新人エンジニアの失敗あるある!やらかした時の対処法も解説

新人エンジニアの失敗まとめ!ミスで怒られる前の対策
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【メインスキル】TypeScript・Vue.js・Java【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】ITエンジニアとして市場価値を高めるために必要なマインドやノウハウを発信|大阪在住|31歳
読者

新人エンジニアのありがちな失敗って何ですか?なるべくミスを減らしたいので、事前に対処法を知っておきたい。

こんな疑問にお答えします。

この記事をお読みいただくことで、新人がやりがちな失敗を事前に知ることができ、具体的な対策を取れますよ。

実際に僕は現役のフリーランスエンジニアとして勤務しています。新人時代にたくさん失敗をしてきたので、実体験をもとにお伝えしますね!

ミスを減らして業務効率をあげたい方は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

新人エンジニアの失敗あるある【解決策あり】

結論として、以下は新人がよくやりがちな失敗です。

  • 見積もりをしない
  • 期限を確認しない
  • 単純作業でミスをする
  • コードがわかりにくい
  • 質問の仕方がよくない
  • 同じミスを繰り返す
  • 業務中に居眠りをする
  • プライベートで勉強しない
  • 進捗報告が遅い

具体的な解決策もあわせて紹介していきますね。

1:見積もりをしない

1つ目は見積もりをしないことです。見積もりとは、作業がどのくらいで完了するのかを、前もって計算することです。見積もりをしないと、「作業がいつ終わるのか」がわからないので、上司も次の作業を振るタイミングに困るのです。

エンジニア業界には納期が存在しているので、見積もりをしないと納期が遅れてしまう事態にも発展しかねません。新人エンジニアは、最初は経験のない業務が多く、見積もることは難しいと思います。ただ避けては通れないことなので、日々意識することが大切です。次第に慣れていきますよ!

解決策

対策は、まず「見積もりをする」意識を心がけることです。たとえば、繰り返し同じ作業をするのであれば、まず1つか2つのタスクをこなし、そのあとに時間を捻出します。1つのタスクにかかった時間×作業数を計算すれば、完了時間を見積もることができますよね。

とはいえ、繰り返し同じ作業をしないケースはあります。どうしても見積もれない場合は上司に聞くのもありです。気軽に質問できるのは新人の特権なので、不明点は素直に「わからない」と伝えることが大事です。

2:期限を確認しない

2つ目に失敗しがちなのが、期限を確認しないことです。僕もよく期限を確認しないまま作業に取り掛かり、上司から「期限に間に合いそう?」と聞かれて焦っていたことがあります。

「今行っている作業の期限はいつまでなのか?」

ITエンジニア業界には必ず納期が存在しています。受託開発や自社開発企業にかかわらずです。なので、期限は確認しましょう。

解決策

多くの開発現場には、スケジュール表があります。なので、上司にスケジュール表を共有してもらうと良いです。スケジュール表がないのであれば、口頭で「この作業はいつまでに完了すればいいですか?」と聞くと良いですよ。

3:単純作業でミスをする

3つ目にやりがちな失敗が、単純作業でミスをすることです。新人エンジニアは入社していきなり開発というよりも、データ入力やPCセットアップなどの単純作業を任されることが多いです。

単純作業だからといって油断していると、手順を間違えたり、ボタンを押し間違えたりしかねません。重大な事態に発展する可能性もでてきますので、単純作業でも緊張感を持ってやると良いですね。

解決策

単純作業でミスをする原因は、「油断」です。最初は緊張感を持って仕事をすると思いますが、慣れてくると手順書を見ずにやったり、独断でやったりしがちです。

  • 緊張感を途切れさせない
  • 集中しつづける
  • 適度に休憩を挟む
  • 手順通りにする

ぜひ意識してみてください!

4:コードがわかりにくい

4つ目の失敗は、コードがわかりにくいことです。コードがわかりにくいと、上司もレビューしづらいですし、バグが出た時に見つけにくくなります。たとえば、

  • インデント(字下げ)がバラバラ
  • 変数名やメソッド名がわかりにくい
  • 無駄な処理を記述している

などなど。新人といっても開発をするなら、「プロ意識」をもつと良いですよ。他の人が見ても、「読みやすくわかりやすいコード」を心がけましょう。

解決策

インデントはその都度行うと良いです。後でまとめてやろうとすると忘れるからですね。また変数名やメソッド名は命名規則通りに行いましょう。コメントも忘れずに書くと良いでしょう。

5:質問の仕方がよくない

5つ目にやりがちな失敗は、質問の仕方がよくないことです。質問の仕方が悪いと、欲しい回答がもらえなかったり、相手にストレスを与えてしまったりします。たとえば、よくない質問の例が

  • 質問が多すぎる
  • 質問が少なぎる
  • 質問するタイミングが遅い
  • 質問するタイミングが早い

などなど。質問は適度な回数、そして適度なタイミングで行うことが大切です。

解決策

まず質問すること自体は、決して悪ではないという認識を持ちましょう。質問すると確かに相手の時間を奪うことになるので、申し訳ない気持ちも出てきます。しかし、質問をしないことによって納期が遅れる方が、余計に迷惑がかかります。

  • 絶対に聞かないとわからないことはすぐに聞く
  • 調べればわかりそうなことは調べる
  • 30分調べてもわからなければ聞くなど、制限を設けておく
  • 「結論からいう」「具体的にいう」を意識する

上記を意識してみると良いですね。エンジニアの質問の仕方については、以下で詳しくまとめていますので、1度目を通しておいてください。

6:同じミスを繰り返す

6つ目の失敗は、同じミスを繰り返すことです。新人エンジニアは特に、1年目は覚えることが多く、短期間で仕事を覚えることは難しいです。その結果、同じミスをしてしまうことがあります。上司に同じ質問をし続けると、嫌がられてしまいます。

