「フリーランスエンジニアになりたいなぁ。リモートワークしたいし、なにより稼ぎたい。フリーランスになるにはどうすれば良いの?」
こんなお悩みにお答えします。
本記事では、「未経験からフリーランスエンジニアになる方法」についてご紹介します。
僕は元々販売員でした。未経験からエンジニアに転職をし、現在は大阪でフリーランスエンジニアをやっています。
フリーランスエンジニアは自由度が高くてストレスの少ない職業です。また平均年収も高く、実務経験1年以上あれば月収40万円以上も珍しくありません。
実際、僕も初月からレバテックフリーランスというエージェント経由で、50万円の案件に参画できました。
そしてフリーランスエンジニアは、未経験からでも正しいルートを辿ることで、2年あればなることができます。
本記事の内容は、実際に僕が未経験から1年5ヶ月でフリーランスエンジニアになった方法です。
この記事の内容を実践していただくことで、あなたもフリーランスエンジニアになることはできますよ。
ぜひ最後までお読みいただき、試してみてください。
目次
最短でフリーランスエンジニアになるには?必要な前提知識
まず、前提で知っておきたいことを4つご紹介します。
- フリーランスエンジニアとは
- フリーランスエンジニアは平均年収が高い
- フリーランスエンジニアに学歴や資格は不要
- 2種類のフリーランスエンジニアが稼げる
その①:フリーランスエンジニアとは
そもそもフリーランスエンジニアとはなんぞや?という方に向けて解説します。
フリーランスエンジニアとは、会社に属さないフリーランス(個人事業主)のエンジニアの総称です。
そしてエンジニアと言っても、
- プログラマー(システムエンジニア)
- インフラエンジニア
- コーダー
上記のとおりで、様々なエンジニアがいます。
なかでもおすすめは、プログラマーです。なぜならフリーランスのプログラマーが一番稼げるから。
その②:フリーランスエンジニアは平均年収が高い
フリーランスプログラマーの平均年収は、大手フリーランスエージェント「レバテックフリーランス」の調査によると、840万円との結果が出ています。
レバテックフリーランスが2020年5月時点で取り扱っている案件を見てみると、プログラマーの平均月額単価は約70万円となっています。単純に12か月換算した場合、フリーランスエンジニア・プログラマーの平均年収840万円と考えられます。
引用元:レバテックフリーランス
日本の会社員の平均年収が460万円くらいなので、それと比べるとフリーランスエンジニアの収入はずば抜けて高いです。
フリーランスエンジニアの業務内容は、会社員エンジニアとさほど変わらない上、収入が会社員よりも2〜3倍になるというのもめずらしくありません。
その③:フリーランスエンジニアは学歴・資格不要
フリーランスエンジニアは学歴や資格が一切いりません。
なぜならIT業界は実力主義の世界なので、学歴がなくても技術があれば良いからです。
たとえば僕も高卒ですが、今ではフリーランスエンジニアになれています。
もちろん学歴や資格はあるに越したことはないですが、なくてもスキルを身につければエンジニアとして市場価値を高めることは可能です。
自分は凡人だからとか悲観する必要はなく、努力し続ければ学歴のない方でもフリーランスエンジニアになることはできます。
その④:フリーランスエンジニアはプログラマーが最も稼げる
フリーランスエンジニアになるなら、プログラマーがおすすめです。
フリーランスエンジニアのプログラマーは平均年収がかなり高いからですね。
たとえばWeb制作をやっている大半のフリーランスエンジニアの年収は、300~400万円ほど。
もちろん例外もあって、Web制作で月100万円ほど稼ぐ人はいますが、それは一部かなと。
なので、収入を安定的に伸ばしたい方は、フリーランスプログラマーになることをおすすめします。
フリーランスエンジニアの言語経験年数別の月収
フリーランスエンジニアのプログラミング言語「経験年数別の月収」をご紹介します。
- Javaの実務経験1~2年
