プログラマーに検索力が必要な理由と最強のググり方を解説

プログラマーは検索力が必要な理由
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【保有資格】Oracle認定 Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業→販売員→プログラミングスクール受講→プログラマー1.5年→独立【メインスキル】Java・React・Next.js|大阪在住|31歳
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エンジニアだけど、プログラミングするなら検索力は必要だよね。ググり方のコツとかあれば教えて欲しい。

こんな疑問にお答えします。

この記事で解説する「プログラマーに検索力が必要な理由と最強のググり方」を読めば、今日から検索力を一段階アップさせ開発効率を大きく伸ばせるようになりますよ。

実際に僕は現役でフリーランスエンジニアをやっています。プログラミング歴は3年ほど。実体験をもとにお伝えします。

記事の後半では、プログラミング時に「ググるタイミング」「調べてもわからない場合の対処法」も解説します。

ぜひ検索力を身につけ、市場価値を高めてみてください!

目次

プログラマーには検索力が必要な理由

プログラマーに検索力な理由は以下の通り。

  • プログラミングを暗記するのはコスパが悪い
  • 自己流でコードを書くのは非効率
  • 優秀なエンジニアは自己解決能力が高い

順番に見ていきましょう。

検索力が必要な理由1:プログラミングを暗記するのはコスパが悪い

プログラミングは覚えることが多いので、コードを暗記するのはコスパが悪いです。不明点は都度Googleで調べた方が効率が良いです。

僕はプログラミング時にエラーが発生した場合、わからなければその都度ググっています。プログラミングでつまずくポイントは、Google検索すれば大体情報が見つかります。

膨大な量の情報を暗記するよりも、検索の仕方を身につける方が効率が良いです。

検索力が必要な理由2:自己流でコードを書くのは非効率

プログラミングをやっていると、自己流で1から10までコードを書こうとする方がいますが、非効率な場合があります。というのも、既に現場やインターネット上に参考となるコードが載っていることがあるからですね。

学習のために「あえて1から考えてコードを書きたい」などの目的があるなら、1から作っても良いと思います。でもそういった目的もなく、ただ自分で1からつくろうとするのは効率が悪いです。

なので、大半は検索しながら実装を進めていくと思います。やはり検索力は必須です。

検索力が必要な理由3:優秀なエンジニアは自己解決能力が高い

優秀なエンジニアは問題発生時に自力で解決できます。エンジニアは日々調べながら問題解決します。

調べることの重要性を理解できていないプログラミング初心者は、問題に遭遇したときに自分で調べようとしません。すぐに諦めるか、すぐに誰かに質問しようとする傾向にあります。

プログラマーは日々問題と立ち向かわなければならないので、検索力がないと生き残っていけません。

では次以降で具体的な検索方法を後述していきますね。

プログラマーでググり力が向上する検索のやり方

プログラミングをする際の最適なググり方をご紹介します。

以下の順でみていきましょう。

  • 単一キーワードで検索
  • 複合キーワードで検索
  • エラー名で検索
  • 期間を指定して検索
  • 完全一致で検索
  • キーワードサジェスト検索
  • タイトル検索

