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Javaのフリーランスエンジニアに必要なスキルと独立する方法

Javaのフリーランスに必要なスキルや将来性
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Javaのエンジニアだけど、フリーランスになるために必要なスキルは何があるの?案件の探し方や将来性についても教えて欲しい

こんな疑問にお答えします。

運営者:シン
運営者:シン
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フリーランスエンジニア|大阪在住|31歳【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・全日本SEO協会認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】プログラミング・エンジニア転職・フリーランス
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この記事で解説する「Javaのフリーランスに必要なスキルと独立する方法」を読むことで、独立するために必要なスキルがわかり、具体的な独立の方法がわかりますよ。

シン
シン

僕自身、会社員エンジニアで実務経験1年積んでから、Javaのフリーランスエンジニアになりました。実体験をもとに解説しますね。

記事の後半では、Javaの将来性や平均単価、案件の例についてもまとめました。

ぜひ最後までご覧いただき、今後のキャリアを形成するための参考にしてみてください!

Contents
  1. Javaのフリーランスに必要なスキルレベル
  2. Javaのフリーランスの収入と将来性
  3. Javaのフリーランスになるメリット
  4. Javaのフリーランスになるデメリット
  5. Javaのフリーランスに転身する方法
  6. Javaのフリーランスは独学でもなれるのか
  7. Javaのフリーランス案件の例
  8. Javaのフリーランス案件の探し方は2つ
  9. Javaのフリーランスの働き方【特徴】
  10. 筆者が実務経験1年でJavaのフリーランスになった経緯
  11. Javaのフリーランスは実務経験1年〜3年以上あれば転身可

Javaのフリーランスに必要なスキルレベル

Javaのフリーランスに必要なスキル一覧
Javaのフリーランスに必要なスキルの目安

JavaのフリーランスになるにはJavaの実務経験が1年〜3年以上あれば転身可能です。 この章ではJavaのフリーランスになるために必要な具体的なスキルを解説していきますね。以下の順で見ていきましょう。

  1. Javaを用いた開発経験
  2. Java以外の開発経験
  3. 開発ツールやその他
  4. 資格はあると有利
  5. ビジネスマナー等

その1:Javaを用いた開発経験

Javaのフリーランスに必要なスキルは、Javaを用いたプログラミングの開発経験です。Javaの開発経験がないと、案件が比較的に多い製造工程(プログラミング)に入ることができないからですね。開発経験というと、他にも以下のことが当てはまります。

  • 要件定義
  • 設計書の作成
  • プログラミング
  • テスト
  • リリース
  • 運用

要件定義や設計書の作成経験は、あった方が案件の幅が広がりやすいですし、単価も上がりやすいです。ただ必須ではありません。プログラミングとテストの経験があれば、フリーランスの案件を獲得できます。

実務経験は1年〜3年以上あればOK

実務経験は1年〜3年以上あれば案件は見つかるでしょう。実際に僕は、もともとSIer企業に会社員エンジニアとして所属していましたが、Javaの実務経験1年でフリーランスになることができています。

僕自身、フリーランスになる前は、要件定義と基本設計の経験はありませんでした。当時は詳細設計書の作成経験が少しと、プログラミングとテストの経験しかない状態でしたが、それでもフリーランスになれました。

シン
シン

現時点でJavaの開発経験が1年以上ある方は、フリーランスになることは可能です。今すぐフリーランスに独立したい方は、エージェントに案件がないか聞いてみると良いですよ。僕はフリーランスエージェントに相談した結果、月単価50万円の案件に参画できました。

その2:Java以外のプログラミング言語の開発経験

Java以外にも必要なスキルをあげていきます。まずWeb系の開発案件を希望されている方は、以下のスキルは必須です。

必須スキル
  • Java
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • SQL
  • フレームワーク(Spring/Strutsなど)

上記はほとんどの現場で使われているスキルです。ちなみにフレームワークの経験は必須ではありませんが、あれば案件の幅はグッと広がります。

大半の方はJavaを経験しているのであれば、HTMLやCSSの経験もあると思いますし、SQLの経験もあるでしょう。JavaScriptはJavaエンジニアですと、触れる機会が少ないケースもあります。もし足りないスキルがある場合は、フリーランスになってから補うのもありです。

