会社員エンジニアだけど、全然やる気が出ないんだよね…仕事も楽しくないし。どうやってみんなやる気出してるの?
こんなお悩みにお答えします。
この記事で解説する「エンジニアでやる気がでない原因と対処法」を読めば、モチベーションがなくなった方でも明日からやる気を出す方法がわかりますよ。
僕は現役のフリーランスエンジニアです。大阪のWeb開発企業で働いています。それらの体験を基に解説していきますね。
記事前半でやる気が出ない原因を解説し、後半で具体的な対処法を紹介します。
ITエンジニアでやる気が出ない原因
結論として、やる気が出ない原因は以下があげられます。
- 目的(ゴール)が明確ではないから
- 頑張っても評価されないから
- やる気が出にくい環境だから
- やる気を出そうとしているから
原因1:目的(ゴール)が明確ではないから
1つ目の原因は、目的が明確ではないからです。
目的がなければどこに向かっていけばいいのかがわからず、仕事をする上でエンジンがかかりにくいです。
たとえば「2年後にはプログラミングで月収50万円稼ぐ」という目的があるのと、目的がなくただ平凡な毎日を過ごすのとでは、仕事に対する熱量も行動量も大きく異なります。
大人になると目的を見失いがち
学生時代に部活をやっていた方ならイメージしやすいかもですが、たとえば運動部の方であれば「全国大会に出場する」とか「地区大会で優勝する」といった何かしらの目的(ゴール)があったのではないでしょうか?
その目的を達成するために、朝早く起きて朝練に行ったり、みんなが遊んでいる間も練習したりしていたと思います。
でも大人になると、多くの方は目的を見失ってしまいます。僕もそうでした。
高校卒業後は何の目的もなく、とりあえず適当に就職して、手取り16万くらい稼ぎつつ、最低限の暮らしができればいいやという感じでした。
原因2:頑張っても評価されないから
2つ目の原因は、「頑張っても評価されないから」です。
頑張っても評価されないなら、やる必要はないですからね。
納期に早く間に合わせたり、資格を取ったり、あるいは新人の教育を担当したりなど。
しかし、残念ながら頑張っているエンジニアを評価しない会社は存在します。評価しないどころか、雑に扱ったりする会社もあります。そういった会社にい続けていても、メリットはないんですよね。
人は頑張った分だけ評価される方が、やる気はでますよね。
原因3:やる気が出にくい環境だから
3つ目の原因は「やる気が出にくい環境だから」です。
人は環境に左右される生き物なので、環境が良くないとやる気も出にくいです。
たとえば僕は、会社員エンジニア時代は、以下のような環境でした。
- 180時間働いても月の手取りは17万
- 電話対応や意味のない会議が多い
- すぐにキレる上司がいて質問しにくい
- テストが多い
- 資料作成ばかりで飽きる
- 大きな開発案件(プログラミング)が少ない
- 数行だけ修正など簡単な開発案件が多い
- 残業が多い
上記のような状況だったので、本当にやる気が出ませんでしたね。
原因4:やる気に頼ろうとしているから
さいごは「やる気に頼ろうとしているから」です。やる気は出そうとして出るものではないです。
たとえば、自身が過去にハマったゲームを一つ思い出してみてください。ポケモンやドラクエ、ロックマンなど。そのゲームをやる時って、やる気を出そうとしていましたか?多分していないですよね。
「もうゲームがやりたくてやりたくて仕方がない!」という状況だったと思います。エンジニアも同じで、やる気は出そうとして出るものではなく、自然と出るものです。
やる気が出ないということは、目的が明確ではないのと、自然にやる気が出る環境に身を置けていない可能性が高いです。
ITエンジニアでやる気が出ない時の対処法
やる気が出ない時の対処法をご紹介します。
結論として、下記の4つがやる気が出ない時に効果的です。
- やらざるを得ない状況を作り出す
- 楽しくないなら一旦別の事をする
- 頭で考えるより体を先に動かす
- 家から出る
順番に解説していきますね。
対処法1:やらざるを得ない状況を作り出す
やる気を出す1つ目の方法は「やらざるを得ない状況を作り出す」です。人間やるしかない状況だと、嫌なことでもやりますよね。
たとえば、
- 今のままだとなんのスキルもなく、将来が不安
- 今の仕事の給与じゃ家族を養えない
- リモートワークをして引きこもって暮らしたい
- 今まで何をやってもダメだった自分を変えたい
- 独立したい
- スキルアップして年収を上げたい
などなど。
上記の悩みを解決するには、現状を変えるしかないですよね。
たとえば独立したいと思ってるだけでは独立はできません。独立して案件を獲得するために、エージェントに登録して面談を受けてといった行動を取らなければなりません。
まずは自分がやりたいことを考え、それを実現するための行動を取ると良いですよ。
対処法2:つまらないなら一旦別のことをする
やる気を出す2つ目の方法は、「つまらないなら一旦別のことをする」です。
よく「1つのことに集中することが大事」と聞きますよね。これは確かにその通りなのですが、中には僕のように飽き性な方もいると思います。
そんな飽き性な方は、一旦ブログとかWebライターとか、他のことにチャレンジしてみるといいです。
実際に僕もエンジニアがつまらないと感じていた時は、副業でブログに注力していました。おかげでブログから毎月数万円の副収入も発生しているので、結果的にブログをやってよかったです。
やる気が出ないのは、いまあなたがエンジニア業に対していい印象を持っていないと思います。一度別のことに気を逸らして、またやる気が出たらその時頑張ればいいかなと。
