プログラミングスクールに行くメリットとデメリットは何だろう?未経験からエンジニアを目指しているのだけど、独学かスクールかで悩んでいるので、実際に受講した人の意見を聞いてみたい。
こんなお悩みにお答えします。
この記事で解説する「プログラミングスクールに行くメリット6つとデメリット3つ」を読めば、スクールに行くべきかどうかの判断材料を得ることができますよ。
実際に僕はプログラミングスクールを受講し未経験からエンジニアになりました。現在は大阪のIT企業でフリーランスエンジニアをやっています。それらの実体験をもとに解説しますね。
記事の後半では「プログラミングスクールを受講すべき人の特徴」「スクールの選び方」についてもまとめました。
プログラミングスクールを受講しようか検討している方は、失敗しないためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
プログラミングスクールに行くデメリット3つ
まずはプログラミングスクールを受講するデメリットを解説します。
デメリットは以下の3つです。
- コストがかかる
- プライベートを犠牲にしないといけない
- 100%エンジニアになれるわけではない
デメリット1:コストがかかる
1つ目のデメリットは、コストがかかるところ。大半のプログラミングスクールは受講料金がかかります。
プログラミングスクールを自己投資として考えられる方なら良いのですが、スクール代を浪費と考えてしまう方にとっては大きなコストになるかなと。
とはいえ、プログラミングスキルは一度身につけることができれば、この先ずっと使える強い武器になります。
デメリット2:プライベートの時間を削らないといけなくなる
2つ目のデメリットは、プライベートの時間を削らないといけないところ。自分の時間を大事にしたい人にとってはデメリットですね。
たとえば、プログラミングスクールを受講する場合、社会人であれば仕事が終わって帰宅してから学習。休日も遊びに行かずに学習。といった感じで、プライベートを犠牲にしなければなりません。
とはいえ、プライベートを犠牲にするといっても、1年2年の長い話ではなく、たった3〜6ヶ月程度の話です。長い人生、3〜6ヶ月なんて一瞬です。その一瞬を頑張れば、一生のスキルが身につくと考えれば、良いのではないでしょうか。
デメリット3:100%エンジニアになれるわけではない
3つ目のデメリットは、100%エンジニアになれるわけではないところです。プログラミングスクールを卒業すれば、ある程度スキルは身に付いているはずですが、その先の就職活動で諦めてしまう方がいます。
たとえば面接になかなか通らないとか、書類選考に通らないとか。この辺りは、きちんと転職支援を受けながら面接対策をすれば問題ないのですが、やはり途中で耐えきれずに辞めてしまう方はいます。
また、プログラミングスクールの学習についていけずに挫折し、スクールを途中退会する方がいます。そういったこともあり、スクールに行ったとしても、必ず卒業できるという保証はありません。
ただ、スクールによっては途中退会で「受講料全額返金」をやっているところがあるので、もし不安な方はそういった返金制度があるところを選ぶのはありかなと。
プログラミングスクールに行くメリット6つ
プログラミングスクールを受講するメリットは、以下の6つです。
- メンターに質問し放題
- 強制力があり挫折しにくい
- 転職支援を受けられる
- ショートカットできる
- 学習手順が明確になる
- 元を取る意識が芽生える
メリット1:メンターに質問し放題
1つ目のメリットは、メンターに質問し放題なところです。多くのプログラミングスクールは、質問し放題です。
たとえば、プログラミングのエラーで詰まった時や、学習について何かわからないことがあった際に、何度でも質問ができます。ひとりだと数時間かかるエラーの解決も、メンターに聞けば一瞬で解決できます。
プログラミングの独学で挫折する大半の人は、質問できる環境がなく、自力で問題を解決できずに諦めてしまうパターンです。そのため、質問ができる環境に身を置けば、効率よく学習できるので最短でエンジニアになれます。
メリット2:強制力があり挫折しにくい
2つ目のメリットは、強制力が働くので挫折しにくいところ。プログラミングスクールは学習期間があり、期間内にカリキュラムを終わらせる必要があります。サボりたくてもサボれない状況なので、嫌でも学習しなければなりません。
例えば僕は、学生時代はまともに集中して勉強できない子どもでした。成績はいつも下から数えた方が早かったです。そんな僕でもプログラミングスクールを受講していたときは、1日10時間もプログラミングの学習に集中できました。
スクールに高いお金を払って行ったとしても、サボってしまえば、お金をドブに捨てたも同然ですからね。なので、強制力が働くのはスクールの大きなメリットです。
メリット3:転職支援を受けられる
3つ目のメリットは、転職支援を受けられるところです。エンジニア転職支援を行っているプログラミングスクールでは、学習終了後に履歴書の添削や求人の紹介をしてくれる場合があります。
実際、僕が受講したTECH CAMPでは、転職支援を実施しています。ひとりで就職活動をするよりも、プロのキャリアアドバイザーに支援してもらいながらの方が、面接の通過率があがります。
エンジニアになりたい方で、プログラミングスクールに行くのであれば、転職支援付きのスクールを選ぶと良いですよ。以下で転職支援付きのスクールをまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
メリット4:ショートカットできる
4つ目のメリットは、ショートカットできるところです。プログラミングは独学だと、エラーでつまずいた時に解決するのに時間がかかることはよくあります。
そのときに質問できる人がいないと、1つのエラーを解決するのに数時間かかるケースは珍しくありません。プログラミングスクールは質問し放題ですし、学習カリキュラムが配備されているのでショートカットできます。
時間は有限なので、その時間をお金で買えるのは、大きなメリットかなと。
メリット5:学習手順が明確になる
5つ目のメリットは、学習手順が明確になるところです。プログラミングスクールでは、学習専用カリキュラムが用意されているため、具体的にどの手順で学習を進めていくべきかがわかるのです。
たとえば、TECH CAMPでは、テックマスターというカリキュラムがあります。
実際に僕はテックマスターでプログラミングを学習しましたが、プログラミングの基礎から応用まで、章ごとに進めていきました。
独学だと何から手をつけたらいいのかわからない方が多いですが、スクールにはあらかじめカリキュラムが用意されているので、安心です。
メリット6:元を取ろうという意識が芽生える
6つ目のメリットは、元を取ろうという意識が芽生えるところです。プログラミングスクールは30万円〜70万円と高額なところが多いです。そのため、受講するとなると大金を支払うことになります。
大金を支払うとなると、ちょっとやそっとじゃ挫折できませんよね。「こんなに高いお金を支払ったんだから、絶対に元を取らないといけない」という気持ちが芽生えてきます。
実際に僕も元を取ろうとしてたので、「こんなところで諦められない」という気持ちに何度もなりました。
以下の記事では、おすすめのプログラミングスクールをまとめています。スクールの受講を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミングスクールか独学どちらが良いか
プログラミングスクールを受講するか独学するか、どちらが良いのでしょうか?