ググり方1:単一キーワードで検索

まず単一キーワードでの検索です。

単一キーワードとは、たとえば「if文」とかの、単語単体での検索ですね。通常の検索方法です。

IT用語や専門用語を調べるときに使えます。

ググり方2:複合キーワードで検索

2つ目は「複合キーワード」での検索です。

複合キーワードとは、「if文 書き方」「if文 書き方 Java」などの、2語以上のキーワードを組み合わせて検索する方法です。

複合キーワードは、より詳細に調べたいときに使えます。

ググり方3:エラー名で検索

エラーが出たときに、エラー名をそのまま入力して検索する方法です。

たとえば「java.lang.ClassCastException」など。

エラーが出たときに、初心者はよく「どうしよう?」となるのですが、まずはエラー名でそのまま検索してみましょう。

すると解決策が載っている記事が見つかると思います。

ググり方4:期間を指定して検索

期間を指定して検索する方法もあります。

古い情報だと解決できないこともあるので、こちらは便利な機能です。

やり方は「検索→ツール→期間指定」でできます。

たとえば、1年以内にでた情報を知りたい場合は、期間を1年以内に指定すればOKです。

ググり方5:完全一致で検索

キーワードを完全一致で検索する方法です。

たとえば「”優秀なプログラマーになるには”」という風に、””(ダブルクォーテーション)でキーワードを囲います。

すると、「優秀なプログラマーになるには」のキーワードが含まれているWebサイトのみが、検索結果に表示されます。

検索すると自分が知りたいキーワードとは関係ない記事が出てくることがあるので、その際は完全一致で検索すると便利です。

ググり方6:キーワードサジェスト検索

キーワードサジェストとは、Googleの検索窓に打ち込んだ際にでてくるキーワード候補のことです。

たとえば「for文 書き方」と検索窓に入力したときに、for文の書き方に関連するキーワードが表示されます。

知りたい情報があるときに、何て検索すればいいのか言語化できないときありますよね。

その際にキーワードサジェストをみると、知りたいキーワードが見つかりやすいです。

ググり方7:タイトル検索

「intitle:」を先頭につけてキーワードを入力し、検索をすると、記事タイトルに入力したキーワードが入ったサイトのみが表示されます。

また、先頭に「allintitle:」をつけると、複数のキーワードでの検索も可能です。

タイトルにキーワードが入っているということは、そのキーワードをテーマに情報を記載していることが多いです。

そのため、タイトル検索は詳しく知りたい情報がある時に使えます。

プログラミングでググるタイミングとは

プログラミングでググるタイミングについて解説していきます。

結論として、下記がググるタイミングです。

  • エラーで詰まったとき
  • 不明な用語が出てきたとき
  • ロジックを考えるとき

順番に見ていきましょう。

ググるタイミング1:エラーで詰まったとき

プログラミングでエラーは頻繁に発生します。エラーを見た時に、全く見覚えがない、もしくは意味がわからなければすぐにググりましょう。なぜなら意味がわからないエラーを考えたところで、自分の中に答えはないからです。

エラー名でググれば大抵のことは出てきます。何度もググっているうちに「あれ?このエラー前もググったよな」となり、次第に覚えていきます。

以下では、プログラミングのエラーの具体的な解決方法をご紹介しています。ぜひ読んでみてください。

ググるタイミング2:不明な用語が出てきたとき

プログラミングをやっていると、IT用語がたくさんでてきます。用語の意味がわからなければ、その度にググりましょう。IT用語は数が多いので、メモをとっていると効率が悪いため、特にとらなくてOKです。

しかし、一度ググっただけだと、用語の意味が理解できないこともあります。あと、ググったその時は理解した気になっても、数日経つと忘れてしまうこともあります。

なので「ググる→意味を少し理解する→時が経つと忘れる→再度ググる→思い出す→ようやく理解する」という風に繰り返し覚えていくと良いですよ。

ググるタイミング3:コードを書くとき

プログラミングをする際に、コードの書き方や文法がわからなければ、その都度ググりましょう。

まず、あなたは何を実現したいのかを考え、PCや紙に書き出します。次にそれを実現するには、どのようにしてコード書けば良いのかを考えましょう。そしてその「どのようにして」の部分、つまり「手段」をググるのです。

たとえば、「もし、〇〇だったら、△△をする」といったことを実現したい場合、if文などの条件分岐が必要ですよね。そこでこの条件分岐の書き方がわからなかった場合、「条件分岐 書き方」などとググって解決するのです。

以下では、プログラミングのロジックの考え方についてまとめていますので、あわせてご覧ください。

プログラミングで検索してもわからない時の対処法

プログラミングをしていると、調べてもわからない時があります。

その時の対処法についてもみていきましょう。

  • 15分調べても不明な時は質問する
  • 質問できる環境に身を置く
  • 時には諦めも肝心

対処法1:15分調べても不明な時は質問する

15分調べてもわからない時は質問しましょう。

質問できる環境であれば、誰かに聞くのが手っ取り早いです。質問することは悪ではないですし、むしろ「納期」があるなら悩んでいる暇がなかったりします。

とはいえ、「質問する=相手の時間を奪う」ことになります。質問する際は、聞きたいことをまとめてから、質問しましょう。

対処法2:質問できる環境に身を置く

質問できる環境がないなら、質問できる環境に身を置くのもありです。なぜなら調べてもわからない場合、有識者に聞けば一瞬で解決できる可能性があるから。

たとえば僕は未経験のころ、独学で一度失敗したので、プログラミングスクールにいきました。プログラミングスクールは、メンターに質問し放題なので、わからないことがあればすぐに質問し効率よく学習できました。

現場にいる新人であれば、現場のエンジニアに聞けばOKですね。そうでない方は、独学で限界を感じるようであれば、プログラミングスクールに行ってみるのもありです。

以下では、プロの講師に質問し放題のプログラミングスクールを厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

対処法3:時には諦めも肝心

プログラミングで不明点が出てきた際に、調べても答えが得られないことがあります。

どうしても前に進まない時は諦めも肝心です。というのも、実は自分がやろうとしていることは、プロのエンジニアでも実現が難しいケースがあるからです。

他の方法で実現できないか、代替案を考えてみるのも良いでしょう。意外と代替案で解決できる場合もありますよ。

プログラマーは検索力を駆使して技術力を高めよう

プログラマーは日々検索します。検索力が必要といっても、そこまで難しいテクニックは必要ありません。本記事で解説したテクニックをもとに調べればOKです。

検索力を磨くコツは、考えてもわからないときに「すぐに調べることができるかどうか」です。これは、日々の意識と慣れの問題です。

ぜひ検索力をみにつけ「より市場価値の高いエンジニア」になってみてください。

以下記事では、プログラミングがわからないときの対処法についてもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人:シン
現役フリーランスITエンジニア
大阪在住|31歳【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】プログラミング・エンジニア転職・フリーランス
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