プログラミング学習のモチベーションがなかなか続かない。気がつけばすぐにスマホを見たり、違うことに気を取られてしまう。どうすれば継続できるのかな?
こんなお悩みにお答えします。
この記事で解説する「プログラミングのモチベーションを維持する方法」を読めば、学習を継続するためには「何が大切なのか」がわかりますよ。
僕は現役のフリーランスエンジニアです。プログラミング歴は3年ほど。プログラミングで月50万ほど稼いでいます。それらの知見をもとに解説していきますね。
プログラミングを継続すれば、専門スキルが身につき、市場価値の高い人材になれます。
ぜひ本記事の内容を実践していただき、プログラミングを継続し市場価値の高いエンジニアを目指していきましょう。
プログラミング学習のモチベーションが続かない原因
そもそも、なぜプログラミングが続かないのか?まず継続できない原因を知った上で、対策していきましょう。
以下2つが主な原因としてあげられます。
- ゴール設定が明確ではない
- 継続できる環境を作れていない
続かない原因1:ゴール設定ができていないから
ゴール設定ができていないと、学習を継続することは難しいです。人は目的がないと、行動することが困難だからですね。
たとえば「出口がどこにあるのかわからない、トンネルの中を走り続けてください」と言われても、どこまで走ればいいのかわからなければ、やる気は起きないですよね。
一方で「トンネルの中を走って下さい。100m先に出口があります。ゴールしたらあなたの人生を劇的に変えるアイテムを差し上げます」といわれたら、走りますよね。
それと同じで、プログラミングも「どこまで学習をするのか」「学習することで何を得られるのか」などゴール設定を決めておくと継続しやすくなります。
続かない原因2:継続できる環境を作れていない
目標を設定していても、継続できる環境を作れていないと、モチベーションが続かないです。なぜなら、人は環境に左右される生き物だからですね。
仮に自宅が以下の環境だったとします。
- 漫画がたくさんある
- いつでもスマホゲームができる
- テレビ・Youtubeが見放題
- すぐ近くにベッドがある
- 冷蔵庫に酒やおつまみがある
上記のような環境ですと、誘惑物が多いので学習を継続することは困難です。自宅に誘惑物が多いのであれば、誘惑物を排除するか、外で学習するなどの対策を取ると良いでしょう。
プログラミング学習のモチベーションを維持する方法
プログラミング学習のモチベーションを維持する方法について、以下8つをご紹介します。
- なりたいエンジニア像を明確にする
- 考えるよりも先に行動する
- 逃げ道をなくす
- 強制的に継続できる環境を作る
- プログラミングのコスパの良さを理解する
- 「学習過程」を発信し続ける
- 「くやしさ」をバネにする
- 「未来の自分の姿」を想像する
継続のコツ1:なりたいエンジニア像を明確にする
「なりたいエンジニア像」を明確にすると良いです。自分が将来どんなエンジニアになりたいのか、「目標」があると継続しやすいからですね。例をあげると、ITエンジニアといっても、
- システムエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
上記のようにいろんなエンジニアがあります。さらに、「会社員エンジニア」または「フリーランスエンジニア」によって、働き方も異なります。
僕自身、未経験の頃、フリーランスエンジニアになることが目標でした。フリーランスは収入が高い傾向にあり、副業は自由にできるからです。会社の許可なく別の事業もできるなど、自由度が高いんですよね。
まずは自分がどんなエンジニアになりたいのか、会社員かフリーランスどちらが向いていそうなのか等を、鮮明にイメージしてみると良いですよ。
継続のコツ2:強制力を利用する
2つ目のコツは、強制力を利用することです。強制力が働くと、行動しやすいからですね。たとえば、SNSで「自分は必ずエンジニアになる」と宣言するとかです。友達や家族にでも良いと思います。周囲に宣言すると、失敗した時は恥ずかしい思いをするので、「失敗したくない」という心理になります。つまり、強制的に勉強ができるのです。
他にも、コワーキングスペースをレンタルするのも効果的です。作業場所をレンタルすると、「お金を払ってまで場所を借りているのだから、勉強をしないと損だな」という感情が芽生えてきますよ。
僕はビズコンフォートでコワーキングスペースをレンタルしています。借りている場所は土日祝プランで月額4,400円なので、コスパ良いです。
おかげでプログラミングの学習が捗っており、本業に活かせているので、生産性が格段にあがっています。強制力を利用すると勉強を続けやすいので、ぜひ試してみて下さい。
