プログラマーは検索力が必要!最強のググり方を解説します

エンジニアだけど、プログラミングするなら検索力は必要だよね。ググり方のコツとかあれば教えて欲しい。
こんな疑問にお答えします。
本記事をお読みいただくことで、「プログラミングで検索が重要な理由、Google検索の効率的なやり方」について知ることができますよ。

僕は現役でフリーランスエンジニアをやっています。プログラミング歴は3年ほどありますので、実体験をもとにお伝えします。
記事の後半では、プログラミング時に「ググるべきタイミング」「調べてもわからない場合の対処法」もあわせて解説します。
ぜひ最後までご覧いただき、検索力を身につけ業務効率化にお役立てください!

プログラマーには検索力が必要な理由
プログラマーには検索力が必要です。理由は主に以下の通り。
- プログラミングを暗記するのはコスパが悪い
- 自己流でコードを書くのは非効率
- 優秀なエンジニアは自己解決能力が高い
順番に見ていきましょう。
検索力が必要な理由①:プログラミングを暗記するのはコスパが悪い
プログラミングは覚えることが多いので、コードを暗記するのはコスパが悪いです。わからないことは、その都度Googleで調べた方が効率が良いです。
僕自身、プログラミング時にエラーが発生した場合、わからなければその都度ググっています。プログラミングでつまずくポイントは、Google検索すれば大体情報が見つかります。
膨大な量の情報を暗記するよりも、検索の仕方を身につける方が効率が良いです。
検索力が必要な理由②:自己流でコードを書くのは非効率
プログラミングをやっていると、自己流で1から10までコードを書こうとする方がいますが、非効率な場合があります。
というのも、既に現場の同じシステムやインターネット上にコードが載っていることがあるからですね。
学習のために「あえて1から考えてコードを書きたい」などの目的があるなら、良いと思います。ですが、大半は検索しながら実装を進めていくと思うので、やはり検索力は必須です。
検索力が必要な理由③:優秀なエンジニアは自己解決能力が高い
優秀なエンジニアは問題発生時に自力で解決できます。エンジニアは日々ググりながら問題解決します。
できないプログラミング初心者は、問題に遭遇したときに、自分で調べようとしません。すぐに諦めるか、すぐに誰かに質問しようとする傾向にあります。
プログラマーは日々問題と立ち向かわなければならないので、検索力がないと生き残っていけません。
次以降で具体的な検索方法を後述していきますね。
プログラマーでググり力が向上する検索のやり方
プログラミングをする際の最適なググり方をご紹介します。
以下の順でみていきましょう。
- 単一キーワードで検索
- 複合キーワードで検索
- エラー名で検索
- 期間を指定して検索
- 完全一致で検索
- キーワードサジェスト検索
- タイトル検索
ググり方①:単一キーワードで検索
まず単一キーワードでの検索です。
単一キーワードとは、たとえば「if文」とかの、単語単体での検索ですね。通常の検索方法です。

IT用語や専門用語を調べるときに使えます。
ググり方②:複合キーワードで検索
2つ目は「複合キーワード」での検索です。
複合キーワードとは、「if文 書き方」「if文 書き方 Java」などの、2語以上のキーワードを組み合わせて検索する方法です。

複合キーワードは、より詳細に調べたいときに使えます。
ググり方③:エラー名で検索
エラーが出たときに、エラー名をそのまま入力して検索する方法です。
たとえば「java.lang.ClassCastException」など。

エラーが出たときに、初心者はよく「どうしよう?」となるのですが、まずはエラー名でそのまま検索してみましょう。
すると解決策が載っている記事が見つかると思います。
ググり方④:期間を指定して検索
期間を指定して検索する方法もあります。
古い情報だと解決できないこともあるので、こちらは便利な機能です。
やり方は「検索→ツール→期間指定」でできます。

たとえば、1年以内にでた情報を知りたい場合は、期間を1年以内に指定すればOKです。
ググり方⑤:完全一致で検索
キーワードを完全一致で検索する方法です。
たとえば「”優秀なプログラマーになるには”」という風に、””(ダブルクォーテーション)でキーワードを囲います。

すると、「優秀なプログラマーになるには」のキーワードが含まれているWebサイトのみが、検索結果に表示されます。
検索すると自分が知りたいキーワードとは関係ない記事が出てくることがあるので、その際は完全一致で検索すると便利です。
ググり方⑥:キーワードサジェスト検索
キーワードサジェストとは、Googleの検索窓に打ち込んだ際にでてくるキーワード候補のことです。
たとえば「for文 書き方」と検索窓に入力したときに、for文の書き方に関連するキーワードが表示されます。

