ITエンジニアが勉強しないデメリット3つと具体的な対策

新人エンジニアは勉強しないと詰む理由
読者

ITエンジニアだけど、プライベートでも勉強しないとダメ?実務だけでは不十分かな

こんなお悩みにお答えします。

ご紹介する「エンジニアが勉強しないデメリットと具体的な対策」を読めば、どうすればエンジニアとして価値をあげられるかがわかりますよ。

僕は現役でフリーランスエンジニアをやっています。実務では日々Webアプリ開発をしていますので、実体験をもとにお伝えしますね。

歴1年~3年未満のエンジニアの方で「プライベートでは勉強したくない」方は多いと思います。僕も過去はプライベートは自分の時間を優先したい派でした。エンジニア1年目はプライベートで一切勉強をしなかったため、実務でついていけずに苦労した経験があります。

もちろん業務時間外で勉強しなければいけないという義務はありません。でも最初の2~3年間はプライベートでもある程度は勉強した方が、早く実務についていけるようになります。今遊んで長期間しんどい思いをするか、今頑張って後で楽をするかですね。

僕が3年未満の頃に知っておきたかったことをまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください!

本記事の執筆者:シン
shin

現役フリーランスエンジニア
Java Gold/Silver保有
TypeScript(Vue.js)
Java(SpringBoot)

目次

ITエンジニアが勉強しないデメリット3つ

エンジニアが勉強しないデメリットを3つ解説しますね。

  • 成長速度が遅い
  • 最新技術においていかれる
  • 開発スキルが向上しにくい

1:成長速度が遅い

1つ目は、成長速度が遅いことです。

エンジニアは勉強しないと知識が身につかないので、なかなか実務についていけません。

たとえば、未経験者を採用している企業の中には最初の3ヶ月間は研修を行い、その後に現場に入るというケースは多いです。でも研修で学んだからといって、現場で即プログラミングがバリバリできるようになるわけではありません。

僕自身、入社前はプログラミングスクールでRubyを2ヶ月ほど学び、エンジニアに転職して1ヶ月間は研修でJavaを学びました。しかし、その後の実務で全くといっていいほどついていけませんでした。

例えるなら現場はサッカーの試合で、研修はリフティングをしているだけです。リフティングだけしていても、試合は上手くならないですからね。

研修で習ったことは自宅で復習をするとか、とにかく仕事を覚えようという意欲を持つことが大切ですね。

2:最新技術においていかれる

2目は常に進化していく技術においていかれることです。

習得した技術が、数年後には使い物にならないという話はよくあります。ただ新人の方からすると、「いやいや、自分はまだまだだし、いまは先のことなんか考えなくてもいいや」と思うかもしれません。

しかし人生はあっという間なので、新人のうちから自ら技術を習得するという意識を癖づけておかないと、後で「あの時もっと勉強してたらよかったな…」と後悔しかねません。

3:開発スキルが向上しにくい

3つ目の理由は、開発スキルが向上しにくいところです。エンジニアといっても、毎日プログラミングができるとは限らず、必ずしもフルタイムで実務経験が積めるわけではないです。

たとえば、以下の作業もプログラマーの仕事です。

  • 打ち合わせ
  • 突発的な業務
  • エクセルにデータをまとめる
  • プログラミングのテスト
  • 会社独自の技術

自身のスキルアップにつながらない業務も多々あるということです。スキルアップに繋がらない業務ということもわからないまま、「本業で実務経験つめてるからプライベートは勉強しなくても、まぁいけるだろう」という気持ちでいると、スキルが身に付くスピードが遅く、市場価値が上がりにくいです。

世の中には「エンジニア歴5年」と名乗っている人でも、スキルが低いシステムエンジニアやプログラマーはいます。本業でプログラミングやその他の実務経験を積む機会がなく、自宅でも勉強をしてこなかったため、技術力が低いのです。

もしあなたが開発エンジニアとして市場価値を高めたいのに、一向に開発ができていないのであれば、最初の2年くらいはプライベートで勉強をして補うべきでしょう。

プライベートでも勉強しておけば、その意欲が上司に認められることで、良い仕事を任せてもらえたりします。プライベートでも勉強してスキルを身につけておけば、いざという時に転職もしやすいです。

エンジニアが効率よく勉強しスキルアップする方法

エンジニアが効率よく勉強してスキルアップする方法は、以下の通り。

  • 休日もプログラミング学習をする
  • モチベが上がる環境に身を置く
  • 技術ブログを始める
  • 睡眠時間は7時間以上とる
  • 本業は成長できる業務を取りに行く
  • 勉強するなら外に出る

上記を実践すれば、プログラマーとしての市場価値が上がり、実務でついていけない問題を解決できます。

勉強が嫌いな方でも、これからお伝えする方法であれば、勉強をやらざるを得ない環境を作れますよ。

1:休日にプログラミングの勉強をする

そもそも「本業が忙しくて勉強する時間がない」というエンジニアの方は多いと思います。ではどうすればいいかというと、時間を捻出するしかありません。

たとえば

  • 「スマホゲームをアンインストールする」
  • 「無駄な遊びや飲み会は断る」
  • 「朝のダラダラしている時間をやめる」
  • 「平日は1時間はプログラミングをやる」
  • 「休日は5時間はプログラミングをやる」

などと決めておくと良いですよ。ちなみに上記は実際に僕がやっていることです。

とはいえ、時間を捻出したはいいけれど、何を勉強すればいいかわからない方はいると思います。もし何をすればいいかわからない方は、Udemyでひたすらプログラミングなどをやりましょう。