シン
シン

僕自身、Javaのフリーランスになった当初、フレームワークの経験がなかったんですよね。正社員時代に所属していた会社は古い技術しか使ってなかったからです。

フリーランスになってから、Springの案件に入れたので、フレームワークのスキルを身につけられました。現場によって使うツールや技術は変わるので、臨機応変に適応していけばOKです。

その3:開発ツールやその他

開発ツールやその他についてですが、基本的にツール等は現場によりけりなので、一概にこのツールが必須ということはありません。

強いていうなら、Javaの開発でよく使われるツール等の経験があれば良いですね。僕はこれまでに3案件ほどの現場経験がありますが、以下はどこの現場でも使われていました。

  • IDE:Eclipse
  • チャットツール:Slack、Teams、Outlook
  • タスク管理:Redmine
  • バージョン管理:Git、SVN、CVS

上記の通りです。IDEはEclipseを使っている現場が圧倒的に多いです。チャットツールやその他は現場によって変わりますが、大体は上記のツールのいずれかが使われていますね。ただ開発ツール等はすぐになれるものなので、いまの時点で使用経験がなくても、そこまで心配は不要です。

シン
シン

それよりもスキル面で不足しているところがあれば、そちらを補うことに注力した方が良いですね。もちろんフリーランスになってからでもいいです。

その4:資格はあると有利

フリーランスエンジニアに資格は必須ではありませんが、あると面談を有利に進められます。基本情報や言語の資格などですね。資格を持っていると、基礎知識があるという証明になりますし、「プライベートでも積極的に勉強をしている」という努力の証明にもなりますからね。

Javaのフリーランスになるなら、僕の経験上、Javaのプログラミング言語の資格があると若干有利になります。実際に僕はフリーランスの面談の際に、資格についてポジティブな評価を得られる時もありました。Javaの資格を取得するなら、Oracle(オラクル)認定資格でOKです。

  • Java Bronze
  • Java Silver
  • Java Gold

Java言語の資格は、主に上記の3つがあります。Bronzeはなくても良いので、Silver以上の資格があればいいでしょう。Goldが最難関とされていますので、あれば尚良いのですが、取得にするには約3ヶ月〜1年くらいかかります。

シン
シン

繰り返しですが資格は必須ではないです。実務経験が重要です。今資格がなくても、実務経験があればフリーランスになることは可能ですよ。僕自身、フリーランスになる前は一切資格をもっていなかったです。それでも案件は取れました。

その5:ビジネスマナー等

フリーランスになるなら、基本的なビジネスマナーは必須です。いうまでもなく、挨拶ができないのはNGです。高いコミュニケーション能力は、特に必要ではありません。基本的に以下のことが守れる方は問題ないです。

  • 朝と退社時の挨拶
  • 仕事での報連相

企業側がフリーランスに求めていることとして挙げられるのが、「わからないことは独断で作業を進めない」「周囲とコミュニケーションが取れる」あたりですね。案件参画時は新しいプロジェクトにはいるので、新しいツールを使うことになりますし、進め方やルールも今までと異なることが多いです。

最初はなれるまでは周囲とコミュニケーションを取りながら、業務を進めていかなければなりません。とはいえ、これはフリーランスに限らず、正社員やアルバイトでも同じことがいえます。必要最低限のビジネスマナーがあれば問題ないです。

Javaのフリーランスの収入と将来性

Javaのフリーランスの収入と将来性

Javaのフリーランスの収入はどのくらいが目安でしょうか?また将来性があるのかも気になるところですよね。

ここでは、以下の2点について解説します。

  1. Javaのフリーランスの将来性
  2. Javaのフリーランス案件の平均単価と年収

将来性

結論として、Javaのフリーランスの将来性は十分あるといえます。なぜなら、Javaは案件数がダントツで多いので、Javaエンジニアは需要があるからですね。たとえば、レバテックキャリアの調査によると、2019年時点でJavaのフリーランス案件は「新規案件割合ランキングNo. 1」との結果がでています。

僕自身、2022年の時点でフリーランスの案件を探している際に、2つのエージェントから1ヶ月で40件も案件を紹介してくれたことがあります。大阪で探していたのですが、それでも40件ありました。大阪でもこれだけ案件があるということは、東京だともっとあるでしょう。

