フリーランスエンジニアに独立するタイミングと注意点

フリーランスエンジニアに独立するタイミングはいつが良いの?実務経験5年くらい必要っていう意見も見かけるけど、本当なのかな?
こんな疑問にお答えします。
ご紹介する「フリーランスエンジニアに独立するタイミング」を読めば、適切な独立のタイミングと具体的に独立する方法がわかりますよ。

実際に僕は会社員エンジニアを1年半経験してフリーランスに独立しました。僕の周りで5年で独立した人もいるので、実体験をもとに適切な独立のタイミングを解説しますね。
記事後半ではフリーランスになる際の注意点もまとめました。
フリーランスになるなら独立のタイミングは重要です。タイミングを誤ると失敗する可能性があるため、ぜひ最後まで読んでから独立するかどうかを判断してみてくださいね!
フリーランスエンジニアに独立するタイミング

結論として、フリーランスエンジニアに独立するタイミングは人によります。
下記の通り、独立のタイミングをパターン別でまとめました。
- 今すぐ:実務経験1年以上
- 安定:実務経験2〜3年以上
- Web制作:副業経験を積んでいる
順番に解説していきますね!
今すぐ:実務経験1年以上
今すぐフリーランスエンジニアになりたい方は、エンジニアとしての実務経験が1年以上あればOKです。
なぜなら、実務経験1年以上あれば、案件獲得に見込みがあるからですね。
実際に僕もJavaの実務経験1年でフリーランスに独立しました。
確かに実務経験1年だとスキル不足感はあります。とはいえ、独立した後にスキルを磨いていけば良いだけです。
あと、求人をみると「実務経験1年以上」で募集しているところはありますからね。
1年で独立を考えるような人は、おそらく現状に満足していない方でしょうし、フリーランスになるメリットも知っていると思います。
なので今すぐフリーランスエンジニアになりたい方は、最低でも1年以上の経験があれば良いですよ。
安定:実務経験2〜3年以上
安定的にいくならエンジニアとしての実務経験が2〜3年以上あれば良いですね。
2〜3年の経験があればエンジニアとして十分なスキルを持っているはずですので、案件に参画しても普通に通用します。
ただよくあるのが、2〜3年以上の経験があるのに「自分はまだまだスキルが足りない…」と思い、本当は独立したいのになかなか一歩踏み出せないパターンです。
でも本当に自分に自信持っている方って少ないですし、僕もフリーランスエンジニアとして働いていますけど、まだまだだなって思います。
とはいえ、僕はむしろフリーランスになってから、生き残るためにスキルアップしようと努力できています。その結果、スキルも収入も伸びたので、独立してよかったと思っています。
環境に飛び込むことが大切ですね!
Web制作:副業経験を積んでいる
ガチのエンジニアというよりかは、Web制作でフリーランスになりたい方向けです。
このような方は副業経験があればもうフリーランスとしてやっていけるはずです。
副業経験があるということは案件を獲得できるということですので、クラウドワークスやランサーズ、または自力で企業に営業して案件を獲得すればOKです。
なので経験が〇〇以上必要とかではなく、自分で案件を獲得できて、かつ仕事をこなせるのであればタイミングはあまり気にせず独立でOKです。
フリーランスエンジニアに独立した方が良い人の特徴

フリーランスエンジニアに独立した方がメリットが大きい人の特徴を挙げていきます。
下記3点のいずれかひとつでも当てはまる方はフリーランスが向いています。
- 今の収入に満足していない
- 専門スキルを磨く事に集中したい
- 会社に縛られたくない
今の収入に満足していない
会社員で今の収入に満足していない方はフリーランスエンジニアが向いています。
フリーランスエンジニアになれば収入が伸びる傾向にあるからですね。
僕自身、会社員エンジニアの時は給料が手取り17万円だったんですけど、フリーランスになってからは月収50万円を超えたんですよね。
会社員はクビになるリスクがほぼないので、安定といえば安定なんですが、金銭面では何かと搾取されやすいです。
フリーランスエンジニアであれば2年程の経験があれば月50万円前後はもらえる可能性が高いです。
なので収入を伸ばしたい方は、さくっとフリーランスエンジニアに独立すれば良いですよ。
専門スキルを磨くことに集中したい
専門スキルを磨くことに集中したい方はフリーランスエンジニアが向いています。
なぜなら、会社員だと言われた業務しかできないので、雑用ややりたくない業務もさせられるケースが多いからですね。
フリーランスエンジニアであれば自分で案件を選べるので、伸ばしたいスキルの案件に参画すればOK。
さらに契約で決められた業務以外のことは基本的にはさせられないので、会社員あるあるの電話対応や社内会議なども参加しなくて良いんですよね。
なので業務に集中して専門スキルを伸ばしたい方こそフリーランスエンジニアになるべきだと個人的に思っています。
会社に縛られたくない
会社に縛られてくない方はフリーランスエンジニアが向いています。
会社員だと会社の規則に従わないといけないので、たとえば副業禁止とかだったりすると副業できないですよね。フリーランスであれば副業はOKです。
あと会社員は上司からみて社内の人間なので、言いやすく強くあたられやすい傾向にあります。フリーランスは参画先の社員からすると、社外の人間なので、基本的に優しく接してくれる人が多いです。
会社に縛られずストレスを下げたい方はフリーランスエンジニアになってみると良いですよ。
以下では、フリーランスエンジニアになるために必要な準備についてまとめていますので、独立したい方はぜひ読んでみてください!

