フリーランスエンジニアになるために必要なスキルと独立する方法

Javaのフリーランスに必要なスキルや将来性
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【保有資格】Oracle認定 Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業→販売員→プログラミングスクール受講→プログラマー1.5年→独立【メインスキル】Java・React・Next.js|大阪在住|31歳
読者

ITエンジニアだけど、フリーランスになるために必要なスキルは何があるの?案件の探し方についても教えて欲しい

こんな疑問にお答えします。

この記事で解説する「フリーランスエンジニアになるために必要なスキルと独立する方法」を読めば、独立に必要なスキルと具体的な独立の方法がわかりますよ。

僕自身、会社員エンジニアで実務経験を1年積みフリーランスエンジニアになりました。実体験をもとに解説しますね。

ぜひ最後までご覧いただき、今後のキャリアを形成するための参考にしてみてください!

下記で僕が使ってみて良かったフリーランスエージェントを厳選しています。これからフリーランスになりたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

フリーランスエンジニアになるために必要なスキル

結論として、フリーランスエンジニアになるには実務経験が2年〜3年以上あれば転身可能です。 この章ではフリーランスになるために必要な具体的なスキルを解説していきますね。

以下の順で見ていきましょう。

  • 特定の言語を用いた開発経験
  • その他の開発経験
  • 開発ツールやその他
  • 資格はあると有利
  • ビジネスマナー等

その1:特定の言語を用いた開発経験

フリーランスエンジニアに必要なスキルは「特定の言語を用いたプログラミングの開発経験」です。特定の言語とは、たとえばJavaやRuby、Pythonといった自身がメインで使う言語ですね。

開発経験があることで、案件が比較的に多い製造工程(プログラミング)に入ることができます。

開発経験は他にも以下のことが当てはまります。

  • 要件定義
  • 設計書の作成
  • テスト
  • リリース
  • 運用

要件定義や設計書の作成経験は、あった方が案件の幅が広がりやすいですし、単価も上がりやすいです。ただ必須ではありません。プログラミングとテストの経験があれば、フリーランスの案件は獲得可能です。

実務経験は2年〜3年以上あればOK

実務経験は2年〜3年以上あれば案件は見つかるでしょう。実際にフリーランスの案件は実務経験2年以上で募集しているところは多いです。

僕はフリーランスになる前は、要件定義と基本設計の経験はありませんでした。当時は詳細設計書の作成経験が少しと、プログラミングとテストの経験しかない状態でしたが、それでもフリーランスになれました。

現時点で実務経験が2年以上ある方は、フリーランスになることは可能です。今すぐフリーランスに独立したい方は、エージェントに案件がないか聞いてみると良いですよ。

その2:その他のプログラミング言語の開発経験

その他にも必要なスキルをあげていきます。まずWeb系の開発案件を希望されている方は、以下のスキルは必須です。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • SQL
  • フレームワーク

上記はほとんどの現場で使われているスキルです。ちなみにフレームワークの経験は必須ではありませんが、あれば案件の幅はグッと広がります。もし足りないスキルがある場合は、フリーランスになってから補うのもありです。

僕自身、フリーランスエンジニアになった当初、フレームワークの経験がなかったんですよね。正社員時代に所属していた会社は古い技術しか使ってなかったからです。

フリーランスになってから、Javaのフレームワーク「SpringBoot」の案件に入れたので、フレームワークのスキルを身につけられました。現場によって使うツールや技術は変わるので、臨機応変に適応していけばOKです。

その3:開発ツールやその他

開発ツールやその他についてですが、基本的にツール等は現場によりけりなので、一概にこのツールが必須ということはありません。

強いていうなら、開発現場でよく使われるツール等の経験があれば良いですね。僕はこれまでにJavaの現場を3つほど経験しましたが、以下はどこの現場でも使われていました。

  • IDE:Eclipse, IntelliJ
  • チャットツール:Slack、Teams、Outlook
  • タスク管理:Redmine
  • バージョン管理:Git、SVN、CVS

開発ツール等はすぐになれるものなので、いまの時点で使用経験がなくても心配不要です。それよりもスキル面で不足しているのがあれば、それを補うことに注力した方が良いです。

その4:資格はあると有利

フリーランスエンジニアに資格は必須ではありませんが、あると面談を有利に進められます。基本情報や言語の資格などですね。資格を持っていると、基礎知識があるという証明になりますし、「プライベートでも積極的に勉強をしている」という努力の証明にもなりますからね。

たとえばJavaのフリーランスになるなら、僕の経験上、Javaのプログラミング言語の資格があると若干有利になります。実際に僕はフリーランスの面談の際に、資格についてポジティブな評価を得られる時もありました。Javaの資格を取得するなら、Oracle(オラクル)認定資格でOKです。

