「プログラミングを学習しているのだけど、時間を空けると書き方とかすぐに忘れてしまう...他の人たちはみんなどうやって覚えているのかな?」
こんなお悩みをお持ちの方に向けて、解決策をご紹介します。
本記事をお読みいただければ、「プログラミングを忘れる原因と具体的な対策方法」について知ることができますよ。
実際に僕は大阪の受託開発企業で開発エンジニアをやっていますので、情報の信ぴょう性はあるかと思います。
結論からいうと、「プログラミングを忘れるのは当たり前」です。ベテランエンジニアの方でもあることなので、仕方のないことですよ。
とはいえ一度学習したことは、なるべく忘れないようにしたいですよね。なので、この記事で具体的な対策をご紹介します。
記事の後半では、「プログラミングを忘れるのは仕方のないこと」についても解説しました。
ぜひ最後までご覧ください。
プログラミングを忘れる3つの原因
まずはプログラミングを忘れてしまう原因についてみていきましょう。
主な原因は以下の通りです。
- 人は1ヶ月後には8割ほど忘れるから
- プログラミングを日常的にしていないから
- 実務経験がないから
順番に解説していきますね。
忘れる原因①:人は1ヶ月後には8割ほど忘れるから
プログラミングを忘れる1つ目の原因は、「人は1ヶ月後には8割ほど忘れるから」です。
人の記憶は忘れるようにできているので、忘れるのは仕方のないことです。何でもかんでも記憶してたら、脳のメモリーがすぐになくなってしまいますからね。
僕はプログラミング言語のJavaを扱うことが多いのですが、1ヶ月前に習ったメソッドの意味とかほとんど忘れているなんてことはよくあります。
脳が重要だと思ったことは長期記憶になるので、覚えやすかったりします。そのため、記憶するには「反復」が必要になります。
「人の記憶は忘れるものなんだ」という認識を持った上で、「何度も繰り返し学習すること」がポイントです。
忘れる原因②:プログラミングを日常的にしていないから
プログラミングを忘れる2つ目の原因は、「プログラミングを日常的にしていないから」です。
もし本当にプログラミングが好きなのであれば、毎日やらないと気が済まないくらいになります。毎日やってたら嫌でも覚えますからね。
とはいえ、「別にプログラミングはそこまで好きじゃないけど、とにかくスキルを身につけたいんだよ」という方もいると思います。
僕はそういった方に、無理に「毎日プログラミングをしろ!」なんて言うつもりはありません。ただあくまでプログラミングを覚えたいのであれば、毎日プログラムを触るのが最短ルートです。
下記記事では、プログラミングの学習方法についてご紹介しておりますので、参考にしてみてください。
忘れる原因③:実務で学んでいないから
プログラミングを忘れる3つ目の原因は、「実務で学んでいないから」です。プログラミングは実際に現場で学ぶ方が記憶に定着しやすいです。
現場ならベテランエンジニアがいるので、わからないことは質問できるからですね。ベテランエンジニアが書いたソースコードを眺めるだけでも、たくさん学びがあります。
僕もエンジニアになる前にプログラミングを一人でしていた時は「何でこんな書き方するのだろう?」「このメソッドっていつ使うんだ?」と謎が多かったです。
しかしエンジニアに転職をして実務でプログラミングをしてみて思うことは、「あの時のあれはこうだったのか!」といった感じです。初めてそこで記憶の点と点が線になった感じがします。
現在未経験エンジニアの方は、ある程度プログラミングを学んだら、実務経験を早めに積むというのも一つの手ですよ。
下記記事では、エンジニア転職保証付きのプログラミングスクールをご紹介しております。
プログラミングを忘れないようするための3つの対策
プログラミングを忘れないようにするには、以下の3つの対策が効果的です。
- 技術ブログでアウトプットする
- 言語の資格を取る
- ポートフォリオを作る
順番に見ていきましょう。
対策①:技術ブログでアウトプットする
プログラミングの知識を定着させるなら、「技術ブログでアウトプットする」のが効率良いです。ブログを書くなら、知識をインプットする必要があるからですね。
