フリーランスエンジニアに実務経験1年でなるメリットとデメリット

フリーランスエンジニア実務経験1年
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【保有資格】Oracle認定 Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業→販売員→プログラミングスクール受講→プログラマー1.5年→独立【メインスキル】Java・React・Next.js|大阪在住|31歳
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フリーランスエンジニアになりたいけど、実務経験1年でもなれるのかな?月収はどのくらいもらえるのだろう?

こんなお悩みにお答えします。

この記事で解説する「フリーランスエンジニアに実務経験1年でなるメリットとデメリット」を読めば、経験1年でフリーランスになるために必要な前提知識や独立する方法がわかりますよ。

実際に僕はIT業界歴1年5ヶ月、そのうちJavaの実務経験を1年積み、フリーランスエンジニアに転身しました。

記事前半でフリーランスエンジニアに独立するタイミングを解説し、後半で独立するメリットとデメリットを解説しますね。

実務経験1年でフリーランスになろうか検討している方は参考になる内容だと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

【前提】フリーランスエンジニアに独立するタイミング

前提として、フリーランスエンジニアになるなら、どのタイミングが良いのかを見ていきましょう。

  • 安定的に行くなら実務経験2年以上
  • 実務経験1年以上でも転身はできる

上記の通り。順に解説していきます。

安定的に行くなら実務経験2年以上

フリーランスエンジニアになるなら、実務経験は2年以上はあると安定的です。なぜならフリーランスは即戦力が求められるので、2年以上の経験があればある程度の戦力になる可能性が高いから。

世間一般的には、「フリーランスになるなら1年は早い」「実務経験は2~3年は必要」といった意見が多いです。

ただし、実務経験の年数はあくまで目安です。世の中には実務経験1年でも自分の実力に自信がある方もいますし、反対に実務経験5年あっても自信がなくて独立しない方もいます。

ひとまず、フリーランスエンジニアになるなら、実務経験は2年以上あれば案件は見つけやすいです。

実務経験1年でも転身はできる

安定的に行くなら実務経験は2〜3年あった方が良いですが、実務経験1年でもフリーランスエンジニアにはなれます。

理由としては、SNSやインターネットの情報を見る限り、実務経験1年でフリーランスになっているエンジニアは時々みかけるからです。そして、僕自身も実務経験1年で独立しています。

「実務経験1年でフリーランスは早い」という意見は多いです。確かにこれは僕もそう思います。でも結局のところ、人は環境に慣れる生き物なので、僕は独立してからスキルアップしていく道を選びました。

下記記事では、フリーランスエンジニアに独立するタイミングについて、より詳しく解説しています。もう少し情報を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアに実務経験1年でなるメリットとデメリット

フリーランスエンジニアに実務経験1年でなるメリットとデメリットをご紹介します。

  • 実務経験1年で独立するメリット
  • 実務経験1年で独立するデメリット

実務経験1年で独立するメリット

まずはメリットを3つ解説します。

メリット1:収入が増える可能性が高い

1つ目のメリットは、会社員エンジニアが実務経験1年でフリーランスエンジニアになれば、いまより収入が大きく増える可能性が高い点です。なぜなら会社員エンジニアは安月給であることが多いからですね。

たとえば僕は、実務経験1年の会社員エンジニア時代は、手取り17万でした。でもフリーランスになった初月から、給料が2倍以上になったんですよね。

もちろん経験1年だと、経験2年や3年のエンジニアに比べると単価は安くなりがちです。ですが、それでも会社員よりも給料が上がる可能性が高いです。単価については、フリーランスになってから徐々に上げていけばOKかと。

メリット2:フリーランスでも実務経験になる

2つ目のメリットは、フリーランスでも実務経験になることです。フリーランスエンジニアといっても、会社員エンジニアとやることに大差はないからですね。

「フリーランスはスキルの切り売りだからスキルアップができない」という意見をいう方も中にはいます。確かに一理あります。しかし、それだけではないのも事実。

フリーランスとして新しい案件に入れば、ほとんどの確率で新しい技術を扱うことになります。現場によってシステムの規模も異なりますし、やり方も違います。

そのため、フリーランスエンジニアになった後でも、実務経験を積んでいくことができます。むしろ色々な現場を経験できるので、より幅広い知識を得られるかなと。

メリット3:会社の無駄な業務から解放される

経験1年のエンジニアは新人なので、色々雑用を任されることは多いですよね。でもフリーランスエンジニアになれば会社の無駄な業務から解放される可能性が高いです。なぜなら、フリーランスは契約である程度やる業務が決まっているから。

正社員の新人エンジニアの例を見ていきましょう。下記のようにスキルアップにつながらない業務をさせられがちです。

  • 来客対応
  • 電話対応
  • 単純作業
  • 職場の清掃
  • お茶だし
  • 無駄な飲み会
  • 半強制参加の忘年会
  • 意味のない会議

現に僕は、正社員エンジニアのころ、上記のスキルアップにつながらない業務はかなりさせられていました。でもフリーランスになったら上記のほとんどの雑用がなくなり、開発業務に1点集中できています。

