フリーランスエンジニアになるには実務経験3年は必要?現役の僕が解説

フリーランスエンジニアになるには実務経験3年は必要?現役の僕が解説
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【メインスキル】TypeScript・Vue.js・Java【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】ITエンジニアとして市場価値を高めるために必要なマインドやノウハウを発信|大阪在住|31歳


読者

エンジニアがフリーランスに独立するなら実務経験は3年以上必要ってネットで見かけたんだけど、本当に実務経験3年あればフリーランスになれるの?

こんなお悩みにお答えします。

この記事を読むことで、「実務経験3年あればフリーランスになれる理由」と「会社員エンジニアがフリーランスになるメリット」がわかりますよ。

僕は実務経験3年半の現役フリーランスエンジニアです。未経験からエンジニアに転職し、1年半の経験を経てフリーランスになりました。それらの知見をもとに解説していきますね。

記事前半で、「フリーランスエンジニアになるのに必要な経験年数」を解説し、後半で「実務経験3年のエンジニアの月単価や独立するメリット」等を紹介していきます。

目次

フリーランスエンジニアになるのに必要な経験年数

フリーランスエンジニアになるのに必要な経験年数

結論として、フリーランスエンジニアになるには実務経験2〜3年以上あればOKです。

  • 実務経験は2〜3年以上あれば良い
  • フリーランスの業務内容は会社員と大差ない

実務経験は2〜3年以上あれば良い

まず、フリーランスエンジニアには即戦力が求められます。そのため、エンジニアの実務経験が必要になってきます。

どのくらい実務経験があれば良いかというと、先述した通り2〜3年以上あれば十分かなと。

なぜならエンジニアは2〜3年である程度スキルが身につき、一人称で業務をこなせるレベルになるケースが多いからです。

たとえば、僕が過去に参画していた現場のとあるエンジニアは、実務経験2年くらいでした。でもその人はすでにバリバリ仕事をこなせるほどの技術力があったんですよね。

僕自身は会社員エンジニアとして経験1年半を積んだ後にフリーランスになることができました。さすがに1年半だと経験が浅いので、最初は仕事についていくのに必死でしたね。でも独立後、1年経った頃には一人で開発できるレベルにまであがっていました。

世間的にも、わりと2〜3年で会社員からフリーランスに独立するエンジニアはいる印象です。

これらの観点からみても、実務経験はだいたい2年か3年以上あれば、フリーランスエンジニアになることは可能です。

フリーランスエンジニアに必要な経験年数と独立するタイミングについては、以下記事でより詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

フリーランスの業務内容は会社員と大差ない

フリーランスエンジニアは即戦力が求められますが、だからといって会社員エンジニアより難しい業務を振られるかというと、それはほとんどありません。

フリーランスエンジニアや会社員エンジニア、派遣エンジニアやアルバイトのエンジニアなど、みんな同じエンジニアです。

「フリーランスだからこれやって」とか、「派遣だからこれやって」とかはないんですよね。

たしかに正社員エンジニアであれば、社内業務を任せられることもあります。でもそれはあくまで社内業務であって、エンジニア業務で何か難易度の高い業務を振られるなんてことはほぼないです。

あるとしたら、正社員とか派遣とかは関係なく、そのエンジニアのスキルレベルに応じて仕事の難易度があがることはあるかもしれません。

ひとまず、実務経験3年もあればフリーランスになることはできますし、業務の難易度は参画する案件や自身のスキルレベルに応じて変わってきます。

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違いについてもっと詳しく知りたい方は、以下記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

実務経験3年のフリーランスエンジニアの月単価は?

実務経験3年のフリーランスエンジニアの月単価は?

実務経験3年でフリーランスエンジニアになったとして、収入はどのくらいもらえるのか気になりますよね。

実務経験3年のフリーランスエンジニアの平均単価と、僕自身の単価についてご紹介していきます。

  • 実務経験3年のフリーランスエンジニアの平均単価
  • 筆者の実務経験3年時点での単価

実務経験3年のフリーランスエンジニアの平均単価

まずは実務経験3年のフリーランスエンジニアの平均単価を見ていきましょう。

下記はフリーランスエンジニア向けの案件紹介を行なっている、フリーランスエージェント「レバテックフリーランス」のデータです。

フリーランスエンジニアの経験年数によって単価や年収は変わるのか、レバテックフリーランスの収入シミュレーションを活用し算出しました。今回は、例として、案件数の多いJava(Web系)を使用言語とし、平均単価を12ヶ月換算で平均年収としています。

経験年数平均単価平均年収(平均単価*12ヶ月)
1年未満40万円480万円
1~2年47万円564万円
2~3年56万円672万円
3~5年62万円744万円
5年以上67万円804万円

引用元:レバテックフリーランス公式サイト

上記を見る限り、実務経験3年のフリーランスエンジニアの平均月単価は、56万円〜62万円が目安です。年収にすると672万円から744万円ですね。

筆者の実務経験3年時点での単価

参考までに、筆者の実務経験3年時点での単価についてもご紹介しますね。

まず、実務経験3年時点で参画していた僕の案件は、

Java×TypeScriptのWeb開発案件

でした。

そして実務経験3年時点での僕のスキルは、

  • 設計経験:1年
  • プログラミング実務経験:Java3年、TypeScript3年

という感じです。

この状況で月単価は60万円(税込)でした。

先ほどのレバテックフリーランスのデータでも3年のエンジニアの単価は56万円から62万円だったので、ちょうど平均くらいですね。

月60万円というと、一般職の収入や日本の平均年収からみれば、かなりもらっている方ではありますよね。

また、僕は会社員エンジニア時代は手取り17万円だったので、それと比べたら収入が2倍以上あがっています。

とはいえ、フリーランスエンジニアの業界からすると、月60万円はそこまで高くも低くもないのかなというところです。

逆に言えばまだまだ伸び代があるということです。それだけフリーランスエンジニアは需要がある職業なんですよね。

以上が実務経験3年のフリーランスエンジニアの単価の目安についてでした。

自分の単価がどのくらいなのか知るには?