記事を書くにはそれなりの知識が必要になりますし、知識がないなら調べるしかありません。そして調べた内容をブログに書くことで、アウトプットになります。
自分で書いたブログを通勤電車や隙間時間にスマホから見ることで、復習にもなります。なので、プログラミングを覚えるのであれば、技術ブログにアウトプットするのが効率良いです。
技術ブログの始め方は下記記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
対策②:言語の資格をとる
プログラミング言語の資格の取得をするのも、忘れないための対策になります。
なぜなら資格の取得をするには、当然ですが勉強が必要になるからですね。
たとえば僕は、Javaの資格を撮るために、500ページある参考書を1ヶ月半で3週しましたが、おかげでJavaの基礎がみにつきました。
なので、プログラミング言語を忘れないようにするために、言語の資格を取ってみるのは効果的です。
言語資格があれば、転職時に有利になりますよ。
対策③:ポートフォリオを作る
プログラミングで作りたいものがある方に関しては、ポートフォリオを作ってみるのもありです。
TwitterのようなWebアプリケーションや、簡単なTodoリストとかでも良いと思います。やはり手を動かすのが一番記憶に定着するからですね。
さらにポートフォリオがあれば転職時にも有利になるので、一石二鳥です。
プログラミングを覚えるよりも大事なこと3つ
プログラミングを覚えるよりも、大事なことがあります。
結論、以下の3つがポイントとなります。
- 忘れたとしても自分を責めない
- 暗記するよりも概念を理解すべし
- 暗記するよりも検索力が重要
本記事の最後に、上記3つをご紹介しますね。
その①:忘れたとしても自分を責めない
プログラミングを忘れたとしても、自分を責めるのはやめましょう。
「自分はなんてダメなんだ...」という風に、ネガティブに自己否定をしてしまうと、次第にプログラミングも自分のことも嫌いになってしまいます。
本記事の始めにもお伝えしましたが、人は忘れる生き物なので、忘れるのは当たり前のことです。
ですので、無駄に自分を責めるのはNGです。
その②:暗記するよりも概念を理解する
プログラミングで重要なことは、暗記するよりも「概念を理解する」です。
たとえば、「魚を与えるよりも釣り方を教えよ」という言葉がありますが、それと同様ですね。魚をもらっても1日でなくなるけど、釣り方を知れば明日も明後日も魚が釣れますよね。
プログラミングに置き換えると、文法とかメソッドの意味一つ一つを覚えるのももちろん良いのですが、それ以上に
- 「なぜこのような動きをするのか?」
- 「このメソッドはどういう時に使うのか?」
といったように、「なぜ?」を考えて追求していくのがポイントとなります。
プログラミングは言語によって書き方は違えど、考え方や概念はだいたい似たようなものなので。
その③:暗記するよりも検索力が重要
先程「魚の釣り方を覚えた方が良い」ということをお伝えしましたが、まさに「検索力」を身につけるのがそれにあたります。検索力って何かというと、ググることです笑
僕自身、実務で毎日のようにググりますし、プライベートでプログラミングする時もわからないことはその都度ググっています。
検索力といっても、ググるだけなんですけどね。とはいえ、中にはわからないことがあってもググらない方もいるので、一応解説しました。
下記記事では、プログラマーが検索をすべきタイミングや検索のやり方についてまとめておりますので、ぜひご覧ください。
プログラミングを忘れる原因と対策:まとめ
プログラミングを忘れる原因と対策について解説しました。
プログラミングを忘れるのは、普通のことです。その上で、本記事で解説した対策を実践していただければ、プログラミングを記憶に定着させることができるはずです。
なにより重要なのは、
- 「わからないことはその都度検索すること」
- 「暗記するより概念を理解すること」
上記の2つです。
また、ブログで知識をアウトプットすることも、記憶に定着させるための有効な手段です。
以下では、10分で開設できる技術ブログの始め方を解説していますので、この機会にぜひ始めてみてください。