- Rubyの実務経験1~2年
例①:Javaの実務経験1〜2年の場合
大手フリーランスエージェント会社の「レバテックフリーランス 」によると、プログラミング言語Javaの実務経験が1~2年ある方は、フリーランスになれば約月49万円の収入見込みです。

実際に僕もレバテックフリーランス経由で、Java実務経験1年で月50万円の案件に参画できたので、妥当な数値かなと。
例②:Rubyの実務経験1~2年の場合
同じくレバテックフリーランスの調査結果ですが、プログラミング言語Rubyの実務経験1~2年ある方は、月55万円の収入見込みです。

Rubyは単価が高い傾向にありますが、案件数が東京以外となると少ないのがデメリットですね。
とはいえ、JavaもRubyも実務経験1年で50万円ほどなので、どちらも高単価であることに変わりはないです。
現在すでに実務経験が1年以上あるかたで、いますぐフリーランスになりたい方は、レバテックフリーランス に相談してみてください。
フリーランスエンジニアになるには?ロードマップを公開
フリーランスエンジニアになる方法をご紹介します。
実際に僕はこれからお伝えする方法を試した結果、1年5ヶ月でフリーランスエンジニアになれました。
- プログラミングを学習する
- 会社員エンジニアに転職する
- 実務経験を1~2年以上積み上げる
- フリーランスエージェントに相談する
- フリーランスエンジニアになる
順に見ていきましょう。
STEP①:プログラミングを学習する
現時点で未経験の方は、プログラミングの学習を行いましょう。
開発をするフリーランスエンジニアになるなら、プログラミングのスキルが必要です。
プログラミングは独学するか、効率よくで学ぶならプログラミングスクールの受講がおすすめです。
プログラミングを学習した後は、まずは会社員エンジニアとして転職しましょう。会社員として経験を積んでからの方が、案件を取りやすくなるからです。
流れとしては
「プログラミング学習→会社員エンジニアに転職→実務経験を積む→フリーランスエンジニアになる」
という感じです。
プログラミングの独学方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
効率よくプログラミングを学んでエンジニアになりたい方は、以下記事でおすすめのスクールをまとめていますので、チェックしてみてください。
STEP②:会社員エンジニアに転職する
プログラミングを学習したら、会社員エンジニアに転職しましょう。
フリーランスエンジニアは即戦力が求められるので、まずは会社で実務経験を積む必要があります。
僕自身プログラミングスクール卒業後、会社員エンジニアとして1年5ヶ月経験を積み、フリーランスエンジニアになれました。
会社員エンジニアとして転職するなら、面接対策と会社選びが重要です。
まずは会社員エンジニアとして、1~2年の経験を積んでみてください。
以下の記事では、未経験からエンジニアになるための道のりを解説していますので、未経験の方は下記記事をご覧ください。
STEP③:実務経験を1~2年以上積み上げる
会社員エンジニアに転職できたら、実務経験を1〜2年ほど積み上げましょう。
実務経験が1~2年あるエンジニアの市場価値はたかく、フリーランスエンジニアになれば少なくとも月収40万円以上はもらえるでしょう。
僕はJavaの実務経験1年積んだ結果、フリーランスエンジニアとして案件に参画することができました。
実務経験を1~2年積み上げさえすれば、市場価値があがりますので、まずはスキルを磨くことだけを考えましょう。
STEP④:フリーランスエンジニアのエージェントに相談する
エンジニアとしての実務経験を1~2年積んだ方は、フリーランスのエージェントに無料で相談しましょう。
エージェントはフリーランスエンジニアの案件を紹介してくれる上、企業に自分の代わりに営業も代行してくれる神サービスです。
僕自身、「レバテックフリーランス 」と「ギークスジョブ」の2つに登録し相談した結果、レバテック経由で案件に参画できました。
