる可能性があります。そのため、独立前に信用審査が必要な手続きを済ませておくと良いです。

たとえば、以下のような手続きです。

  • 引っ越し
  • 住宅ローン
  • クレジット審査

これらの信用審査が必要な手続きを、独立前に済ませておくと良いかなと。

Step5:独立・開業の準備

独立と開業の準備をしていきましょう。

独立日を決めて退職の意向を伝える

フリーランスエンジニアになる日を決めて、所属の会社に退職の意向を伝えましょう。

独立日と退職日はなるべく早めに決めておくと良いです。なぜなら、フリーランス案件を探して面談を通過するには、「そもそもいつから参画できるのか」日程を企業に伝えないといけないから。

目安としては、1ヶ月半前までには会社に退職する意思を伝えておくと良いかなと。実際、僕はフリーになる1ヶ月半前くらいには、退職の意向を伝えていました。

「退職届の提出日」については、所属会社の規定もあると思うので、所属会社に確認が必要です。

開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出する

案件参画日が決まった場合、個人事業主の開業届を税務署に提出しましょう。あわせて青色申告承認申請書も提出するといいです。

開業届・青色申告承認申請書とは
  • 開業届:「個人事業を始めました」と税務署に知らせる書類
  • 青色申告承認申請書:「青色申告(節税メリットが大きい申告)を使います」と申請する書類

開業届は必須ではないですが、提出することで、「青色申告」ができるようになります。青色申告は、税金面で節税ができる利点があります。

フリーランスエージェントを利用する場合は、そもそも開業届の提出が必要になるケースもありますね。

実際、僕はフリーになる直前に開業届を提出し、当時利用していたエージェントに開業届の控えを提出しています。

「フリーランスとして正式に事業を開始する」という意味でも、開業届は独立前に提出しておきましょう。

国民健康保険と国民年金に切り替える

フリーランスエンジニアになった後は、国民健康保険と国民年金に切り替えの手続きが必要です。

会社で入っていた保険は、基本的に退職すると失効するからですね。

近くの市役所や区役所にいけば、国保と国年に切替の手続きができますよ。手続きに行く際は、会社からもらった退職証明書と本人確認書類などが必要です。

独立後は、保険と年金の切り替え手続きを忘れずに行いましょう。

マイナンバーカードを取得しておく

マイナンバーカードを持っていない方は、発行しておくと良いですね。

発行しておくことで、以下のメリットがあります。

マイナンバーカード取得のメリット
  • 確定申告をオンライン(e-Tax)で完結できる
  • 青色申告特別控除が最大65万円まで受けられる
  • 税務署・役所に行かずに手続きができる
  • 身分証明として信頼性が高く、契約や口座開設で便利
  • 補助金・助成金の申請をオンラインで簡単にできる
  • 健康保険証・公金受取口座と連携できる
  • 行政書類(住民票・所得証明など)をオンラインで取得可能
  • 引越し手続き(転出届など)をオンラインで申請できる
  • 今後のインボイス・電子帳簿保存法など電子化対応に有利

マイナンバーカードは、オンラインや郵送などで申請できます。

詳しくは以下にリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。

Step6:会計・税務の準備

続いて、会計や税務の準備もしていきましょう。

確定申告の準備をする(税理士に丸投げor自分でやる)

フリーランスになったあとは、確定申告が必要になるので、その準備をしていきましょう。

確定申告とは

1年間の収入や経費、税金をまとめて「所得税を確定させる手続き」のことです。

毎年1月1日から12月31日の間に得た所得(売上−経費)を計算し、翌年の2月16日〜3月15日の間に税務署へ申告・納税する制度です。

フリーランスの場合、確定申告は自分でやるか税理士にお願いするかを選べます。

  • 税理士に任せる:税理士を早めに探して依頼しておく
  • 自分で実施する:会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)を導入する

