「プログラミングスクールに行っても転職できないの?最近ネットでそんな意見を見るのだけど、実際はどうなの?」
こんなお悩みにお答えします。
本記事をお読みいただければ、プログラミングスクールに行っても就職できないと言われる理由、転職できない人の特徴について知る事ができます。
実際に僕はプログラミングスクールのTECH CAMPを卒業しており、信頼性はあるかと思ってます。
記事の後半では、「プログラミングスクールに行って就職を成功させる方法」についても解説しております。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
プログラミングスクール卒が就職できないと言われる理由
プログラミングスクールに行っても転職できないと言われる理由を、実際にスクールに通った経験をもとに考察していきます。
結論からお伝えすると、以下の2点が考えられます。
- プログラミングスクールは転職を100%保証するわけではない
- プログラミングスクールに行っても実務レベルまで到達できないから
順番に解説していきます。
プログラミングスクールは就職を100%保証するわけではない
転職保証付きのプログラミングスクールに行っても必ず就職できるというわけではありません。
なぜなら、面接を実際に受けるのは「受講生本人」だからですね。
転職保証付きのプログラミングスクールでは、キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれたり、履歴書などの添削をしてくれたりします。
しかし、アドバイザーはあくまでも就活の補助をしてくれるのであって、代わりに面接をしてくれるわけではありません。
当然ですが、面接なしにコネで就職できるなんてこともないです。
そんなこんなで、スクールに行っても就職はできないといわれているのではないでしょうか。
プログラミングスクールに行くだけでは就職はできない
プログラミングスクールでの学習は、実践で使えるような技術はあまり身につきません。
プログラミングは覚えることが多く、基礎を身につけるだけでもかなりの時間を必要とするからです。
その為、未経験者がプログラミングスクールに行ったとしても、結局のところ「ポテンシャル採用」になるのです。
大体のスクールが10週間〜半年などの短期間での学習になりますので、なかなか実務で使えるレベルに到達することは難しいです。
なのでプログラミングスクールに行けば必ず就職できるわけではないということです。
とはいえエンジニアになりたいならプログラミングは独学するよりも、スクールに行った方が圧倒的に効率良いです。
プログラミングスクールに行っても就職できない人の特徴
結論、プログラミングスクールに行っても就職できない人の特徴は、以下の2つです。
- 常に受動的な人
- 卒業はしたが就活がしんどくて諦める人
詳しく解説していきます。
常に受動的な人
常に受動的な人は、プログラミングスクールを卒業したとしても、面接に受かりにくいです。
受け身だと、プログラミングスクールに行っても自ら学ぼうとする意思が弱く、知識が定着しにくいからですね。
そうなると、たとえスクールを卒業したとしても、技術力があまりない状態のままになります。
そのような方を面接官は果たして採用したいか?と言われると、答えは明らかです。
常に受動的な人が、例えエンジニアとして就職できたとしても、その先が厳しい道のりになります。
卒業はしたが就活がしんどくて諦める人
プログラミングスクールを卒業した後に、就活がしんどすぎて諦める人がいるのも現実です。
何がしんどいのかというと、とにかく書類選考が通らないのと、通ったとしてもその後の面接がだるいといった点です。
特に2020年からはコロナの影響で、未経験エンジニアの求人数が激減しているため、書類選考の時点で落とされることが大半です。
もちろん学歴や経歴が良い人と、そうでない人とで先行の通過率は違ってくるとは思います。
ちなみに僕は高卒で学歴がよくないのと、書類選考にかなり落ちたので、何度も諦めかけました。
とはいえ、結局は諦めずに続けたものがちです。
現に僕はスクールを卒業後、今では現役のエンジニアとしてプログラミングができています。
プログラミングスクール卒業後に就職を成功させる方法
プログラミングスクール卒業後に、エンジニア転職を成功させるには、以下の3つを抑えると良いです。
- 自分の頭で考える癖を身に付けておく
- 就活期間中も学習を怠らない
- 絶対に就活を諦めないこと
順番に解説していきますね。
自分の頭で考える癖を身に付けておく
ITエンジニアとしてやっていくには、「自分の頭で考え問題解決」をしていく必要があります。
自ら考えて問題解決しようとする方が、結果的に学習内容も定着しやすいです。
もちろんわからないことは質問することも大事です。
しかし自分の頭で考えず、思考停止して質問ばかりしていては成長できません。
なので、まずは問題に対して自らの頭で考える癖を身につけておきましょう。
就活期間中も学習を怠らない
面接官の中には、「プログラミングスクール以外で学習していることはないか」と聞いてくる方もいます。
面接官は、一人でも学習する意欲があるのかを見ています。
エンジニアとして転職した後も、覚えることはたくさんあります。
一人でも学習する意思がない人は、周りに置いていかれてしまいます。なので面接官はそこを見極めようとしてます。
ですので就活期間中も、本や学習サイトなどで勉強を続けましょう。
絶対に就活を諦めないこと
これが一番重要なのですが、「絶対に就活を諦めないこと」です。
根性論かもですが、ここで諦めてしまったら、エンジニアになることはできません。
面接や書類選考がなかなか通らなくても、何が原因で通らないのかを考え、改善できる箇所は必ず改善しましょう。
諦めずに求人応募を行い、面接を受け続ければ、きっと受かります。
「じゃあどれくらい応募すれば良いんだよ?」という疑問をお持ちの方に、参考までに私の応募した企業数と面接数を載せておきます。
- 応募回数:約70社
- 面接回数:6社
- 内定:4社(SES3社、受託開発1社)
僕は約70社ほど応募をし、上記の結果となりました。
これでも多い方だと思うのですが、中には200社ほど応募されている方もいました。
もし転職サイトに1つや2つしか登録してないという方は、複数のサイトに登録をして応募しましょう。
以下の記事で無料のIT転職サイトをまとめています。
プログラミングスクールに行くだけでは転職できない:まとめ
- スクールに行っても転職できない人の特徴は「常に受動的な人」「就活を諦める人」
- ITエンジニア転職を成功させるには「自ら考え・学習を怠らず・就活を諦めないこと」
プログラミングスクールに行っても必ず就職できるわけではありませんが、スクールに行く事で、圧倒的に時間短縮することはできます。
プログラミングは独学での挫折率が90%と言われています。
挫折せずに最短でエンジニアになりたい方は、プログラミングスクールでの学習を検討してみてください。