解決策

ミスをしたことを、エクセルやノートにメモをしておきましょう。そのメモを、後で見返すことがポイントです。

  • 「なぜミスをしたのか?」
  • 「次はどうすればミスをしないか?」

たとえばプログラミングのエラーが出たなら、「エラー解決集」を作っておくのもありですね。重要なのは、一度メモをしただけで終わらず、後で一回でもいいので見返すことです。それが記憶の定着につながります。

7:業務中に居眠り

7つ目にやりがちな失敗が、業務中に居眠りをすることです。居眠りしてはいけないのは当前ですが、プログラミングや難解なIT用語は、新人にとってはウトウトしてしまう原因の一つです。

難しい問題に遭遇すると、脳が思考停止状態になりやすく、眠気に襲われやすいんですよね。新人研修で周りを見ると、何人かはウトウトしている人がいても珍しくありません。ですが、居眠りをする新人は上司から低評価を下されます。

解決策

睡魔に襲われるのはいくつか原因があります。

  • 単純に睡眠不足→7時間以上は寝る
  • 食後で眠たくなる→腹一杯まで食べない
  • それでも眠くなる→カフェインを摂取する

より具体的な対策については、以下の記事でまとめていますので、あわせて読んでみてください。

8:プライベートで勉強をしない

8つ目は、プライベートで全く勉強をしないことです。ITエンジニアは技術職なので覚えることが多く、研修や実務だけでは追いつかないケースがほとんどです。そのため、プライベートでもある程度は勉強しておいた方が、実務についていきやすくなります。

とはいえ、業務外では全く勉強をしない新人エンジニアは、わりといます。過去の僕も最初の1年は全く勉強をしませんでしたからね。散々痛い目にあいました。

解決策

平日は1時間〜2時間、休日は3時間ずつなど、無理せず続けられる範囲で勉強をすると良いです。「遊ぶ時は遊ぶ」「勉強するときはする」といった感じでメリハリをつけることが大切ですね。

また、資格を取るなど、目標を決めておくと勉強のモチベーションも上がりやすくなりますよ。新人エンジニアが勉強しないとどうなるのか、また、具体的な対策については以下でまとめています。

9:進捗報告が遅い

9つ目は、進捗報告が遅いことです。上司は意外にも、新人エンジニアがいまどのくらい作業が進んでいるのかは気になっています。

進捗報告をこまめにすることで、上司からの信頼度もあがりますので、「こまめに報告」を心がけると良いですね。

解決策

進捗報告にもやり方がありますので、まずはそのやり方を把握するところからです。具体的には以下のポイントを押さえた上で報告すると好印象です。

  • 作業が期限までに終わるか終わらないか
  • 作業はどの程度進んでいるのか:〇○%・〇○割など数値で伝えるのが望ましい
  • 作業を進める上で何か問題はあるのかないのか

上司が常に気になっていることです。先にこちらから伝えておくと、上司の負担も減らせます。

新人エンジニアがやらかした時の対処法

新人エンジニアがやらかした時の対処法についても見ておきましょう。

  • 失敗した原因を分析する
  • 失敗したことを記録に残す
  • 失敗しても自分を責めない

1つずつ解説していきますね。

失敗した原因を分析する

失敗した時は、「なぜ失敗したのか?」を分析することがポイントです。エンジニアは問題解決をする職種なので、原因を把握することは重要です。

同じ失敗を繰り返さないよう記録に残す

同じ失敗を繰り返さないために、記録に残しておくことは効果的です。後で振り返った時に思い出せるように、ノートやメモに失敗した原因を残しておくと良いです。

失敗しても自分を責めない

失敗したとしても自分を責めるのはよくありません。たしかに自分が原因で他の人に迷惑をかけることもあると思います。でも自分を責めたところで意味ないですし、落ち込みすぎてメンタルがやられると本末転倒です。責めるくらいなら、次どうすれば同じミスをしないかを考えた方が、生産性があります。

新人エンジニアの大抵の悩みは技術で解決できる

新人エンジニアにはたくさんの悩みがあると思います。ですが、僕がエンジニアをやってる中で気がついたことが、「大抵の悩みは技術で解決できる」ということです。

  • 技術力が身につけば周りからの評価も上がる
  • 技術力があれば市場価値が上がる
  • 技術力が向上すれば仕事が楽しくなる

技術力が身につけば周りからの評価も上がる

スキルが身につけば、周りからの評価が上がります。評価が上がることで、ちょっとやそっと軽い失敗をしても多めに見てくれたりします。評価の高い人は周囲から尊敬の目で見られやすく、人間関係も良好になりやすいです。

技術力があれば市場価値が上がる

技術力が高ければ、市場価値が上がります。エンジニア業界は技術の世界なので、技術力が高ければ仕事の範囲も広がります。その結果的に収入も増えるのです。

技術力が向上すれば仕事が楽しくなる

技術力が身につけば仕事ができる幅が広がります。以前までは一人で解決できなかった問題も、すらすらと解決できるようになります。自分でこなせる業務が増えれば増えるほど、仕事に対してより楽しさを感じられます。

新人エンジニアが失敗するのは当前

新人エンジニアは最初の1年目は覚えることが多く、大変だと思います。でも乗り越えていけば2年目あたりから徐々に仕事が楽しくなっていきますし、市場価値も高まっていきます。エンジニアは転職するまでも大変ですが、転職してからが本当のスタートです。

ご紹介した、「新人エンジニアが失敗しがちなことに対する対策」を実践していただけば、会社からの評価もUPするでしょう。

以下では、プログラミング学習のモチベーションを維持する方法について解説していますので、あわせてご覧ください。

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