自分で実施する場合は、会計ソフトを導入しておくと確定申告の準備会社すくなります。会計ソフトはfreeeが有名どころですね。

税理士にお願いする場合は、早めに探して依頼しておくといいです。年末や年始になってギリギリに依頼すると、混んでいることが多く、確定申告が遅れる可能性があります。

僕は確定申告をする際、いつも税理士に任せています。なので、僕は税理士が作成した支払書をもとに税金を支払うだけです。

プロに任せた方が抜け漏れがなくなりやすいですし、確定申告の準備を自分でしなくて良いので、時間を節約できるメリットがありますよ。税金面での不安を軽減するなら、税理士と連携しておくといいです。

以下のサイトで税理士を探せますので、ぜひ参考にしてみてください。

\ 自分に合う税理士を探したい方必見! /

領収書を保管するファイルを準備する

領収書を保管するためのファイルを準備しておきましょう。

ファイルがないと領収書が散らばってしまい、経費計上の時にあちこち探さなくてはなりません。また、税務調査が来た時のために証拠としてファイルにまとめておくと安心です。

  • 領収書の保管期間は7年間(青色申告の場合)
  • ファイルや封筒などに年月別・取引先別で整理しておくのが基本

領収書は、税務調査や確定申告で必要です。

日付順やカテゴリー別にわけるなどして、ファイルに保存しておくといいでしょう。

経費と節税の基本を学ぶ

経費と節税の基本を学ぶことも大事です。

経費を適切に計上し、控除を活用することで節税できるから。

独立後は会社員のように、源泉徴収だけでは済まないので、自分で税金を管理する必要があります。

そこで経費や控除を理解していないと、「本来減らせる税金」まで余計に支払ってしまう可能性があるんですよね。

たとえば、以下は経費対象の項目と、節税の例です。

カテゴリ内容メリット・ポイント
経費にできるものPC購入費、通信費仕事用の支出は全額経費にできる
勉強会参加費、資格試験受験料、スキルアップ書籍代スキルアップ関連も業務に必要なら経費化可能
家賃・光熱費(事業利用分のみ)、コワーキングスペース代自宅兼事務所の場合は按分して経費化
打ち合わせ・交際費、案件訪問時の交通費仕事目的の飲食・移動費は経費になる
控除・節税の例青色申告特別控除(最大65万円)帳簿をつけるだけで所得を減らせる → 税金が減る
小規模企業共済等の控除積立額を所得から差し引ける → 税金が減り老後資金にもなる
医療費控除1年間にかかった医療費が一定額を超えると所得から差し引ける
iDeCo(個人型確定拠出年金)掛金を所得から控除できる → 税金が減り老後資金も準備できる
節税・税金の基礎知識の学び方ネット記事やAIで確認手軽に基礎知識をチェックできる
書籍やYouTubeで学ぶ初心者向け~応用まで体系的に理解可能
税理士に相談する実務・判断の不安を解消、個別最適化できる