実務経験3年のエンジニアの平均単価は大体60万円前後が目安です。

でも世の中には実務経験3年で単価80万円って人もいます。

自身がどのくらいの単価を目指せるのかは、経験や習得スキルによっても変わってきます。もっと細かくいうなら大阪なのか東京なのか、エリアによっても変わるかなと。

では自分の単価がどのくらいなのかを知るにはどうすれば良いかというと、これはフリーランスエージェントに相談するのが手っ取り早いです。

以下記事で僕が実際に使ってみてよかったエージェントを厳選しています。無料で登録できるので、2〜3社ほどサクッと登録して相談してみてください。

実務経験3年以上のエンジニアがフリーランスになるメリット

実務経験3年以上のエンジニアがフリーランスになるメリット

実務経験3年以上のエンジニアがフリーランスになるメリットをご紹介します。

主なメリットは以下の3つです。

  • 収入を一気に伸ばせる可能性が高い
  • 自分の希望の案件を選べる
  • 仕事のモチベーションが上がる

収入を一気に伸ばせる可能性が高い

実務経験3年のエンジニアはスキルレベルもそこそこ高い傾向にあり、需要があります。

ですが会社員の場合、所属会社によっては会社に報酬を抜き取られてしまい、給料が低くて消耗しているエンジニアがいるのも事実です。

しかし、フリーランスになれば無駄に報酬を抜き取られることがないため、大幅に収入を上げられる可能性が高いです。

実際、僕は会社員エンジニア時代、月の給料は手取り17万円でした。でも実務経験1年でフリーランスになったら月収40万円になり、その2年後には60万円まであがりました。

実務経験3年あればフリーランスエンジニアとして高収入を得られる可能性が高いです。

自分の希望の案件を選べる

正社員エンジニアは会社の縛りがあり、リモートワークができなかったり残業が多かったりするケースは珍しくありません。

ですがフリーランスであれば自分で案件を選べるので、リモートワークしたければリモート案件に入れば良いですし、残業したくないなら残業が少なそうな案件に入ればOKです。

僕自身、正社員エンジニア時代は会社の方針がリモート禁止だったので毎日出社していました。

現在はフリーランスエンジニアとしてリモート案件に入っているため、出社は週1回のみ。朝起きたら満員電車に乗る必要もなく、すぐ仕事を始められるのでストレスも少ないです。

こんな感じで希望の案件に入れば低ストレスで仕事ができます。

仕事のモチベーションが上がる

フリーランスは報酬が高い傾向にあるのがメリットですが、やはりそれだけ報酬をもらうということはそれなりに成果を出さなければならないという意識になります。

もちろんフリーランスも会社員も業務内容に大差はないですし、別に会社は正社員よりフリーランスに何か特別期待していることもないと思います。

でもやっぱり自分自身が高収入をもらうなら成果を出さないといけないって気持ちになれるんですよね。これが良い意味でプレッシャーになり、モチベーションアップにつながります。

高いモチベーションの状態で仕事をした方が成果も出せますし、成果を出すためにスキルアップする努力もしやすいです。

エンジニアは技術職なので、スキルアップすれば市場価値もさらに上がっていきます。

以上がフリーランスエンジニアになるメリットについての解説でした。

フリーランスエンジニアのメリットについては、以下記事でも詳しくまとめているので、もう少し詳細を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴

フリーランスエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴

フリーランスエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴をあげていきます。

まず、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴は、会社に縛られたくない人、いまより収入を伸ばしたい人ですね。

逆に向いていない人の特徴は、収入よりも安定を求めている人、現状に特に不満がない人ですね。

詳しくは以下記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになる方法

会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになる方法

さいごにフリーランスエンジニアになる方法をご紹介します。

以下のステップでフリーランスエンジニアになることができますよ。

  • フリーランスエンジニアの案件を探す
  • 会社に退職の意向を伝える
  • フリーランスエンジニアの案件の企業と面談する
  • フリーランスエンジニアの案件に参画する

具体的な案件の探し方など、詳しくは以下記事のSTEP7以降をご覧ください。

まとめ:エンジニア実務経験3年以上あるならフリーランスがおすすめ

まとめ:エンジニア実務経験3年以上あるならフリーランスがおすすめ

本記事の内容をまとめます。もう一度確認していきましょう。

まず、エンジニアの実務経験は2年以上あればフリーランスエンジニアとして十分独立できます。

また、実務経験3年のフリーランスエンジニアの平均月単価は、レバテックフリーランスのデータによると56万円から62万円が目安です。

もしあなたがエンジニアで実務経験3年以上あるなら、フリーランスになることで収入面や働き方などの面で得られるメリットは多いと思います。

会社員エンジニアよりもフリーランスエンジニアの方が良いとわかっていても、なかなかフリーランスになるために行動する人は少ないです。なので、やる気の熱があるうちに行動するのがコツです。

いますぐフリーランスエンジニアになりたい方は、以下記事でおすすめのエージェントをご紹介しているので、自身に合った案件を紹介してもらってくださいね。

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