3年継続した僕がプログラミング独学のモチベーションを維持する方法を解説

プログラミングの学習がなかなか続かない。気がつけばすぐにスマホを見たり、違うことに気を取られてしまう。どうすれば継続できるのかな?
こんなお悩みにお答えします。
この記事で解説する「プログラミング独学のモチベーションを維持する方法」を読み終える事で、「プログラミングの学習が続かない…」から「継続できる」に変わりますよ!

僕は2020年3月からプログラミングを学習し、今ではフリーランスエンジニアとして働いています。3年以上プログラミングを継続している僕が、プログラミングのモチベーションを維持するためのコツをまとめました。
プログラミング学習を継続すれば、専門スキルが身につき市場価値の高い人材になれますので、ぜひ本記事の内容を実践してみてください!
プログラミングの勉強が続かない原因
そもそも、なぜプログラミングの勉強が続かないのでしょうか?まず継続できない原因を知った上で、対策していきましょう。以下の3つが主な原因としてあげられます。
- 必要性を感じていない
- ゴール設定ができていない
- 継続できる環境を作れていない
続かない原因1:必要性を感じていないから
1つ目の原因は、必要性を感じていないからです。人は必要だと認識したときに行動できる生き物です。仮に「プログラミングのスキルを1年以内に身につけないと死ぬ」という状況なら、必死になって勉強するはずです。
他にも例をあげるなら、人がご飯を食べる理由は、「生きるために必要だから」ですよね。別に食べなくてもお腹も空かず、栄養不足にもならないのであれば、食べる必要はありません。必要性とは、そういうことですね。
「プログラミングがあなたの生活に欠かせない」になれば、継続せざるをえないということです。
続かない原因2:ゴール設定ができていないから
ゴール設定ができていないと、学習を継続することは難しいです。人は目的がないと、行動することが困難だからですね。たとえば「出口がどこにあるのかわからない、トンネルの中を走り続けてください」と言われても、どこまで走ればいいのかわからなければ、やる気は起きないですよね。
一方で「トンネルの中を走って下さい。100m先に出口があります。ゴールしたらあなたの人生を劇的に変えるアイテムを差し上げます」といわれたら、走りますよね。
それと同じで、プログラミングも「どこまで学習をするのか」「学習することで何を得られるのか」など、ゴール設定を決めておくと継続しやすくなります。
続かない原因3:継続できる環境を作れていない
継続できる環境を作れていないと、学習を続けることができません。人は環境に左右される生き物だからですね。
仮にあなたの自宅が以下の環境だったとします。
- 漫画がたくさんある
- いつでもスマホゲームができる
- テレビ・Youtubeが見放題
- すぐ近くにベッドがある
- 冷蔵庫に酒やおつまみがある
上記のような誘惑物の多い環境ですと、いうまでもなく学習を継続することは困難です。もし自宅が誘惑物の多い環境であれば、誘惑物を排除するか、そもそも外で学習をするなどの対策を取ると良いでしょう。
プログラミングの勉強を継続するコツ4つ
プログラミングの勉強を続けるにはコツがあります。以下は僕が実際に試した中で、最も効果的だと感じたものです。
- なりたいエンジニア像を明確に
- 考えるよりも先に行動する
- 逃げ道をなくす
- 強制的に継続できる環境を作る
上記4点について解説していきますね。
続けるコツ1:なりたいエンジニア像を明確にする
「なりたいエンジニア像」を明確にすると良いです。自分が将来どんなエンジニアになりたいのか、「目標」があると継続しやすいからですね。例をあげると、ITエンジニアといっても、
- システムエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
上記のようにいろんなエンジニアがあります。さらに、「会社員エンジニア」または「フリーランスエンジニア」によって、働き方も異なります。