税金の種類や節税対策について全てを解説すると、記事が長文になってしまいますので、ここでは説明は割愛します。

詳しくは自身で調査いただくか、以下のfreee公式記事を参考にしてみてください。

Step7:仕事のパフォーマンスを最大化する準備

仕事のパフォーマンスを最大化するための準備もしていきましょう。

作業場所の確保

独立してリモートワークをする場合、まずは作業場所を確保していきましょう。

といっても、だいたいは自宅の専用デスクが作業場所になるかと思います。

ただ人によっては近くのコワーキングスペースをレンタルしてそこで作業する方もいるかなと。

作業環境の最適化

作業環境を最適化することは、とても重要です。

最適化することで、仕事の業務効率を最大化できるから。

以下の早見表は、作業環境を最適化する具体例です。

カテゴリアイテム効果・ポイント優先度
入力・操作効率高性能キーボード(メカニカル・静音・エルゴノミクス)タイピング効率向上・手首負担軽減★★★
マウス操作精度向上・疲労軽減★★★
トラックパッド / ペンタブ作業スタイルに応じた操作性向上★★
マウスパッド・リストレスト付き手首・肩の疲労軽減★★★
表示・視覚モニター増設 / モニターアーム作業領域拡張・姿勢改善★★★
ブルーライトカットフィルター眼精疲労軽減★★
整理・整頓デスク周りの小物収納ボックス / ケーブル整理デスク周り整理・集中力維持★★
デスクライト(調光・色温度調整)目の疲れ軽減・作業効率向上★★
収納棚書類・ガジェット整理
健康・集中力昇降式デスク / スタンディングマット姿勢改善・疲労軽減★★★
疲れにくい椅子 / フットレスト長時間作業でも疲れにくい★★★
加湿器 / 空気清浄機快適な空気環境で集中力向上
ノイズキャンセリングイヤホン集中力維持★★
小型ファン / ヒーター季節対応で快適環境維持
コーヒー / お茶 / 水カフェインで集中力アップ、適度な水分補給で疲労軽減★★
電気ケトル / コーヒーメーカー作業中の飲み物準備を簡単に、休憩効率向上★★
ネット環境高速Wi-Fiルーター / 有線LAN安定したネット環境で作業効率・通信トラブル防止★★★
ソフト・デジタルタスク管理アプリ / ポモドーロアプリ作業管理・時間効率向上★★★
画面分割 / ウィンドウ管理ソフトマルチタスク効率化★★
クラウドストレージ / バックアップデータ管理・紛失防止★★★
作業環境最適化の例

上記は項目が多いので、優先度の高いものから環境改善していけるといいですね。

作業環境が良いと、集中力や業務効率があがるので、仕事の生産性が上がりますよ。

健康管理とメンタルケアの方法を確立する

フリーランスエンジニアは、適切な健康管理とメンタルケアをすることも大切です。

体調不良や精神的な疲れは、自身の健康への影響や仕事のパフォーマンスにも影響するからですね。

以下、具体例です。

  • 3食しっかり食べる
  • ジムで運動する
  • 息抜きの方法を決めておく
  • 瞑想やラジオ体操
  • ストレス解消方法を決める

僕自身、フリーになってからは週3回ジムで筋トレをしています。運動後はポジティブな気分になれるので、ストレス解消にもなります。

健康管理とメンタルケアの方法を把握して、長期的に「健康で高いパフォーマンス」を出し続けられるようにしたいですね。

Step8:リスク管理と継続体制の準備

リスク管理と継続体制の準備もしていきましょう。

フリーランス向けの保険

フリーランス向けの保険を検討してみるのも良いです。

なぜなら、会社員はある程度会社がリスクをカバーしてくれますが、フリーランスは自分で「病気やケガ、事故や収入の途絶」などのリスクに備える必要があるから。

たとえば、フリーランスは「保険や共済制度」を活用して、予期せぬトラブルに備えておくと良いです。

種類内容ポイント
所得補償保険病気やケガで働けなくなったときに、収入の一部を補償収入減少時の生活費をカバー
傷害保険事故によるケガや死亡に備える入院・手術費や死亡保障がある

とはいえ、保険は人によって「合う合わない」がありますので、必要に応じて加入を検討してみるといいでしょう。

老後や将来に備えて資金対策をする

フリーランスは老後や将来に備えて、資金対策をすることもポイントです。

会社員は退職金や企業年金、厚生年金があります。でもフリーランスはこれらが少ないか、ほとんどないんですよね。なので、計画的に積み立てて資産形成していくことで、将来の自分のためになります。

たとえば、以下はフリーランスにおすすめの資金対策です。

資金対策の例詳細特徴
小規模企業共済自分で少しずつお金をためて、将来もらう「退職金」のような制度払ったお金は税金を少なくでき、将来まとめてもらうか、少しずつもらうか選べる
iDeCo(個人型確定拠出年金)自分でお金を積み立てて老後に使うために増やす制度払ったお金の税金が少なくなり、増えたお金も税金がかかりにくい
NISA(つみたてNISAなど)少額からお金を増やすために投資する制度増えたお金に税金がかからず、少しずつ貯められる
個人年金保険保険会社で毎月お金をためて、将来年金として受け取る制度払ったお金の一部は税金が安くなることがある
普通預金・定期預金での積立銀行にお金をコツコツためる方法お金が減る心配はなく、すぐ使いたいお金もためられる