Javaは1996年にリリースされているにもかかわらず、2022年の現在でも最も案件数の多い言語です。なので、将来性は十分あると考えられます。

案件の平均単価(年収も)

Javaのフリーランス案件の平均単価は、どのくらいなのかも気になりますよね。平均単価についても調査しました。レバテックフリーランスのデータによると、Javaのフリーランスの平均単価は「69万円」との結果がでています。年収にすると828万円ですね。

レバテックフリーランス単価表
引用元:レバテックフリーランス

実務経験1年〜2年だと、大体40万円〜50万円ほど。3年以上で50万円〜60万円。5年以上で60万円〜100万円が相場なイメージですね。もちろん個人差はありますし、少ない実務経験でもスキルがあれば難易度の高い案件に入れるので、高い単価をもらうことも可能です。

プログラミング以外にも、要件定義や基本設計、詳細設計などの上流工程の経験があると単価はさらに上がりやすいです。

フリーランスになってからでも単価は上げられる

正社員エンジニアの方で、「フリーランスってスキルの切り売りだから、スキルアップしないんじゃないの?そうなると、フリーランスになってから単価を上げていくことはできないのかな?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。

しかし、フリーランスの業務も、もちろん実務経験になります。つまり、フリーランスになった後でも、スキルアップすることは十分可能です。なので単価を上げていくこともできます。

むしろ僕はフリーランスになってから、プログラミングのスキルがあがりました。フリーランスは自分で案件を選べるので、伸ばしたいスキルがある案件に参画すれば良いです。契約以外の実務に関係のない雑務は任せられないので、業務に集中できるといったメリットもあります。

Javaのフリーランスになるメリット

Javaのフリーランスになるメリット

Javaのフリーランスになるメリットは以下の5つです。

  1. 正社員より収入が増える可能性が高い
  2. 案件を選べるのでスキルアップしやすい
  3. コミュニケーションが必要最低限になるので人間関係で悩まされにくい
  4. 雑務がなくなるので実務に集中しやすい
  5. 飲み会や電話対応等がなくなりストレスが減る

メリット1:収入が増える可能性が高い

Javaのフリーランスに限らずですが、正社員エンジニアや派遣エンジニアがフリーランスエンジニアになると、収入が大幅に増えることはよくある話です。

正社員はそもそも適正に評価されていないケースが多いんですよね。実際、僕の知り合いでエンジニア歴5年なのに手取り20万円の方もいます。

僕も会社員エンジニア時代は手取り17万円でした。でも1年半の経験を積んでフリーランスになってから、一気に月収50万円になったんですよね。会社員だとこんなに大幅に給料を上げることはかなり難しいですが、フリーランスなら経験に応じて単価も大幅に上がる傾向にあります。正社員エンジニアはフリーランスになれば、収入が増える可能性が高いです。

メリット2:案件を選べる

フリーランスは自分から案件を選べるのも良いところです。自分が伸ばしたいスキルがあれば、それに見合った案件を探せば良いですし、反対にやりたくない案件があれば避けられます。

会社員だと、希望の案件に入れない可能性が高いんですよね。仮に「プログラミングをもっとやりたいです」と上司に言ったところで、所属の会社が希望している開発案件を保有していなければ、経験が積めないですからね。一方でフリーランスなら案件を自由に選べます。これは大きなメリットですね。

メリット3:人間関係で悩まされにくい

フリーランスは人間関係に悩まされにくいです。フリーランスは参画先の人たちからすると外部の人間なので、パワハラ的なことはされにくいからですね。たとえば正社員ですと、会社によってはあたりがきつい上司がいたりして、消耗する人も多いですよね。

シン
シン

僕も正社員で新人だったころに、どうしてもわからないことを40代前半の職人気質があるベテランの方に質問しただけで、ブチギレられるという経験をしたことがあります。

もちろんフリーランスでも、現場によっては人と相性が合わないことはあります。でも、嫌ならエージェントに頼んで現場を変えればいいだけですからね。これもメリットです。フリーランスは社員と比べて圧倒的に人間関係で悩まされにくいです。

メリット4:雑務がなくなるので実務に集中しやすい

フリーランスは、正社員のような突発的な雑用をさせられることは基本的にありません。フリーランスはあらかじめ契約で、どんな業務をするのか決まっているからです。契約と関係のない仕事を振られたとしても、明らかに契約と違う内容であれば断れます。