以下2つの特徴について解説します。
- プログラミングスクールを受講すべき人の特徴
- 独学でプログラミングを身につけるべき人の特徴
プログラミングスクールに行くべき人の特徴
受講すべき人の特徴は、以下の通り。
- 最短でエンジニアになりたい
- 挫折せずにエンジニアになりたい
- 将来フリーランスになって稼ぎたい
- 何が何でも人生を変えたい
上記に当てはまる方は、プログラミングスクールの受講がおすすめです。
プログラミングスクールを受講することで、学習手順が明確になり、無駄な遠回りをしなくて済みます。時短できる分、早くエンジニアになれます。
独学でプログラミングを身につけるべき人の特徴
独学すべき人の特徴は、以下の通り。
- マイペースに学習したい
- そこまで急いでいない
- 費用をかけたくない
マイペースで学習したい方や費用をかけたくない方は、独学が向いていますね。
現時点でプログラミングをやったことがない方は、一度独学をしてみてからスクールの受講を検討してみるのもありですよ。
失敗しないプログラミングスクールの選び方
プログラミングスクールは沢山ありますが、どのスクールが自分に合っているかなんてわからないですよね。そこでプログラミングスクールの選び方についても補足しておきます。
結論から言うと、以下のポイントを考慮しつつ、選ぶのがいいかと。
- 希望の受講スタイルがあるか
- 目的の言語を学習できるか
- 口コミや評判はいいか
- 転職保証はあるか
- 受講期間は十分にあるか
- 働きながら学べるか
- 費用は支払える範囲内か
- 講師は現役エンジニアか
- 卒業生のその後は良い方向に向かっているか
より詳しいスクールの選び方は、下記で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのプログラミングスクール2社
結局どこのスクールが良いかわからない方に向けて、良質なプログラミングスクールを2社ご紹介します。
結論として、以下の2社がもっともおすすめです。
- 最短でエンジニアになりたい方:TECH CAMP
- 副業でプログラミングをしたい方:Tech Academy
最短でエンジニアになりたい方:TECH CAMP(テックキャンプ)
最短でエンジニアになりたい方はTECH CAMP(テックキャンプ)が良いですよ。
TECH CAMPの短期集中コースは、10週間でプログラミングの基礎から応用を学び、転職活動をします。僕自身、2020年4月末にテックキャンプ短期集中コースを受講し、2020年10月には受託開発企業に転職できました。
他のスクールだと学習期間が6ヶ月〜9ヶ月と長いところが多いので、エンジニアになるまでの期間が長くなります。学習期間が長いとよくない理由は、エンジニアの市場価値は実務経験の年数で決まるからです。
多くの現場担当者は「実務経験があるかないか」を重視しています。早く転職したほうが早く実務経験を積めます。市場価値を早く上げるなら、テックキャンプでプログラミングを習得しエンジニアに転職するのが効率が良いかなと。
副業でプログラミングをしたい方:Tech Academy(テックアカデミー)
副業でプログラミングをしたい方は、Tech Academyが良いですね。Tech Academyは副業に特化した「フロントエンド副業セット」コースがあります。このコースを学べば、プログラミングでWebサイト制作のスキルが身につきます。
受講後は「テックアカデミーワークス」という無料のサービスが利用できるようになり、そのサービスを使って副業案件を受注できるのです。
例えば以下の手順で、学習してから副業案件を獲得できます。
- Tech Academyフロントエンド副業セットを受講
- テックアカデミーワークスでWebサイト制作の案件を受注
- テックアカデミー社が営業代行してくれる
- Webサイトを制作して納品する(メンターサポートあり)
- 報酬をもらう
- 2件目以降も案件を受注できる
上記の通りで、Tech Academyのフロントエンド副業コースを受講すれば、ほぼ確実に副業収入を得られるんですよね。Tech Academyは無料カウンセリングをやっているので、今後のキャリア相談をしたい方や学習内容について詳しく知りたい方は、一度無料カウンセリングで相談してみてください。
まとめ:プログラミングスクールは時短できる
プログラミングスクールのメリットとデメリットについて解説してまいりました。
プログラミングの独学で挫折しそうな方、効率よくスキルを身につけエンジニアになりたい方はスクールを活用してみてください。
以下記事では、おすすめのプログラミングスクールを厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。