  • Java Bronze
  • Java Silver
  • Java Gold

Java言語の資格は、主に上記の3つがあります。Bronzeはなくても良いので、Silver以上の資格があればいいでしょう。Goldが最難関とされていますので、あれば尚良いのですが、取得にするには約3ヶ月〜1年くらいかかります。

繰り返しですが資格は必須ではないです。実務経験が重要です。今資格がなくても、実務経験があればフリーランスになることは可能ですよ。僕自身、フリーランスになる前は一切資格をもっていなかったです。それでも案件は取れました。

その5:ビジネスマナー等

フリーランスになるなら、基本的なビジネスマナーは必須です。いうまでもなく、挨拶ができないのはNGです。高いコミュニケーション能力は、特に必要ではありません。基本的に以下のことが守れる方は問題ないです。

  • 朝と退社時の挨拶
  • 仕事での報連相

企業側がフリーランスに求めていることとして挙げられるのが、「わからないことは独断で作業を進めない」「周囲とコミュニケーションが取れる」あたりですね。

案件参画時は新しいプロジェクトにはいるので、新しいツールを使うことになりますし、進め方やルールも今までと異なることが多いです。

最初はなれるまでは周囲とコミュニケーションを取りながら、業務を進めていかなければなりません。とはいえ、これはフリーランスに限らず、正社員やアルバイトでも同じことがいえます。必要最低限のビジネスマナーがあれば問題ないです。

フリーランスエンジニアになるメリットとデメリット

フリーランスエンジニアになるメリットとデメリットは、以下の通り。

メリット10選
  • 高収入を実現しやすい
  • 労働時間を減らしやすい
  • 自分で案件をある程度自由に選べる
  • 人間関係のストレスを軽減しやすい
  • リモートワークを実現しやすい
  • 雑務が少ない
  • 会社の縛りから解放される
  • 自分の力で生きていける自信がつく
  • 案件の掛け持ちができる
  • スキルを伸ばしやすい
デメリット9選
  • 納期と契約のプレッシャーがある
  • スキルチェンジの難易度が高い
  • 収入と雇用が不安定
  • マネジメント経験を積みにくい
  • 正社員のような福利厚生がない
  • 役職につけない
  • 帰属意識が高まりにくい
  • 契約の手続きや経理業務がめんどう
  • 案件が変わるごとの環境への適応

詳細については、下記記事で解説しているので、興味のある方は参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアは独学でもなれるのか

フリーランスエンジニアには独学でもなれるのか疑問をお持ちの方もいるでしょう。

この章では、以下2点について解説していきます。

  • 独学未経験からいきなりフリーランスは厳しい
  • まず会社員エンジニアとして経験を積んだ方が良い

独学未経験からいきなりフリーランスは厳しい

結論として、どんなに独学をしていたとしても実務未経験だと、いきなりフリーランスになるのは厳しいです。企業はフリーランスに対して即戦力を求めているので、実務経験がないと採用されにくいからですね。

独学で習得できる技術と、現場で求められる技術は異なります。仮に良質なポートフォリオを作っていたとしても、フリーランスとして案件を取るのは難しいでしょう。

現に僕は、実務経験1年でフリーランスになりましたが、最初はなかなか案件は決まらなかったです。1ヶ月ほど探し続けてようやく見つかったほど。独学でいきなりフリーランスになるのは、厳しいのが正直なところです。

まず会社員エンジニアとして経験を積んだ方が良い

どんなに独学をしていたとしても、実務未経験だとフリーランスになるのは難しいです。まずは会社員エンジニアとして企業へ就職し、実務経験を2年〜3年以上積み上げることが遠周りのようで近道です。

ある程度独学しているなら、会社員エンジニアになるにあたっての転職難易度は下がるでしょう。簡単でもいいので、自分で1から何かWebアプリケーションを作れるレベルであれば、書類選考は突破しやすいかと。

まずは数十社企業へ応募してみて、経験が積めそうな会社を選ぶと良いです。もし実務未経験で独学もしていない方は、まずは独学をしてみるか、プログラミングスクールを受講するのも手段の一つです。

以下記事では、ITエンジニアになるための転職支援付きプログラミングスクールをご紹介していますので、未経験者の方は参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアの働き方【特徴】

フリーランスエンジニアの働き方についても解説していきます。

  • 会社員と変わらない
  • 在宅案件は少ない

会社員とあまり変わらない

結論から言うと、フリーランスエンジニアの働き方は、会社員とあまり変わらないです。ここでいう働き方とは、主に以下の通り。

  • 勤務日数
  • 就業時間
  • 業務の難易度

勤務日数は週5の案件が多いですし、就業時間も基本的に8時間労働なので、会社員と大差はないかなと。業務の難易度も、フリーランスだから難しいことをさせられるというケースもあまりないです。

とはいえ、フリーランスの方が報酬が高い傾向にあります。また、社内にかかってくるセールスの電話対応や、その他の雑務はしなくても良いのは大きなメリットだといえますね。