僕はよくUdemyで学習しています。色々なプログラミング言語やフレームワークの解説動画があり、現役エンジニアでも現場で使える技術が学べる素晴らしい動画教材です。

初心者向けにやさしく解説されている動画がたくさんあるので、実務で使える技術を身につけたい方は、ぜひ活用してみてください(よくセールをやっているのでセール期間中に購入がおすすめです)

2:モチベが上がる環境に身を置く

2つ目はモチベが上がる環境に身を置くことです。

エンジニアが自らの意思で勉強したいと思うために一番効果がある方法だと、僕は思っています。

たとえば僕は、会社員エンジニアからフリーランスエンジニアに転身しました。フリーランスは即戦力が求められるので、嫌でも勉強してスキルアップする必要があります。

そして収入面では会社員時代は手取り17万円だったのが、フリーランスになってからは月収60万円になったので、モチベもあがっています。

僕の場合はフリーランスになったことで一気に勉強のモチベが上がりました。

とはいえ、別にフリーランスになる以外でも、

  • 給料を上げるために資格を取ると目標を決めるとか
  • SESならもう少し自分がやりたいスキルを扱える現場に入れてもらうとか
  • 転職するとか

自分にとってどういった環境に身を置けば勉強のモチベにつながるのかを考えると良いかなと。

以下記事ではフリーランスエンジニアになるためのロードマップをご紹介しているので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

3:技術ブログを始める

プログラミングの勉強をするために、技術ブログをやるのは得策です。ブログに書くということは知識がないとかけません。知識をつけるには、ネットや書籍で調べ物をすることになります。

調べ物をする=インプットができ、ブログに書く=アウトプットができるのです。自分が調べた情報をネット上に公開することで、他の技術者の役に立てます。何より自身のスキルアップにつながるので、一石二鳥です。

さらに広告を貼っておけば副収入を得られるので、一石三鳥。エンジニアなら全員技術ブログを始めるべきといっても過言ではありません。

「実務で学ぶ→ブログで復習する→知識が定着する→さらに実務でこなせるようになる」

こんな感じですね。エンジニアで技術ブログやってる人は少ないので、今のうちに始めておけば周りと差別化できますよ。

ちなみに技術ブログをやるならWordPressで始めると良いですよ。当ブログもWordPressですが、デザインを自由にカスタマイズできますし、ついでに収益化もできるので、おすすめです。

以下記事で10分でブログを始める方法をご紹介しているので、ぜひ始めてみてください。

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4:睡眠時間は7時間以上とる

睡眠時間は7時間以上は取った方がいいです。

よく「成功者は睡眠時間を削ってでもやる」と聞くかもしれません。しかし人は寝ないと、翌日のパフォーマンスが大幅に低下するので非効率です。

僕も実際に徹夜してた時期もありました。でも翌日眠過ぎてうとうとして全く仕事が進まなかったり、いくらカフェイン取っても睡魔に襲われたりした経験があります。

いまは睡眠時間は必ず7時間以上とっているので、翌日眠気に襲われることはほぼなくなりました。おかげで本業に集中できていますし、結果的に早く仕事を片付けられたりして、残業を減らすことができています。

空いた時間で家ではプログラミングの資格勉強、またブログを書く時間を確保することができています。

徹夜は不要なので、とにかく睡眠はしっかり取った方がいいです。以下でプログラミング中に眠くなる時の対策をまとめていますので、睡魔がよく来る方は対策してみてください。

5:本業は成長できる業務を取りに行く

エンジニアは自らスキルアップができる仕事を取りに行った方が良いです。言われたことをやるだけの指示待ち人間だと、雑用をさせられる確率が上がるからですね。

僕は面接の時に「Javaをやりたいです」「他のこともなんでもします」と、しっかりと自分の意思を伝えた結果、Javaで1年ほど経験を積ませてもらえました。

その後は実務経験を1年積んでからフリーランスエンジニアになり、実務経験2年で月収50万円稼げるようになりました。

とはいえ、過度に上司からの期待値をあげると、しんどい思いをするので、適度に向上心があることをアピールしてみるとよいですよ。

6:勉強するなら外に出る

プログラミングの勉強をするなら外に出た方が良いです。家だと誘惑に負けやすいので、なかなか集中力を保つことができないからですね。

僕自身、休日はほぼ外に出てブログを書いたり、プログラミングの勉強をしたりしています。集中できるところならどこでもいいのですが、僕のおすすめはカフェかコワーキングスペースです。

カフェなら多少なりともお金を払うことになるので、「せっかくお金を払ったんだから勉強しないともったいないよね」という気持ちになれます。

コワーキングスペースは月額料金がかかりますが、騒がしくないので集中できますよ。ちなみにおすすめは、全国に展開しているコワーキングスペース「ビズコンフォート」です。僕は大阪で毎週土日はここで作業していますが、集中できるので作業効率がかなり良いです。

外に一歩出れば「勉強するしかない」状態にできるので、外に出る習慣を作ってみるのが良いかなと。

>>ビズコンフォートの公式サイトを見る

まとめ:市場価値をあげるなら勉強しよう

ある程度実務経験を積んだ方であれば、勉強しなくても既にスキルがあるので、プライベートを割いて勉強する必要はないかもしれません。

でも入社1年未満の新人エンジニアは、勉強しないとなかなか実務についていけないです。そうなると、一向に市場価値を上げることができませんし、自分がつらい思いをします。

エンジニアは転職するまでが難しいと聞きますが、転職してからが難しいです。実際、転職してからついていけず、辞める人も多いです

もし僕が過去の自分に伝えるとしたら、「絶対に最初の2〜3年は勉強しろ」ですね。ブログでアウトプットでもいいですし、プログラミング言語の資格を取るための勉強でもいいでしょう。

時にはプライベートを優先するのも大切ですが、最初に勉強しておいた方がその分早く市場価値が上がるので、結果的に後で楽できますよ。

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