フリーランスエンジニアになるために資格は不要【8つ取った僕が解説】

フリーランスエンジニアは資格なしでOK【1年で8つ取った僕が解説】
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【メインスキル】TypeScript・Vue.js・Java【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】ITエンジニアとして市場価値を高めるために必要なマインドやノウハウを発信|大阪在住|31歳
読者

フリーランスエンジニアになりたいのだけど、資格なしでもなれるのかな?フリーランスならスキルの証明として資格はあった方が良い?

こんなお悩みにお答えします。

この記事で解説する「フリーランスエンジニアに資格は不要の理由」を読めば、資格の必要性がわかるだけでなく、スキルの証明として何に注力すればいいのかが明確になりますよ。

実際に僕は1年でIT・Web資格を8つ取得しました(プロフィールに資格の証明書掲載有)

  • 2022年3月:Java Silver
  • 2022年7月:SEO検定4級・3級
  • 2022年8月:SEO検定2級・1級
  • 2022年11月:Java Gold
  • 2022年12月:全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト
  • 2023年1月:ITパスポート

また現役フリーランスエンジニアとして大阪のIT企業で働いていますので、それらの実体験をもとに解説していきますね。

目次

フリーランスエンジニアになるために資格は不要

タイトルにもある通り、フリーランスエンジニアになるために資格は不要です。

これは実際に僕が1年で8つ資格を取得して感じました。その理由を下記の順で解説していきます。

  • 資格よりも技術力が重視される業界から
  • スキルの証明ならポートフォリオが良い
  • 資格を取る時間がもったいない

資格よりも技術力が重視される業界から

まずIT業界は資格よりも技術力が重視されます。なぜなら資格があっても技術力がなければ意味がないからです。反対に技術力があれば資格がなくても仕事ができるので、問題ないです。

たとえば、難関資格を10個もっているフリーランスエンジニアがいるとします。そのフリーランスエンジニアは資格はもっているけど、技術力がなく、プログラミングも苦手です。

一方で資格はもっていないけど、プログラミングが得意でバリバリ開発ができるフリーランスエンジニアがいます。もし、あなたが採用担当者として、どちらのフリーランスエンジニアを採用したいですか?

おそらく大半の方が後者の「資格は持っていないけど、技術力が高いフリーランス」を雇いますよね。実際、フリーランスエンジニアは資格なしでもなれます。あせって取る必要はありません。

スキルの証明ならポートフォリオが良い

フリーランスのスキルの証明をするなら、資格がなくてもポートフォリオでOKです。もっというと、別にポートフォリオがなくても、実務経験があればそれがスキルの証明になります。スキルシートに書ける経験があることが重要です。

フロントエンドエンジニアになるなら、ポートフォリオはあった方が有利です。しかし、必須ではないです。バックエンドエンジニアやインフラエンジニアは、ポートフォリオがなくてもフリーランス案件は獲得できます。

僕はフリーランスに独立したてのころ、ポートフォリオはなかったです。資格も一切持ってませんでした。それでも案件を獲得できました。スキルの証明をしたいなら、実務経験を積み上げるかポートフォリオを作成すればOKです。

資格を取る時間がもったいない

なにより資格を取る時間がもったいないです。資格を取る時間があるなら他の副業やビジネスに費やしたり、ポートフォリオ作成に時間を当てる方が賢明ですよ。

実際に僕はJavaGoldの資格を取る際に6ヶ月費やしました。今となって思うのは、ポートフォリオの作成やアウトプット重視の学習に時間をかけて、さっさと単価の高い案件にシフトすればよかったなと。

結局、資格があっても現場で「資格もってるんですか?」とか聞かれることはほぼないです。自分から「僕この資格持ってるんですよ〜!」とかもわざわざ言わないですよね。

たまに面談の時に「資格持ってるんですね」と話題になることはありますが、それも稀です。僕の感覚では、5回に1回触れられるかどうかのレベルです。資格を取る時間があるなら、他に重要なことに時間をかける方が良いかなと。

フリーランスエンジニアが資格を取るメリット

繰り返しですが、フリーランスエンジニアになるために資格は不要です。と、ここで記事を終わってもいいのですが、一応資格を取るメリットもあるのでそちらについてもお伝えしますね。