僕自身、会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの両方を経験してきましたが、フリーランスの方が圧倒的にストレスは少ないと感じています。

下記では、会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの違いについてまとめていますので、気になる方は参考にしてみてください。

在宅案件もある

フリーランスエンジニアの案件でリモートワークの案件は多々あります。実際に僕はフリーランスエージェントから紹介してもらった中で、リモート案件はわりとありました。

もしあなたがリモートワークをしたいけど、今の会社の方針がリモート禁止だとしたら、今後リモートはできないでしょう。なのでリモートをしたい方は、フリーランス案件で探せば良いかなと。

ちなみにリモート案件の場合、最初の1日~1週間は出社して環境構築を行い、その後はリモート勤務になるパターンが多いです。

フリーランスエンジニア案件の探し方は2つ

フリーランスエンジニアの案件の探し方は、主に2つです。以下の順で解説していきますね。

  • フリーランスエージェントを活用
  • 直営業をする

フリーランスエージェントを活用する

1つ目はフリーランスエージェントを活用することです。エージェントに相談することで、自身の希望に沿った案件を紹介してくれます。単価の交渉や参画する際の手続きなど、面倒なことも代わりにやってくれますよ。

大半のフリーランスエンジニアは、フリーランスエージェントを使っています。僕自身、エージェントに相談しましたが、1ヶ月半で40社ほど案件を紹介してくれました。僕には人脈も営業力もないので、エージェントは大変ありがたいサービスです。

ただし、エージェントは会社によっては全然案件を保有していないところもあります。そういったところに登録するのは時間がもったいないので、2〜3社ほど優良エージェントに登録しましょう。下記で優良エージェントを紹介しています。

直営業をする

2つ目は、自分で直接企業に営業をすることです。直営業をすることで、報酬がそのまま自分にダイレクトに入ってくるメリットがあります。

フリーランスエージェントは、メリットがたくさんある一方で、活用すると報酬の数十%はエージェント会社に渡すことになります。その点、自分で営業ができる人は有利ですね。

ただし、個人で営業する場合、実務経験の他にも良質なポートフォリオや営業力も必要です。個人だと信頼性がないからです。直営業は難易度が高いですが、可能であればしても良いかなと。

フリーランスエンジニアに独立する方法

さいごにフリーランスエンジニアになる方法をご紹介します。現時点で未経験者の方と、すでに実務経験が2年〜3年ほどある方に分けて解説しますね。

  • 未経験から転身する方法
  • 経験者が転身する方法

未経験から転身する方法

未経験者の方は、まずは会社で実務経験を積みましょう。未経験からいきなりフリーランスになることは、不可能ではないですが非現実的だからですね。

実際、未経験者向けの案件は、フリーランスエージェントに探してもらったとしても、ほとんどありません。仮に運良く案件に入れたとしても、実務経験がないのでその後ついていけなくてつらくなるでしょう。

以下の記事では、エンジニア転職支援付きのプログラミングスクールをまとめていますので、まずは会社員エンジニアになって実務経験を積み上げてみてください。

経験者が転身する方法

すでに実務経験が2年〜3年以上ある方は、いますぐにでもフリーランスに転身可能です。フリーランスになるための具体的な流れは、以下の通りです。

  • フリーランスエージェントに相談
  • 面談を受ける
  • 参画する

まずはエージェントに相談するところからです。いま所属している会社に退職の意向を伝えておく必要もあります。退職の意向はおそくても1ヶ月前には伝えておくと良いでしょう。実際に僕も上記の流れでフリーランスになりました。

ちなみにフリーランスエージェントは色々試しましたが、レバテックフリーランスとテクフリ、PE-BANKの3社がおすすめです。案件数や高単価案件の保有数、対応の良さなどを考えると、一番良かったです。

これからフリーランスになる方は、案件選びで失敗しないためにも、以下でまとめている優良エージェントをぜひ活用してみてください。

まとめ:フリーランスは実務経験2年〜3年以上あれば転身可

フリーランスエンジニアになるには、エンジニアとしての実務経験が2年〜3年以上あれば転身可能です。フリーランスになればストレスの少ない働き方ができるだけでなく、高確率で収入アップが見込めます。

僕は正社員エンジニア時代、月の手取りが17万円でした。でもフリーランスエンジニアになってから月収50万になったので、正社員時代よりも給料が2倍になりました。収入が増えただけでなく、プログラミングの開発案件に入ったことで「プログラミングスキル」も大きく伸ばせています。

現時点で経験が2年〜3年以上ある方は、フリーランスエンジニアに転身できます。今すぐフリーランスになりたい方は、以下でご紹介しているエージェント3社に案件を紹介してもらってくださいね。

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この記事を書いた人:シン
現役フリーランスITエンジニア
大阪在住|31歳【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】プログラミング・エンジニア転職・フリーランス
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