継続のコツ3:逃げ道をなくす
僕がプログラミングの勉強を続ける上で、最も効果があると感じたのが、「逃げ道をなくす」です。人は基本的に「楽したい」「失敗したくない」という生き物なので、逃げ道があるとすぐに逃げたくなるんですよね。
たとえば僕は、プログラミングスクールTECH CAMPを受講し、10週間プログラミング漬けの日々を送りました。当時は会社も辞めていたので、「プログラミングで挫折したら、もう後がない…」という状況でした。
受講料金は70万円払っていたので、失敗したら70万円を捨てるも同然でした。こんな状況なら嫌でも逃げられないですからね。結果的に今ではフリーランスエンジニアになり、収入が会社員時代の2倍稼げるようになったので、大きなリターンです。
もしプログラミングを独学するにしても、「友達と一緒にエンジニアを目指す」とか、工夫をすればいくらでも逃げ道をなくす方法はあるはずです。
継続のコツ4:考えるよりも先にPCに向かう
プログラミングの勉強をするなら、考えるよりも先にPCに向かうと良いです。先に考えると、「やらない理由」ばかり考えてしまうからですね。
考えるより、まずはPCに向かう。すると、自転車が坂を下る時にスピードアップするようなイメージで、流れるように学習を進められます。
学習のスタートを切ることができたなら、あとは流れに身を任せるだけです。気がついたころには、2,3時間と経っているなんてことはよくあります。なので、あれこれ考えず、まずはPCに向かってみると良いですね。
継続のコツ5:プログラミングのコスパの良さを理解する
プログラミングのコスパの良さを理解しておくと、モチベーションを維持しやすいです。まず、プログラミングの学習にかかる費用は、独学であれば数万円程度。プログラミングスクールにいったとしても数十万円ほどです。
仮にスクールを受講しても、費用回収するのに、かかる期間はそこまで遠くはないです。僕自身、プログラミングスクールに70万払いましたが、2年半後には月50万以上稼げるフリーランスエンジニアになれました。
プログラミングは簡単に身につけられるわけではないので、それなりの量をこなす必要があります。でも2〜3年ほど経験を積めば、フリーランスとして独立し、高収入かつ自由度の高い働き方をすることも可能です。
継続のコツ6:「学習過程」を発信し続ける
SNSなどでプログラミング学習の過程を発信するとモチベーションを維持しやすいです。SNSで投稿をすれば、誰かが見ています。
「今日はプログラミング頑張ります!」と投稿すれば、サボりづらくなりますからね。人の目を借りる良い方法だと思います。
継続のコツ7:くやしさをバネにする
くやしさをバネにすると、モチベーションを維持しやすくなります。人は「負の感情」と感じたときに、「現状を変えたい」という気持ちが芽生えるから。
たとえば僕は、以下の出来事がありました。
- 部活を必死に頑張っても怪我ばかりして成果が出なかった
- 新卒で入社した会社の上司に「仕事ができない無能」とバカにされた
- 7年間販売員を続けても手取り23万円だった
もしプログラミングで結果が残せなかったら、「もう何をやっても自分はうまくいかないんじゃないか?」という恐怖心がありました。その不安な気持ちが、僕をやる気にさせてくれていたんですよね。
プログラミングを始めた方の中には、「自分を変えたい」という方もいると思います。現状の自分を変えるためにも、ぜひくやしさをバネにしてみてください。
継続のコツ8:「未来の自分の姿」を想像する
プログラミングを学んだ上で、自分がどうなっているのか、「未来の自分の姿」を想像してみるのは効果的です。良い未来が想像できれば、勉強することに対してワクワクできるからです。
僕はプログラミング初心者の頃、以下をイメージしていました。
- ITエンジニアになって手に職をつける
- フリーランスエンジニアになって収入をあげる
- フリーランスで安定収入を得つつ別事業にも挑戦する
「プログラミングを勉強する→モチベが下がりそうになる→未来の自分の良い姿をイメージする→ワクワクしてくる→また勉強する」という感じですね。
プログラミングスキルを習得した先の自分はどうなっているのかを、イメージしてみると良いですよ。
まとめ:プログラミングは長期目線で考えよう
プログラミングスキルを身につけることで、市場価値の高い人材になれます。しかし、プログラミングは1日2日で身につくような、短期間で成果の出るほど簡単なものではありません。そのため、学習を継続できず挫折する方が多いです。
プログラミングは基本的に「長期目線」で考えると、長続きしやすくなります。
本記事でお伝えした、「プログラミングのモチベーションを維持する方法」を、ぜひ実践してみてください。