フリーランスエンジニアに独立して成功するためのコツ

フリーランスエンジニアになり成功するためのコツを3つご紹介しますね。
ちなみに成功の定義は人それぞれですが、ここでいう成功とは、「独立して継続的に案件に参画し続けること」と定義させていただきます。
以下3つはフリーランスエンジニアとして成功するために重要なポイントです!
- スキルを磨き続ける
- 信頼性を高める
- プライベートも充実させる
スキルを磨き続ける
フリーランスエンジニアになったあともスキルは磨き続けましょう。
IT業界は技術の移り変わりが激しいですし、フリーランスなら案件を変える度に新しい技術に出くわすことになるからですね。
スキルアップを怠ると現状維持になってしまいますので、それ以上市場価値を上げることができなくなります。
もちろんプライベートの時間を全て犠牲する必要はありませんが、少なくとも新しい案件に参画して現場になれるまではスキルは磨き続けた方が賢明ですね。
以下でフリーランスエンジニアがスキルアップする方法を解説していますので、参考にしてみてくださいね。

信頼性を高める
フリーランスは外部の人間なので基本的に社員よりも信頼性が低いです。
信頼性を高めることで仕事を任せてもらいやすくなりますし、コミュニケーションがとりやすくなります。
たとえば、信頼性を高める方法は、以下が効果的です。
- 出勤時やすれ違い時、退社時の挨拶
- 報連相の徹底
- 納期を守る(遅れる場合は早めに連絡)
などなど。
信頼性を高めるといっても何も特別なことをする必要はなく、当たり前のことを当たり前にするだけでいいです。
プライベートも充実させる
フリーランスエンジニアとして成功するにはプライベートも充実せると良いですよ。まぁフリーランスに限らずですが…。
この業界って基本的にパソコンで作業になるので、人とのコミュニケーションを取る機会が少ないですよね。
仕事中はずっと座っているので運動不足になったり、納期が間に合わずに残業が増えて、過労で精神的に病んでしまったりする人も多いんですよね。
だからこそプライベートを充実させることで、ストレス発散や気分転換になり、メンタル安定しやすいです。
フリーランスエンジニアで稼いだお金で友人や恋人と遊びに行ったり、旅行に行ったり家族と出かけたり、家で一人で映画鑑賞をしたりでも良いと思います。
ちなみに僕のように友人が少なくて遊び相手がいない方は、プライベートでブログを書いて副収入を得るのも楽しいですよ。以下でブログの始め方を解説していますので、ぜひ始めてみてください!

フリーランスエンジニアに独立する際の注意点

フリーランスエンジニアに独立する際の注意点を3つ解説します。
- 実務経験は必要
- 案件獲得はエージェントを使おう
- 退職の意向は早めに伝えておこう
実務経験は必要
フリーランスエンジニアになるなら実務経験は必要です。
まれに実務未経験でフリーランスになる人がいますが、それはごく一部の人です。そもそも経験がなければ案件に入れたとしてもその後ついていくのがしんどいです。
質問しまくったりすればついていけるかもですが、結局周りの足を引っ張って迷惑をかけすぎて退場させられることになるので、まずは会社員エンジニアとして実務経験を積むのが賢明ですね。
Web制作のフリーランスであれば、自分で副業で案件獲得できるほどのスキルがあればOKです。
なので、フリーランスエンジニアになるなら、実務経験があることが前提です。
案件獲得はエージェントを使おう
案件獲得する際はフリーランスエージェントを使うと良いですよ。
フリーランスエンジニアは企業と直接契約するとリスクが高いからですね。
間にエージェントが入ってくれることで、契約周りのトラブルが起きたとしても対処してくれますし、何より案件をバンバン紹介してくれるので自分で営業をかける手間も省けます。単価の交渉も代わりにしてくれますよ。
現に僕も案件を探す際はフリーランスエージェントに頼っています。
以下では僕が今まで利用してきたフリーランスエージェントの中で最も良かったエージェントを3社まとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

退職の意向は早めに伝えておこう
現在会社員の方でこれからフリーランスになろうとしている方は、退職の意向は早めに伝えておきましょう。
遅くても1ヶ月前には会社に伝えておくと親切ですね。この辺はもちろん社内規定があると思うので、それに従ってくださいね。
僕は1ヶ月前に退職すると言ってから会社を辞めてフリーランスエンジニアになりました。
業務の引き継ぎとかあると思うので、フリーランスになると決断したのであれば、早めに退職の意向は伝えておきましょう。
フリーランスエンジニアに独立して理想のキャリアを形成しよう

フリーランスエンジニアになるタイミングは人によって異なりますが、最低でも1年以上の実務経験があればなれますし、Web制作のフリーランスであれば副業経験があればなれます。
僕自身、会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになって収入が2倍になったので、独立して正解だと思っています。
フリーランスエンジニアといっても会社員エンジニアと業務内容は大差ないので、フリーランスだからといって無理な業務を押し付けられることはそうそうないです。
ぜひあなたもフリーランスエンジニアになって収入アップを実現し、理想のキャリアを形成してみてください!
下記で僕が使ってよかったフリーランスエージェントをまとめていますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