対処法3:頭で考えるより体を先に動かす
やる気を出す3つ目の方法は、「頭で考えるより体を先に動かす」です。これは仕事中ではなくプライベートでのお話です。
頭の中で考えていても、ぐるぐる思考が回るだけで、結局考えすぎて行動に移すことが億劫になることってありますよね。
たとえば「よしプログラミングをやろう!」と思ったなら、
- とりあえずPCに向かってみる
- とりあえずコードを書いてみる
- とりあえず外に出る
などをすれば、OKです。
まずは作業をするというスタート地点に立つことができれば、あとは流れるように作業を進められます。
対処法4:家から出る
やる気を出す4つ目の方法は、「家から出る」です。これまでに何度もお伝えしていますが、とにかく家は誘惑物が多く、集中できないです。
もちろん中には家族がいて、家族の視線を利用してリビングとかで学習をすれば集中できるという方もいると思います。
そのような方はリビングですれば良いと思いますが、僕のようにそうでない方は、まずは外にでて作業をしてみてください。
僕はこの記事を書いている今も大阪市内のコワーキングスペースで作業をしています。外なら誘惑物もなく、圧倒的に集中することができるので、時間がすぐに過ぎていきます。
なのであなたも、やる気を出したいのであれば外に行くことをお勧めします。
それでもやる気が出ない時の解決策【番外編】
これまでお伝えした方法を実践していただければ、やる気が出てくると思います。
それでもやる気が出ない方に向けて、あと2つ対処法をご紹介しますね。
- スキルを身につけた先を想像する
- 環境を変える
順番に見ていきましょう。
その1:スキルを身につけた先を想像する
スキルを身につけた先を想像してみてください。その未来が良いと分かっているなら、行動しやすいですよね。
たとえばエンジニアのメリットは、以下があげられます。
- 1年の実務経験があれば年収400万超えの市場価値になれる
- 2〜3年の実務経験があればフリーランスエンジニアに独立して月収60万円前後は稼げる
- 半年もプログラミングを独学すれば副業で月5万円~10万円稼げる
- AIに仕事が奪われてもエンジニアなら生き残りやすい
- 何か作りたいものがある
- リモートワークをして満員電車から解放されたい
- スキルが高ければ社内で評価されやすい
まだまだあげるとキリがないですが、正直エンジニアってメリットばかりです。
このように良い未来を想像していると、次第にワクワクしてくるので、やる気が出てきたら仕事に打ち込みましょう。
その2:環境を変える
どうしてもやる気が出ないエンジニアの方、またエンジニア未経験者の方に向けての対処法です。
実務経験者:フリーランスエンジニアになる
エンジニアの実務経験が1年以上ある方は、環境を変えてみると良いですよ。転職するか、フリーランスエンジニアになるかです。
ただ会社員エンジニアはやることが決まっていたり、雑用をさせられたりして仕事に飽やすいです。
フリーランスは自分で案件を選べるので、自分がやりたい案件を探して参画することができます。さらにフリーランスエンジニアなら単価の高い案件が多く、収入アップもしやすいので、やる気アップにつながります。
僕自身、会社員時代は月の給料が手取り17万円でしたが、フリーランスになってから月50万円以上を安定して稼げています。
僕は会社員のときよりもフリーランスになった後の方が収入は伸びたし、やる気は3倍くらいあがりました。フリーランスは不安定とかよく言われますけど、エンジニアなら売り手市場なので案件はたくさんありますし、僕は今のところ案件が途切れたことないです。
以下で僕が使ってよかったフリーランスエージェントをまとめていますので、独立したい方はぜひ参考にしてみてください。
実務未経験者:プログラミングスクールを活用する
もしあなたがエンジニア未経験であれば、プログラミングスクールを活用してプログラミングのスキルを身につけてみると良いですよ。
プログラミングスクールを活用すれば、やる気がなくてもやらざるをえない環境に身を置けます。スクールは挫折しにくい環境が整っているからです。僕自身、未経験の頃、独学で挫折したのでプログラミングスクールにいきました。
スクールに行くメリットは以下の通り。
- 講師に質問し放題
- 圧倒的に時間効率が良い
- 3ヶ月~6ヶ月もあればエンジニアに転職できる
- エンジニア転職保証がある
- 副業案件サポートがある
スクールによっては副業案件の獲得までサポートしているところもあります。
僕は本格的な開発エンジニアになりたかったので、テックキャンプのエンジニア転職コースを選び、未経験からエンジニアに転職できました。
まとめ
エンジニアでやる気が出ない時の原因と対処法を解説しました。
エンジニアは将来性があって市場価値の高い職業です。やる気が出ないという低いモチベーションの状態で仕事をするのは、正直もったいないです。
僕はこの記事でお伝えした方法を実践した結果、スキルも収入も伸びて、いまでは月50万以上稼げています。
この記事を読んだだけだとやる気は起きませんので、本記事の内容を明日からでも実践してみてくださいね。
どうしてもやる気が出ない方は環境を変えてみると良いです。現在会社員の方であればフリーランスになる。未経験者であればプログラミングスクールを活用するのも手段の一つです。
以下では、フリーランスエンジニアにおすすめのエージェントを3社厳選していますので、フリーランスになりたい方は参考にしてみてください。