知りたい情報があるときに、何て検索すればいいのか言語化できないときありますよね。
その際にキーワードサジェストをみると、知りたいキーワードが見つかりやすいです。
ググり方⑦:タイトル検索
「intitle:」を先頭につけてキーワードを入力し、検索をすると、記事タイトルに入力したキーワードが入ったサイトのみが表示されます。

また、先頭に「allintitle:」をつけると、複数のキーワードでの検索も可能です。

タイトルにキーワードが入っているということは、そのキーワードをテーマに情報を記載していることが多いです。
そのため、タイトル検索は詳しく知りたい情報がある時に使えます。
プログラミングでググるタイミングとは
プログラミングでググるタイミングについて解説していきます。
結論として、下記がググるタイミングです。
- エラーで詰まったとき
- 不明な用語が出てきたとき
- ロジックを考えるとき
順番に見ていきましょう。
ググるタイミング①:エラーで詰まったとき
プログラミングでエラーは頻繁に発生しますので、わからなければその都度ググりましょう。エラー名でググれば大抵のことは出てきます。
何度もググっているうちに「あれ?このエラー前もググったよな」となり、次第に覚えていきます。
以下では、プログラミングのエラーの解決方法をご紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

ググるタイミング②:不明な用語が出てきたとき
プログラミングをやっていると、IT用語がたくさんでてくるので、用語の意味がわからなければその度にググりましょう。IT用語はめちゃくちゃ多いので、特にメモは取らなくてもOKです。
一度ググっただけだと、意味が理解できないこともあります。ググったその時は理解した気になっても、数日経つと忘れてしまうこともあります。
なので「ググる→意味を少し理解する→時が経つと忘れる→再度ググる→思い出す→ようやく理解する」というイメージです。
ググるタイミング③:コードを書くとき
プログラミングで機能追加や改修をする際に、コードのロジックを考える時があります。その際に、コードの書き方や文法がわからないタイミングがでてきたら、それはググるときです。
まずは実現したいことを頭で考え、書き出します。その次に実装をするタイミングで、何をどのようにして書けば良いのかを考え、それをググります。
たとえば、「もし、〇〇だったら、△△をする」といったことを実現したい場合、if文などの条件分岐が必要ですよね。
この条件分岐の書き方がわからない時に、「条件分岐 書き方」などとググって解決するという流れです。
以下では、プログラミングのロジックの考え方についてまとめていますので、あわせてご覧ください。

プログラミングでググってもわからない時の対処法
プログラミングをしていると、ググってもわからない時があります。
その時の対処法についてもみていきましょう。
- 15分悩んでもわからない時は質問する
- 質問できる環境に身を置く
- 時には諦めも肝心
対処法①:15分悩んでもわからない時は質問する
結論として、15分調べて悩んでもわからない時は質問しましょう。
質問できる環境であれば、誰かに聞くのが手っ取り早いです。質問することは悪ではないですし、むしろ「納期」があるなら悩んでいる暇がなかったりします。
とはいえ、「質問する=相手の時間を奪う」ことになります。質問する際は、聞きたいことをまとめてから、質問しましょう。
対処法②:質問できる環境に身を置く
質問できる環境にいない方は、質問できる環境に身を置くところから始めてみるのもありです。
たとえば僕は、独学で一度失敗しており、その後プログラミングスクールにいきました。
プログラミングスクールは、メンターに質問し放題なので、わからないことがあればすぐに質問できます。
独学で限界を感じるようであれば、スクールに行ってみるのもありです。
以下で転職支援付きのプログラミングスクールを厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

対処法③:時には諦めも肝心
プログラミングで不明点が出てきた際に、調べてもわからないことがあります。
どうしてもわからない時は諦めも肝心です。というのも、実は自分がやろうとしていることは、プロのエンジニアでも実現が難しいケースがあるからです。
自分の中で時間制限を決めて「この時間まで調べてもわからなければ、別のやり方を探そう」といように、制限を設けると良いですね。
プログラマーは検索力を駆使して技術力を高めよう
プログラマーは日々検索します。ググるのにそこまで難しいテクニックは必要ありません。本記事で解説したテクニックをもとにググればOKです。
ポイントは自分の頭で考えてもわからないときに「すぐにググろうとできるかどうか」です。ググれるかどうかは、日々の意識と慣れの問題です。
ぜひ検索力をみにつけて「市場価値の高いエンジニア」をめざしてみてくださいね。
以下記事では、プログラミングがわからないときの対処法についてもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