ちなみに僕は今のところそのようなケースはありません。雑務がなくなるということは、実務に集中できるため、効率よく経験値を積み上げやすいです。

メリット5:飲み会や電話対応等がなくなりストレスが減る

フリーランスは正社員のように、飲み会に誘われたりすることはほとんどないです。電話対応も原則出来ないので、電話対応もしなくて良いです。今まで飲み会に誘われたりして、断りづらいので嫌々参加していた方でも、フリーランスになればそのような機会はほぼなくなるでしょう。

業務中に社内にしつこい営業電話がかかってきてストレスが溜まっている方も、フリーランスなら業務に関係のない電話を受け取ることはないので、そんなストレスからも解放されますよ。エンジニアなら、エンジニアに関係のある業務だけをこなことが、最も効率の良い市場価値の高め方です。

メリット6:案件数が多い

Javaのフリーランスは案件数が多く圧倒的に需要があります。仮に現場の会社が倒産寸前になってしまい、契約が切られてしまったとしても、次の案件は探せばすぐに見つかりやすいです。

フリーランスになるにあたって不安なことといえば、やはり案件が途切れるのではないかという部分ですよね。エリアにもよりますが、大阪や東京、福岡あたりですと、Javaで案件がないということは基本的にないです。この辺はフリーランスの求人サイトで検索してみればすぐにわかります。実際にフリーランスエージェントに聞いてみるのもいいでしょう。

案件が途切れることは考えにくいですし、現に僕も大阪在住ですが途切れたことはありませんので、あまり心配はいらないかと。

Javaのフリーランスになるデメリット

Javaのフリーランスになるデメリット

Javaのフリーランスになるデメリットは、以下の通りです。

  1. 雇用が安定しにくい
  2. 実務未経験だと厳しい
  3. 案件ごとに使う技術も変わる

デメリット1:雇用が安定しにくい

強いていうなら、フリーランスは雇用が安定しにくいところがデメリットですかね。正社員みたいに1つの現場で長く居座ることが少ないので。たとえば、フリーランスは半年〜1年くらいの案件が比較的多い傾向にあります。といっても、長期の案件もあるので、長く居座りたいなら長期案件に入ればいいですよ。

そもそもエージェントにお願いすればJavaの案件はたくさんあるので、案件が途切れることってほとんどないんですよね。現に僕は途切れたことが一度もないです。フリーランスエンジニアは不安定に見えて、実は安定だと思うんですよ。

今の時代、正社員は安定とは言い切れないです。大手企業がリストラしていたりしますし、そもそも安月給で働かされている正社員エンジニアの方がリスクは大きくないですかね。

デメリット2:実務未経験だと厳しい

現場によっては、スキル不足と判断されてしまった場合、契約を切られてしまうケースがあります。フリーランスは即戦力が求められますからね。

正社員だとスキル不足でも上司が面倒を見てくれますが、フリーランスはそうはいきません。とはいえ、自分のスキルにあった案件に入れば契約が切られるリスクは少ないですし、仮に切られてしまったとしても、Javaなら他にも案件はたくさんあるでしょう。

フリーランスになった後でも、最初の1〜2ヶ月ほどはプライベートでもスキルアップする努力を怠らなければ、問題ないです。

デメリット3:案件ごとに使う技術も変わる

Javaのフリーランスに限らずですが、フリーランスは基本的に案件ごとに使う技術も変わります。現場によって扱っている技術が異なるからですね。たとえばAの現場ではデータベースはOracleを使用しており、Bの現場ではPostgreSQLを使用しているなど。

いま受託開発や自社開発で同じ技術を扱っているエンジニアの方からすると、案件ごとに新しい技術を習得しなければならないのは、少しストレスに感じるかもしれません。ただ反対に、いろいろな技術を経験できるため、より需要のある人材になれます。

Javaのフリーランスに転身する方法

Javaのフリーランスに転身する方法

Javaのフリーランスになる方法をご紹介していきます。現時点で未経験者の方と、すでに実務経験が1年〜3年ほどある方に分けて解説しますね。

  1. 未経験から転身する方法 
  2. 経験者が転身する方法

未経験から転身する方法

未経験者の方は、まずは会社で実務経験を積みましょう。未経験からいきなりフリーランスになることは、不可能ではないですが非現実的だからですね。

実際、未経験者向けの案件は、フリーランスエージェントに探してもらったとしても、ほとんどありません。仮に運良く案件に入れたとしても、実務経験がないのでその後ついていけなくてつらくなるでしょう。