  • 資格を取る過程でスキルが身につく
  • 面談で有利になる
  • 自信になる

資格を取る過程でスキルが身につく

一番のメリットは、資格を取る過程でスキルが身につくことです。資格自体にあまり意味はありません。でも資格を取るために勉強するので、結果としてスキルアップできます。

僕自身、JavaGoldを取るために、合計で6ヶ月ほど学習時間に費やしました。JavaGoldを取るにはその下のJavaSilverを取らないといけないため、Silverの取得にあたっての学習時間も含め合計6ヶ月かかったんです。

でもそのおかげでJavaを基礎から応用まで体系的に学ぶことができたんですよね。実際、実務でJavaのコードがすらすら読めるようになったので、効果はあったかなと。

でも別に資格を取らなくても、勉強方法はいくらでもあります。実際、プログラミングとかってアウトプット重視の方が身につきやすいので、アプリを作りながら学ぶ方が効率が良かったりします。

もし資格を取るなら、実務で使う技術の資格であれば、取得する意味はあるかなと。

面談で有利になる

資格があれば面談で有利になりやすいです。資格はスキルの証明になるからです。

たとえば、面談で全く同じ技術レベルのJavaエンジニアが2人いるとします。一人はJavaGoldをもっていて、もう一人は無資格です。採用担当者ならどちらを取りたいかというと、後者ですよね。

もちろん実際の面談では、人柄とかコミュニケーション能力なども評価対象なので、必ずしも資格がある方を採用するわけではないです。でも少なくとも、資格があることでマイナスになることはありません。

自信になる

自分に自信がない方は、資格があることで自信がつきやすいです。なぜなら資格を取ることで、「自分は努力すれば結果を出せるんだ」という自信がつくから。

僕は1年で8つの資格を取りましたが、これは自信になっています。とはいえ、自信をつけるだけなら、別に資格じゃなくてもやり方はあります。たとえば学習したい言語をつかってポートフォリオを作ったり、実務で成果をだしたりなどです。

ただ資格は目に見えてわかりやすので、その点自信に繋がりやすいかなと。現にポートフォリオで何を作ればいいかわからない方もいるので、そういった方は、学習のついでに資格を取るとかならいいかもです。

フリーランスエンジニアになるためにすべきこと

最後に、これからフリーランスエンジニアになろうとお考えの方は優先すべきことがありますので、そのポイントをご紹介しますね。

以下の順で解説していきます。

  • 実務未経験:プログラミング学習→転職活動
  • 実務経験あり:フリーランスの案件を探す

実務未経験:プログラミング学習→転職活動

エンジニアの実務未経験の方は、まずはITエンジニアになるための学習をしましょう。学習すべき内容は、Webの基礎やプログラミングでOKです。できればポートフォリオの作成まで行うと良いですね。ちなみにポートフォリオとは、実績の証明物のことです。

ある程度学習して簡単なポートフォリオができたら、転職活動を行いましょう。面接時にポートフォリオを見せてアピールしてみてください。

実務経験あり:フリーランスの案件を探す

現在、会社員エンジニアで実務経験が2~3年ある方は、フリーランス案件を探していきましょう。

資格なしでもフリーランスにはなれます。フリーランスエンジニアは実務経験があれば独立可能です。実務経験は最低でも1年、安定にいくなら2年から3年以上あれば良いでしょう。

フリーランスエンジニアといっても、会社員エンジニアとやることに大差はありません。現場に行けばアルバイトや社員、フリーランスや派遣など、雇用形態は無関係ですからね。

案件を探すなら、フリーランスエージェントに希望条件を伝えて、探してもらいましょう。以下で僕が実際に使ってみたよかった評判の良いエージェントをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:資格よりポートフォリオやスキルが重要

フリーランスエンジニアに資格は必須ではありません。より単価の高い案件に入りたいのが目的であれば、その特定の技術を使ったポートフォリオの作成や学習をする方が賢明です。

自分に自信をつけたいとか、面談を少しでも有利にしたい、学習のついでに資格も取りたいとかであれば、資格を取得する意味はあります。

自身が今後どういうエンジニアになりたいかによって、資格を取得すべきかどうかは変わってきます。もしあなたが実務経験があって、今すぐフリーランスエンジニアになりたい場合、資格を取るのではなく案件を探していきましょう。

下記でフリーランスエンジニアに最もおすすめエージェントを3社厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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