上記のような積立や運用方法、制度を組み合わせて、将来に備えて資金対策することが大事です。

そういう僕は、実は上記の対策をほとんどしていないです…。若いうちに自己投資にお金を使いたいからですね。とはいえ、そろそろ将来に備えて対策していこうと考えています。

積立や運用は早く始めるほど、老後資金の不安を軽減できるので、早めに始められると良いですね。

副業や複数案件で収入源を分散する

フリーランスエンジニアは本業だけに頼らずに、副業や案件を掛け持ちして複数の収入源をもつと良いです。

理由としては、一つの案件に依存すると、案件が途切れて収入がストップになったときにリスクが大きいから。

  • おすすめ副業の例:Web制作、Webライター、個人サービス、技術ブログ、note(有料コンテンツ)、Uber eats、AI副業、YouTube、SNSなど
  • 複数案件の例:週2案件×2、土日案件、クラウドソーシング併用

エンジニアならWeb制作や技術ブログなどは相性がいいですね。

「どんな副業が自分に合っているのか」は人によるので、いろいろ試してみた中で「良さそうなものを継続してみる」のもありです。

ちなみに案件の掛持ちは、難易度が高いです。というのも、週2や土日の案件を見つけるのが困難だから。案件を見つけられそうなのであれば、掛け持ちも良いでしょう。

収入源を増やして、安定した独立生活を送っていけるといいですね。

フリーランスエンジニアを辞退する場合のプラン

フリーランスエンジニアを辞退する場合のプランを考えておくことで、生活やキャリアに関する不安の軽減ができます。

フリーランスは漠然とした不安を抱える方が多いですが、いざという時の対策プランを立てておけば、仮に失敗したとしても対策があることでリスクを最小化できます。

参考までに、以下はフリーランスエンジニアを辞めた後のプランの例です。

プラン概要
会社員に戻る安定収入・社会保険の安心感。ただし自由度は減少。
別事業に転換コンサル・教育・制作受託など、スキルを活かした転職。
フリーランス継続(縮小)副業的に小規模維持しつつ、別収入源を確保。
一時的な休業(事業休止届)しばらく活動を止めたい場合の中間選択肢。