以下の記事では、未経験からエンジニアになるためのロードマップをまとめていますので、まずは会社で実務経験を積み上げてみてください。

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未経験からエンジニア(プログラマー)になるためのロードマップ
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経験者が転身する方法

すでに実務経験が1年〜3年以上ある方は、いますぐにでもフリーランスに転身することは可能です。フリーランスになるための具体的な流れとしては、以下の手順でOKです。

  • フリーランスエージェントに相談
  • 面談を受ける
  • 参画する

上記の通りです。まずはエージェントに相談するところからです。いま所属している会社に退職の意向を伝えておく必要もあります。退職の意向は、おそくても1ヶ月前には伝えておくと良いでしょう。実際に僕も上記の流れでフリーランスになりました。

シン
シン

ちなみにフリーランスエージェントは色々試しましたが、テクフリとPE-BANK、ギークスジョブの3社が案件の多さや対応の良さなどを考えると、一番良かったです。

これからフリーランスになる方は、失敗しないためにも、以下でまとめている優良エージェントをぜひ活用してみてください。

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フリーランスエンジニアに最もおすすめのエージェント3選
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Javaのフリーランスは独学でもなれるのか

Javaのフリーランスは独学でもなれるのか

Javaのフリーランスには独学でもなれるのか疑問をお持ちの方もいるでしょう。

この章では、以下2点について解説していきます。

  1. 独学未経験からいきなりフリーランスは厳しい
  2. まず会社員エンジニアとして経験を積んだ方が良い

独学未経験からいきなりフリーランスは厳しい

結論として、どんなに独学をしていたとしても実務未経験だと、いきなりフリーランスになるのは厳しいです。Javaのフリーランスに限らずですが、企業はフリーランスに対して即戦力を求めているので、実務経験がないと採用されにくいからですね。

独学で習得できる技術と、現場で求められる技術は異なります。仮に良質なポートフォリオを作っていたとしても、フリーランスとして案件を取るのは難しいでしょう。

現に僕は、実務経験1年でフリーランスになりましたが、最初はなかなか案件は決まらなかったです。1ヶ月ほど探し続けてようやく見つかったほど。独学でいきなりフリーランスになるのは、厳しいのが正直なところです。

まず会社員エンジニアとして経験を積んだ方が良い

どんなに独学をしていたとしても、実務未経験だとフリーランスになるのは難しいです。まずは会社員エンジニアとして企業へ就職し、実務経験を1年〜3年以上積み上げることが遠周りのようで近道です。

ある程度独学しているなら、会社員エンジニアになるにあたっての転職難易度は下がるでしょう。簡単でもいいので、自分で1から何かWebアプリケーションを作れるレベルであれば、書類選考は突破しやすいかと。

まずは数十社企業へ応募してみて、経験が積めそうな会社を選ぶと良いです。もし実務未経験で独学もしていない方は、まずは独学をしてみるか、プログラミングスクールを受講するのも手段の一つです。

以下記事では、Javaエンジニアになるためのロードマップをご紹介していますので、あわせて読んでみてください。

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Javaのフリーランス案件の例

Javaのフリーランス案件の例

Javaのフリーランスはどのような案件があるのかも知っておきたいですよね。この章では、案件の例をご紹介します。今回はフリーランスエージェントの「レバテックフリーランス」が保有する求人を参考にまとめてみました。

案件の例1:大規模なシステム開発

1つ目の案件の例は大規模なシステム開発です。

大規模システム開発の案件例
  • 案件名:大手ECサイト開発・運用
  • 単価:〜125万円/月
  • 開発環境:Apache / Spring / Java / Linux / MySQL / Oracle
  • 求めるスキル:Javaの開発経験5年以上、上流工程の開発経験 / Spring系FWの経験