販売員時代は7年頑張っても手取り23万円でしたが、エンジニアになってからは1年5ヶ月で月収40万円を超えることができました。
実務経験を積めた方は、フリーランスエージェントに相談しましょう。
STEP⑤:フリーランスエンジニアになる
エージェントから案件の紹介をしてもらえた方は、企業から面談依頼が入ると思いますので、事前に面談対策をしておきましょう。
面談対策は、「フリーランスエンジニアの面談対策【落ちる理由と受かるコツ】」を参考にしてみてください。
面談後に企業からオファーをもらうことができれば、無事フリーランスエンジニアとして独立することができます。
フリーランスエンジニアになった後も、実務経験を積み上げていくことで、単価を上げていくことができますよ。
最短でフリーランスエンジニアになるためのポイント
最短でフリーランスエンジニアになるために、押さえるべきポイントを解説します。
ポイント①:プログラミング言語は一点突破する
プログラミング言語は1点突破しましょう。
フリーランスエンジニアの案件は、「Java1年以上」というように、1つの言語開発経験の長さが問われることが多いから。
たとえば「Ruby2ヶ月、PHP4ヶ月、Java6ヶ月」よりも、 「Java1年」の方が案件が決まりやすいです。
会社員エンジニアに転職できた後は、上司に交渉して1つの言語を徹底的に極めるのもありですね。
ポイント②:プログラミング言語に迷ったらJavaがおすすめ
プログラミング言語に迷ったらJavaがおすすめです。
なぜならJavaには以下のメリットがあるから。
- 案件数が圧倒的に多い
- Javaは難易度が高いので習得すれば他言語に派生しやすい
特に案件数は、フリーランスエンジニアになるために最も重要です。
Javaは大阪でも案件数が多く、実務経験1年しかない僕でも案件が見つかりました。
もしRuby1年とかだと、多分決まってなかったんじゃないかなと思います。実際エージェントの方も「Rubyは全然案件がない」と言っていました。
なので、最短でフリーランスエンジニアになるなら、言語はJavaがおすすめです。
ポイント③:最初の二年間はプライベートも学習する
エンジニアになった後も、最初の2年間はプライベートでも勉強はしましょう。
最短でフリーランスエンジニアになるなら、いかにスキルを磨き上げるかが重要です。
そうなると実務経験以外にも、独学でスキルアップを図る必要があります。
1~2年でフリーランスエンジニアになるには、並大抵の努力でできるほど簡単ではありません。
最初の2年間はプライベートの時間を削ってでも、学習に専念しましょう。
世の中のフリーランスエンジニアに対しての誤解
世の中にはフリーランスエンジニアに対して、誤った認識を持たれている方が非常に多いです。
- 税金で損するので会社員より2倍稼ぐ必要がある
- フリーランスは即戦力なので高いスキルが必要
- フリーランスエンジニアは営業力が必要
- フリーランスはスキルアップできない
- 実務経験3年以上ないとなれない
- フリーランスエンジニアは稼げない
その①:フリーランスは税金で損するので会社員より2倍稼がないといけない
フリーランスエンジニアは税金で損することはありません。
なぜなら、業務に関係する出費は全て経費にできるから。
たとえば、リモートワークをしている方は「家賃、ネット、光熱費」や、飲み会に行った場合は会食費にできます。
他にも、書籍購入代や交通費も経費にできますね。
会社員だと会社が年末調整してくれるので、経費申請ができませんが、フリーランスなら経費にできます。
そのため、支払う税金がそこまで大きくならないので、会社員より2倍稼がなくても全く問題ないですし、フリーランスエンジニアは一般的な会社員よりも圧倒的に収入が高いです。
その②:フリーランスは即戦力が求められるので高いスキルが必要
フリーランスエンジニアは即戦力が求められるのは確かですが、そこまでハイレベルなスキルがなくてもなれます。
なぜなら、案件によってレベル感が違うから。