個人的には電話対応がなくなったのが、一番うれしいですね。電話対応って集中力が切れるので。

実務経験1年で独立するデメリット

デメリットを3つ見ていきましょう。

デメリット1:案件探しに苦労する

1つ目のデメリットは、案件探しに苦労する点です。実務経験1年だと、シンプルに案件が少ないからですね。

実際、僕は1年で独立しましたが、案件が決まるのに約1ヶ月かかりました。経験が2年や3年ある方であれば、もう少し早く見つけられたと思います。

一応、経験が浅い人がフリーランスになるコツをお伝えしておくと、経験が浅い人向けの案件を保有しているフリーランスエージェントを複数使うことですね。

エージェントは「レバテックフリーランス」「テクフリ」「ギークスジョブ」は実務経験が浅い時の僕にも案件を紹介してくれたので、おすすめです。下記で紹介しています。

デメリット2:単価が低くなりがち

2つ目のデメリットは、単価が安くなりがちなところです。経験1年だと案件数が限られていますし、企業側もそこま大きな期待をしていない可能性が高いからですね。

僕自身、実務経験1年で独立しましたが、初めの頃は月収40万円でした。とはいえ、会社員エンジニア時代は手取り17万円だったので、40万もらえるだけでもありがたかったんですけどね。

経験が浅いうちは単価は低くなりがちです。ですが単価はフリーランスになってからでもあげていけます。実際に僕はフリーランスになった1年後には月収50万になりました。

デメリット3:スキル不足を感じやすい

最後のデメリットは、スキル不足を感じやすい点です。実務経験1年だと、特に最初の3〜4ヶ月くらいはスキルが足りていないと感じるかもしれません。

僕はフリーランスになる前、Javaで簡単な改修案件を経験していた程度で、1人称で開発できるレベルではありませんでした。その状態かつ経験1年で独立したので、参画してから最初の4ヶ月ほどはスキル不足と感じていました。

ただこれが僕にとっては逆に追い風になり「スキル不足→不安→勉強するしかない→スキルアップ」のループをつくれたんですよね。他の例をあげるなら「英語を学ぶなら実際に海外に住んだ方が早く習得できる」と言われますが、それと同様です。

経験1年だと最初の頃はスキル不足を感じやすいですが、スキルアップする努力をし続けられるのなら、独立しても良いかなと。

フリーランスエンジニアに実務経験1年でなる方法

フリーランスエンジニアは実務経験1年あれば転身は可能です。

結論として、下記2つのステップで実務経験1年でフリーランスエンジニアに転身できます。

  • 実務経験を1年積む
  • フリーランスエージェントに相談する

1:実務経験を1年積む

まずはエンジニアの実務経験を1年以上積みましょう。

実務経験を積む方法

現在すでに会社員エンジニアや派遣エンジニアの方であれば、そのまま1年以上の経験を積めばOKかと。

現在未経験の方であれば、エンジニアの実務経験を積むために、まずはプログラミングを学習し会社員エンジニアとして転職するのが良いですね。

転職支援付きのプログラミングスクールを活用すれば、プログラミング学習とセットでエンジニア転職支援もしてくれます。下記で実際に僕も受講したことのある、おすすめスクールを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

2:フリーランスエージェントに相談する

実務経験を1年積んだ後は、フリーランスエージェントに相談しましょう。エージェントに相談すれば、待っているだけで案件を紹介してくれるのと、面倒な営業や契約手続きなども代行してくれます。

たとえば僕は、実務経験1年でフリーランスエージェントに相談したところ、月単価40万〜50万円前後の案件を約1ヶ月で合計40社ほど紹介してもらいました。

エージェントに登録後は担当者と面談をして、その際に希望条件を伝えてみてください。面談後は案件を紹介してくれるので、気になる求人にどんどん応募していくと良いですね。

以下でおすすめのエージェントを紹介しています。すでに実務経験が1年以上あってフリーランスになりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

フリーランスエンジニアになるには、一般的には2~3年の経験が必要と言われています。ただ最低でも実務経験1年あれば転身可能です。経験1年だと単価は低くなりがちですが、それでも会社員よりは大きく上がる可能性が高いです。

安定的にいきたい方は2~3年の経験を積んでから独立すれば良いです。僕のように早めにフリーランスになってスキルも単価もあげていきたい方は、1年の実務経験を積んでから独立すればOKかなと。

以下では優良エージェントをまとめていますので、これからフリーランスエンジニアになりたい方は、ぜひ無料で相談してみてください。

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この記事を書いた人:シン
現役フリーランスITエンジニア
大阪在住|31歳【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】プログラミング・エンジニア転職・フリーランス
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