Javaはセキュリティ面で優れており、ハッキングされにくい言語なので、規模の大きいシステム開発の際に用いられやすいです。上記の例は、開発経験が5年以上とありますが、他を見ると3年以上の案件も多いです。なかには1年以上の案件もあります。「求めるスキル」の経験年数は、あくまで目安です。たとえ1年の経験しかなくても、「求めるスキルが3年以上」の案件に入ることも十分可能です。

案件の例2:モバイルアプリ開発

2つ目の例は、モバイルアプリの開発案件です。

モバイルアプリの案件例
  • 案件名:某銀行向けのスマホアプリ開発
  • 単価:〜70万円/月
  • 開発環境:Spring / Java / PostgreSQL / JavaScript
  • 求めるスキル:Java/Web開発の経験5年以上、Springを用いた開発経験、JavaScript開発経験

JavaはAndroidアプリの開発にも使われています。モバイルアプリは需要があり、単価が高い傾向にあるので、Android開発経験がある方にはもってこいです。

案件の例3:システム改修

3つ目の例は、システム改修の案件です。

システム改修の案件例
  • 案件名:経理会計システムにおける追加改修作業
  • 単価:〜55万円/月
  • 開発環境:Oracle / Java
  • 求めるスキル:Javaの開発経験3年以上、Oracleの開発経験

Javaは案件が多い分、簡単な改修から難易度が高い改修など、幅広く案件があります。そのため、自分のスキル感にあった案件を選べるところがメリットといえますね。

案件の例4:実務経験が浅い案件

実務経験が浅くてもOKの案件もあります。

実務経験が浅い方向けの案件例
  • 案件名:自治体システム保守
  • 単価:〜50万円/月
  • 開発環境:Oracle / Java
  • 求めるスキル:Javaの開発経験1年以上、SQLを用いた開発経験1年以上

こういった案件は比較的に難易度が低いので、「フリーランスになりたいけど、自分のスキルでやっていけるか不安」という方にはもってこいですね。

シン
シン

以上がJavaのフリーランス案件の例についてです。他にもどんな案件があるのか知りたい方は、フリーランスエージェントの担当者に面談で聞いてみてください。実務経験がある方なら、案件を紹介してくれますよ。

Javaのフリーランス案件の探し方は2つ

Javaのフリーランス案件の探し方は2つ

フリーランスエンジニアの案件の探し方は、主に2つです。以下の順で解説していきますね。

  1. フリーランスエージェントを活用
  2. 直営業をする

フリーランスエージェントを活用する

1つ目はフリーランスエージェントを活用することです。エージェントに相談することで、自身の希望に沿った案件を紹介してくれます。単価の交渉や参画する際の手続きなど、面倒なことも代わりにやってくれます。

大半のフリーランスエンジニアは、フリーランスエージェントを使っています。僕自身、エージェントに相談しましたが、1ヶ月半で40社ほど案件を紹介してくれました。僕には人脈も営業力もないので、エージェントは大変ありがたいサービスです。

ただし、エージェントは会社によっては全然案件を保有していないところもあります。そういったところに登録するのは時間がもったいないので、2〜3社の優良なエージェントだけ登録しましょう。

直営業をする

2つ目は、自分で直接企業に営業をすることです。直営業をすることで、報酬がそのまま自分にダイレクトに入ってくるメリットがあります。

フリーランスエージェントは、メリットがたくさんある一方で、活用すると報酬の数十%はエージェント会社に渡すことになります。その点、自分で営業ができる人は有利ですね。

シン
シン

ただし、個人で営業する場合、実務経験の他にも良質なポートフォリオや営業力も必要です。個人だと信頼性がないからです。直営業は難易度が高いですが、可能であればしても良いかなと。

Javaのフリーランスの働き方【特徴】

Javaのフリーランスの働き方

Javaのフリーランスの働き方は、一体どんな感じなのでしょうか。リモートワークはできるのかとか、週3勤務はできるのかとか。この辺りについても解説していきます。

  1. 会社員と変わらない
  2. 在宅案件は少ない

会社員とあまり変わらない

結論から言うと、フリーランスエンジニアの働き方は、会社員とあまり変わらないです。ここでいう働き方とは、主に以下の通り。

  • 勤務日数
  • 就業時間
  • 業務の難易度

勤務日数は週5の案件がほとんどですし、就業時間も基本的に8時間労働なので、会社員と大差はないかなと。業務の難易度も、フリーランスだから難しいことをさせられるというケースもあまりないです。