僕自身、未経験の頃、フリーランスエンジニアになることが目標でした。フリーランスは収入が高い傾向にあり、副業は自由にできるからです。会社の許可なく別の事業もできるなど、自由度が高いんですよね。
まずは自分がどんなエンジニアになりたいのか、会社員かフリーランスどちらが向いていそうなのか等を、鮮明にイメージしてみると良いですよ。
以下の記事では、プログラマーになるメリットとデメリットを解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
続けるコツ2:強制力を利用する
2つ目のコツは、強制力を利用することです。強制力が働くと、行動しやすいからですね。たとえば、SNSで「自分は必ずエンジニアになる」と宣言するとかです。友達や家族にでも良いと思います。周囲に宣言すると、失敗した時は恥ずかしい思いをするので、「失敗したくない」という心理になります。つまり、強制的に勉強ができるのです。
他にも、コワーキングスペースをレンタルするのも効果的です。作業場所をレンタルすると、「お金を払ってまで場所を借りているのだから、勉強をしないと損だな」という感情が芽生えてきますよ。
僕はビズコンフォートでコワーキングスペースをレンタルしています。借りている場所は土日祝プランで月額4,400円なので、コスパ良いです。おかげでプログラミングの学習が捗っており、本業に活かせているので、生産性が格段にあがっています。強制力を利用すると勉強を続けやすいので、ぜひ試してみて下さい。
続けるコツ3:逃げ道をなくす
僕がプログラミングの勉強を続ける上で、最も効果があると感じたのが、「逃げ道をなくす」です。人は基本的に「楽したい」「失敗したくない」という生き物なので、逃げ道があるとすぐに逃げたくなるんですよね。
たとえば僕は、プログラミングスクールTECH CAMPを受講し、10週間プログラミング漬けの日々を送りました。当時は会社も辞めていたので、「プログラミングで挫折したら、もう後がない…」という状況でした。
受講料金は70万円払っていたので、失敗したら70万円を捨てるも同然でした。こんな状況なら嫌でも逃げられないですからね。結果的に今ではフリーランスエンジニアになり、収入が会社員時代の2倍稼げるようになったので、大きなリターンです。
もしプログラミングを独学するにしても、「友達と一緒にエンジニアを目指す」とか、工夫をすればいくらでも逃げ道をなくす方法はあるはずです。
続けるコツ4:考えるよりも先にPCに向かう
プログラミングの勉強をするなら、考えるよりも先にPCに向かうと良いです。先に考えると、「やらない理由」ばかり考えてしまうからですね。考えるより、まずはPCに向かう。すると、自転車が坂を下る時にスピードアップするようなイメージで、流れるように学習を進められます。
学習のスタートを切ることができたなら、あとは流れに身を任せるだけです。気がついたころには、2,3時間と経っているなんてことはよくあります。なので、あれこれ考えず、まずはPCに向かってみると良いですね。
プログラミング独学のモチベーションを維持する方法4つ
プログラミングの勉強をするにあたり、「モチベーションの維持が難しい」という方も多いです。ここからは、モチベーション維持のために効果的なポイントを3つご紹介します。
- プログラミングのコスパの良さを理解する
- 「学習過程」を発信し続ける
- 「くやしさ」をバネにする
- 「未来の自分の姿」を想像する
その1:「プログラミングのコスパの良さ」を理解する
プログラミングのコスパの良さを理解しておくと、モチベーションを維持しやすいです。まず、プログラミングの学習にかかる費用は、独学であれば数万円程度。プログラミングスクールにいくなら、数十万円ほどです。
仮にスクールを受講したとしても、費用を回収するのに、かかる期間はそこまで遠くはないです。僕自身、プログラミングスクールに70万円払いましたが、2年半後には月50万円以上稼げるフリーランスエンジニアになることができました。

僕のプログラミング初心者時代の学習時間は600時間ほど。ちなみに600時間も勉強をすれば、ひとりでWebアプリを作れるくらいにはなれますし、エンジニアに転職できるレベルにもなれます。
プログラミングは簡単に身につけられるわけではないので、それなりの量をこなす必要がありです。でも2〜3年ほど経験を積めば、フリーランスとして独立し、高収入かつ自由度の高い働き方をすることも可能です。
こんな感じで、プログラミングはコスパが良いということがわかれば、モチベーションを維持しやすくなります。
その2:「学習過程」を発信し続ける
プログラミングの学習をする際に、Twitterなどで学習の状況を発信するとモチベーションを維持しやすいです。SNSで投稿をすれば、誰かが見ています。「今日はプログラミング頑張ります!」と投稿すれば、サボりづらくなりますからね。努力量が目に見えると、自信にも繋がりますよ。
その3:「くやしさ」を「原動力」に転換する
くやしさを原動力に転換すると、モチベーションを維持しやすくなります。なぜなら人は「負の感情」と感じたときに、「現状を変えたい」という気持ちが芽生えるから。たとえば僕は、以下の出来事がありました。
- 部活を必死に頑張っても怪我ばかりして成果が出なかった
- 新卒で入社した会社の上司に「仕事ができない無能」とバカにされた
- 7年間販売員を続けても手取り23万円だった
もしプログラミングで結果が残せなかったら、「もう何をやっても自分はうまくいかないんじゃないか?」という恐怖心がありました。その不安な気持ちが、僕をやる気にさせてくれていたんですよね。
プログラミングを始めた方の中には、「自分を変えたい」という方もいると思います。現状の自分を変えるためにも、ぜひ悔しさをバネにしてみてください。
その4:「未来の自分の姿」を想像する
プログラミングを学んだ上で、自分がどうなっているのか、「未来の自分の姿」を想像してみるのは効果的です。良い未来が想像できれば、勉強することに対して、ワクワクできるからです。僕はプログラミング初心者の頃、以下をイメージしていました。
- ITエンジニアになって手に職をつける
- フリーランスエンジニアになって収入をあげる
- フリーランスで安定収入を得つつ別事業にも挑戦する
「プログラミングを勉強する→モチベが下がりそうになる→未来の自分の良い姿をイメージする→ワクワクしてくる→また勉強する」という感じですね。プログラミングを学ぶことで、「未来の自分はどうなっているのか」イメージしてみると良いですよ。
プログラミングは長期目線で考えよう
プログラミングのスキルを身につけることで、市場価値の高い人材になれます。しかし、プログラミングは1日2日で身につくような、短期間で成果の出るほど簡単なものではありません。そのため、学習を継続できず挫折する方が多いです。
プログラミングは基本的に「長期目線」で考えると、長続きしやすくなります。本記事でお伝えした、「勉強を続けるコツ」と「モチベーションを維持する方法」を、ぜひ実践してみてください!
未経験からITエンジニアになるためのロードマップは、以下でご紹介していますので、あわせて読んでみてください。