フリーエンジニアに転向後、会社員に戻る方も一定数います。フリーランスになってみて、やっぱり会社員の方が魅力的と思う方もいるからです。

先のプランまで考えておけば、無駄に不安になることが少なくなります。

Step9:個人ブランディング

フリーランスは自分が商品なので、自己ブランディングすることも大事ですね。

個人メディアを開設する

個人メディアをまだお持ちではない方は、ブランディングの一つとして、個人メディアを開設するのもありです。

個人メディアとは、ブログやX(旧:Twitter)、QiitaやYouTubeなどですね。

個人メディアを始めるメリットは、以下のとおり。

  • 自分の知識や経験をもとに情報発信できる
  • 案件獲得や信頼構築につながる可能性もある
  • 広告を貼ることで広告収入を得られる可能性もある

上記のメリットがあります。

では個人メディアで何を発信すれば良いかと言うと、例えば以下の内容を発信するといいです。

  • 技術系記事
  • 開発ノウハウ
  • 成果物紹介
  • エンジニア向けのお役立ち情報

これらをコツコツ発信していくといいでしょう。Googleアドセンスや商品・サービス紹介用の広告を貼っておくことで、広告収入を得ることも可能ですよ。

僕自身も個人メディアを持っておりまして、当サイトが個人メディアになります。

発信は自己ブランドの土台になります。個人メディアに興味のある方は、ぜひ本業で得た知見を活かして発信してみてください。

名刺を作成する

フリーランスなら名刺は持っておきたいところです。

  • 新しい案件に入る時
  • 自分で企業に営業するとき
  • 異業種交流会

これらのシーンで名刺を渡すことで、第1印象をよくできるから。

名刺には以下の項目を記載しておくといいです。

  • 氏名
  • 肩書き
  • 連絡先
  • ポートフォリオURL
  • 保有資格

名刺は簡単に自己紹介できるツールですし、そこから仕事につながる可能性もあります。

オリジナルの名刺を作成してみてくださいね。

フリーランスエンジニアの独立を成功させるポイント2選

フリーランスエンジニアの独立を成功させるポイント2選

「フリーランスとして成功するためのポイント」は沢山ありますが、特に重要なポイントを2つに絞ってご紹介しますね。

1.エンジニアとしての成長意識を持つ

1つ目は、エンジニアとしての成長意識を持つことです。

自分がエンジニアとして成長し続けることで、自分も現場もどちらにもメリットがあるから。

  • 新しい案件に参画が決まったら、現場で使う技術をなる早でキャッチアップする→即戦力になりやすい。良いスタートを切りやすい。
  • 参画後も継続的にスキルアップして成果を残す→現場から評価されて、契約を更新しやすい。

上記のとおり。

実際、僕は上記の成長意識を持ち続けており、現場から評価していただけるようになりました。

フリーランス転向後も、成長意識を持つことはメリットが多いので、ぜひ意識してみてください。

2.信頼残高をためていく

現場からの信頼残高を高めていくことは重要です。

信頼されればスキルアップにつながる仕事をもらえたり、契約更新しやすくなったりというメリットがあります。

ではどうすれば信頼残高をためていけるかと言うと、まずは以下を意識してみると良いです。

  • 納期を守る
  • 挨拶をきちんとする
  • チャットやメール等の連絡は早めに返す
  • チーム開発では情報共有やフォローを徹底する

こういった小さな積み重ねが「信頼ポイント」として貯まっていきます。

雇ってくれた企業のためにも、自分のためにも、常に信頼される行動をしていけると良いですね。

フリーランスエンジニアの独立準備に関するよくある質問

フリーランスエンジニアの独立準備に関するよくある質問

フリーランスエンジニアの独立準備に関する「よくある質問」をまとめました。

こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

Q1.ポートフォリオサイトには何を載せたらいいですか?

A.ポートフォリオサイトには、以下の項目を載せておくと効果的です。

  • 経歴とプロフィール
  • 制作物のスクショとURL
  • 習得スキル
  • 社内での開発実績

他にもソースコードがわかるGitHub URLも載せておくと、スキル証明になり、評価につながりやすいですよ。

Q2.ポートフォリオは必須ですか?

A.フリーランスは「ポートフォリオが必須」のイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、ポートフォリオは必須ではないです。

僕が今まで見てきた準委任契約のフリーランスエンジニアで、ポートフォリオを面談の時に見せている人はあまり見たことがないです。

エンジニアは実務経験が一番重要なので、ポートフォリオがなくても経験があれば案件は獲得できますよ。

とはいえ、フロントエンドエンジニアとかは、見た目が綺麗なポートフォリオはあった方が有利な印象です。

Q3.フリーランスエンジニアになるには実務経験はどれくらい必要ですか?

A.世間一般的には「2年から3年くらいの経験があると良い」という声が多いですね。

僕自身の体感としても、「実務経験は2年以上あれば即戦力になりやすい」かなというところです。

とはいえ、経験年数よりも実際のスキルレベルが重要なので、スキルに自信がある人なら1年で独立する人もいますね。

もし経験が浅い方や経験年数はあるけどスキルに自信がない方は、まずは小規模な案件からチャレンジして、徐々に難易度の高い案件に挑戦していく方法もありです。

以下記事で、フリーランスエンジニアに必要な経験年数をより詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

Q4.フリーランス初期の案件単価はどのくらいが現実的?