とはいえ、フリーランスの方が報酬が高い傾向にあります。また、社内にかかってくるセールスの電話対応や、その他の雑務はしなくても良いのは大きなメリットだといえますね。僕自身、Javaエンジニアとして会社員とフリーランスの両方を経験してきましたが、フリーランスの方が圧倒的にストレスは少ないと感じています。

在宅案件もある

Javaのフリーランス案件で、リモートワークも探せば見つかります。実際に僕はフリーランスエージェントから紹介してもらった中で、いくつかリモート案件はありました。

リモート案件は、最初の1週間程は環境構築で出社をし、その後は在宅勤務になるパターンが多いです。今の時代、Javaを取り扱っているSIer企業などでリモートワークを導入しているところは増えてきています。

よくネット上では「Javaはリモートワークには不向き」と発信されている方がいますが、それは一昔前の話ですね。たしかにRubyやPHPなどと比べるとリモート案件は今でも少ないかもしれませんが、探せば見つかります。

筆者が実務経験1年でJavaのフリーランスになった経緯

実務経験1年でJavaのフリーランスになった経緯

参考までに、僕が実務経験1年でJavaのフリーランスになった経緯について解説します。

結論として、以下の4STEPでJavaのフリーランスになりました。

  1. 未経験からエンジニアに転職
  2. Javaの実務経験を1年積む
  3. フリーランスエージェントに相談
  4. 案件に参画

未経験からエンジニアに転職

前職は販売員でしたので、IT未経験から、まずはエンジニアに転職しました。プログラミングは独学とプログラミングスクールを受講して学んでいた程度です。

転職活動中、企業へは70社ほど応募して、数社面談に進むことができました。面談をした会社の中から、Javaの開発案件を取り扱っている少人数のSIer(受託開発企業)へ転職をしました。

Javaの実務経験を1年積む

僕は2020年10月にエンジニアに転職をし、2022年3月にフリーランスのJavaエンジニアに転身しています。なので、IT業界歴でいうと1年5ヶ月でフリーランスになりました。

ただ、IT業界歴1年5ヶ月といっても最初の2ヶ月は研修だったんですよね。研修の後は、PCのセットアップや単純作業などの業務も行っていたので、Javaの実務経験は実質1年くらいでしたね。

フリーランスエージェントに相談

会社員エンジニアとして3年ほどはスキルアップをしようと考えていたのですが、なかなか自分のやりたいJavaの開発ができなかったので、実務経験1年でフリーランスになることを決めました。

まず、フリーランスに転身する前に、フリーランスエージェントに相談しました。実務経験1年でしたし、そもそも案件があるのかないのか不明だったからです。

その後は何十社か応募して、2週間前後で案件が決まったので、「実務経験は1年あればフリーランスの案件は取れるんだな」と感じました。

案件に参画

初のフリーランスの案件に参画することになりました。フリーランスエンジニアになれたことが、まず何よりも嬉しかったです。

ちなみに最初の案件は単価50万円と、当時の自分にとってはなかなか良い単価をもらうことができました。ただこの単価でいけたのは、僕のスキルがあったからではなく、フリーランスエージェントのおかげです。

シン
シン

以上の4STEPをクリアしていただければ、Javaのフリーランスになれますよ。

Javaのフリーランスは実務経験1年〜3年以上あれば転身可

Javaのフリーランスに必要なスキルや将来性、具体的に転身する方法について解説しました。Javaのフリーランスになるには、Javaの実務経験が1年〜3年以上あれば転身可能です。フリーランスになればストレスの少ない働き方ができるだけでなく、高確率で収入アップが見込めます。

シン
シン

僕自身、Javaのフリーランスになってから月収50万になったので、正社員エンジニア時代よりも給料が2倍になりました。収入が増えただけでなく、プログラミングの開発案件に入ったことで。「プログラミングのスキル」も大きく伸ばせています。

現時点で経験が1年〜3年以上ある方は、フリーランスエンジニアに転身できます。今すぐフリーランスになりたい方は、以下でご紹介しているエージェント3社に、案件を紹介してもらってくださいね。

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再度Javaのフリーランスに必要なスキルについてご覧になりたい方は、「Javaのフリーランスに必要なスキル」に戻ってみてください。

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