たとえば、今の自分が少し背伸びすれば届くくらいの案件に参画すれば、無理な要求をされることはないですし、その先のスキルアップも期待できます。
なので、実務経験最低1年〜2年ある方なら、高いスキルがなくてもフリーランスエンジニアになることができます。
その③:フリーランスエンジニアは営業力が必要
フリーランスエンジニア(プログラマー)に営業力は一切いりません。
なぜなら、営業は全てフリーランスエージェントが無料で代行してくれるから。
たとえば、Web制作のような単発請負案件であれば、自ら営業が必要になります。
しかし僕のような開発系のフリーランスエンジニアは、フリーランスエージェントを使えばOKです。
Web制作は多くの初心者が手を付ける副業ですが、単発案件ばかりですし低単価なのでぶっちゃけコスパ悪いですよ。
目指すなら、基本的に長期案件でかつ高単価である「プログラマー」がおすすめです。
なので、フリーランスエンジニア(プログラマー)は基本的に営業力は不要です。
その④:フリーランスエンジニアになるとスキルアップできない
フリーランスエンジニアになるとスキルアップできないことはありません。
なぜなら、フリーランスエンジニアは、自分からやりたい案件を選ぶことができるから。
たとえば、
- JavaのWebシステム開発
- 詳細設計〜製造・テストを担当
上記のような案件に入ることで、Javaを使った開発を詳細設計からテストまで一通り経験することができます。
もちろんこれらの経験は全て実務経験としてカウントされますので、いうまでもなくスキルアップできますよね。
他にもフリーランスエンジニアなら、週3労働とかもできるので、空いた時間に新しい技術を学習することも可能です。
むしろ、フリーランスエンジニアこそスキルアップしやすいですよ。
その⑤:実務経験3年以上ないとなれない
フリーランスエンジニアは、実務経験1年以上あればなれます。
僕は実務経験1年でフリーランスエンジニアになれていますし、他にも半年でなっている方もいます。
とはいえ、安定的にいきたい方は、2年ほど経験を積んでから独立すればOKです。
その⑥:フリーランスエンジニアは稼げない
フリーランスエンジニアが稼げないことは、基本的にありえないです。
なぜなら実務経験1年の僕でも月40万円以上は稼げていますし、先述したようにフリーランスエンジニアの平均年収は840万円あるから。
たとえば、Web制作やHTMLコーダーのエンジニアだと、フリーランスでも平均年収が300万円くらいなので、稼ぎにくいでしょう。
フリーランスのプログラマーやインフラエンジニアなら、基本的に長期案件で安定していますし、高単価なので稼げるんですよね。
フリーランスエンジニアになると手に入る恩恵2つ
フリーランスエンジニアになると手に入る恩恵を2つご紹介します。
- 精神的余裕
- 時間的余裕
その1:精神的余裕
フリーランスエンジニアになれば精神的余裕がもてます。
なぜならフリーランスエンジニアは、
- 正社員のような無駄な社員会議や飲み会がない
- 人間関係でストレスを感じにくい
- 高収入
- 週3~4労働も可能(遊べる)
といったメリットがあります。
これだけのメリットがあれば、精神的余裕が生まれます。
その2:時間的余裕
フリーランスエンジニアになれば時間的余裕が生まれます。
なぜならフリーランスエンジニアは週3〜4日労働ができるから。
たとえば案件参画する際は、週3〜4日労働の求人を探せばOKです。
ただ初めての案件でいきなり週3日~4日労働は、正直に言って難しいです。
なので、ある程度企業と信頼関係ができてきたタイミングで、労働日数を減らすよう交渉してみると良いですね。
フリーランスエンジニアになれば時間的余裕が生まれるので、空いた時間で遊んだり自己投資したりできます。
フリーランスエンジニアになるには行動力が必要:まとめ
フリーランスエンジニアは学歴や資格が入らず、凡人でもなれる職業です。
もちろん簡単に誰でもなれるわけではありませんが、努力をし続ければ十分なることは可能ですよ。
ぜひチャレンジしてみてください。