A.単価はスキルや経験、案件内容によって変動します。

「実務経験の年数だけ」でみるなら、以下が参考になるかなと。

経験年数平均単価平均年収(平均単価*12ヶ月)
1年未満40万円480万円
1~2年47万円564万円
2~3年56万円672万円
3~5年62万円744万円
5年以上67万円804万円

引用元:レバテックフリーランス公式サイト

上記は案件数の多いJava言語を扱った場合です。

あくまで平均なので、参考程度にしていただくといいかなと。

Q5.エージェントに登録するときの注意点は?

A.注意点は、フリーランスエージェントに登録する際に、以下項目もチェックしておくことです。

  • 契約手続きをどこまでしてくれるか
  • トラブル対応やサポートはどこまであるか
  • マージン率や支払日はいつか
  • 担当者との相性は悪くなさそうか

エージェントによって対応範囲が異なりますので、2〜3社ほど登録して説明を受けてみるのが早いかなと。

Q6.確定申告の知識はどの程度必要?

A.最低限必要なのは、「収入と経費、控除の仕組み」を理解しておくことですね。

もし不安な方は、フリーランス転向後の初年度は、税理士に相談しながら確定申告の準備を進めていけば安心かなと。

Q7.フリーランスとしての信用はどう作ればいいの?

A.前章でも解説しましたが、以下を守ることがポイントです。

  • 納期を守る
  • チャットやメールなどの連絡は早めに返す
  • 挨拶をきちんとする
  • チーム開発では情報共有やフォローを徹底する

こういった小さな積み重ねが、信頼残高として貯まっていくからですね。

あとは技術ブログやSNSで技術情報を発信することも、勉強熱心なことが伝わりやすいので、信用材料になります。

Q8.案件参画後にスキル不足が判明した場合はどうすればいいですか?

A.「参画前には自信があったものの、いざ参画してみたら現場が求めているスキルに届いていなかった」というパターンですね。

この場合は以下の2つが対策になります。

  • 納期に遅れそうな場合は早めに相談
  • いま必要なスキルを集中して学ぶ

納期が遅れそうな場合は、早めに現場の担当者に相談するといいです。早めに相談することで、現場も対策をとってくれるケースがあります。

あとは不足しているスキルが何かを把握し、迅速に補う努力をすると良いでしょう。

Q9.単価の決め方や単価交渉はどうすればいい?

A.単価の決め方は、以下の3パターンの中から選ぶとOKです。

  • 相場を見て決める
  • 自分で客観的に分析してを決める
  • エージェントと相談して決める

エージェントを通す場合は、最初に案件を紹介してもらう時に、こちらから希望の単価を提示します。

希望単価を提示する時に、担当者と相談して調整すると、現実的な金額になりますよ。

Q10.最初の案件はリモートか客先常駐どちらいい?

A.僕の経験則からいうと、フリーランスの初回案件は「常駐案件の方が良い」と思っています。

というのも、常駐の方がお互いに顔が見える分、信頼関係が築きやすいから。

もちろんリモートでも、こまめな報連相や納期厳守をしていれば、信頼関係はできてきます。

ただ、フリーランス初期は不慣れなことも多いでしょうし、出社した方がコミュニケーションを取りやすいという意味でも、最初は常駐が良いかと思います。

ある程度、契約更新できるようになってフリーランスの働き方に慣れてきたら、リモートにシフトしていくのもありかなと。

まとめ:準備万端にしてフリーランス独立を成功させよう

まとめ:準備万端にして不安要素を減らそう

フリーランスエンジニアになるための必要な準備を解説しました!

本記事で解説した内容は、独立後の成功につながる基本的な情報を網羅しています。

一つずつ準備していくことで、独立後の不安要素を最小限にし、案件獲得や収入安定の土台を作れますよ。

フリーランスは自由度が高く、サバイバル要素があります。準備が整っているほど、現場で本来持っている自身のパフォーマンスを最短で発揮できるようになります。

ぜひ本記事でご紹介した準備をして、フリーランスエンジニアとして良いスタートを切ってくださいね。

今回は以上です。

よかったらブックマークとシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次