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ITエンジニアで実務経験が積めない原因は?開発経験の積み方を解説します

2022年8月7日

エンジニアで実務経験が積めない原因と積み方

シン

フリーランスエンジニア|プログラミング資格 Oracle認定Java Silver| Web資格 全日本SEO協会認定 SEO検定3級4級|大阪在住

「エンジニアだけど実務経験が積めない。どうすれば開発経験が積めるのだろう」

こんな疑問に答えます。

未経験からエンジニアになれたとしても、転職した会社で「実務経験が積めない」という場合があります。

エンジニアとしての市場価値は、IT業界歴ではなく、実務経験の年数で決まります。経験が積めないということは、市場価値が上がらないのに等しいです。

大半の場合、会社選びを間違えると、実務経験が積めなかったりします。

ただ、なかには面接時に「開発経験は積めますよ!」と言われたものの、いざ蓋を開けると雑用ばかりさせられるという悪質なケースもあります。

そこで今回は、エンジニアで実務経験が積めない原因と、開発経験の積み方を解説します。

僕自身、開発エンジニアとして大阪の受託開発会社に勤務しています。現役エンジニア目線で解説しますね。

この記事をお読みいただくことで、エンジニアとしての市場価値を高めるための、実務経験の積み方がわかります。

ぜひ最後までお読みいただき、実践してみて下さい。

ITエンジニアの実務経験とは何か?

そもそもエンジニアの実務経験とはなんぞや?というところをお伝えします。

以下の2つのポイントを解説しますね。

  • 開発エンジニアなら開発の経験のこと
  • 実務経験にならない例

開発エンジニアなら開発の経験のこと

エンジニアの実務経験とは、業務に実際に携わったことをいいます。開発エンジニアであれば、開発を行なったかどうかですね。

では開発とは何か?というと、主に以下の業務のことを指しています。

開発業務とは?

  • 要件定義
  • 設計書の作成
  • プログラミング
  • テスト

たとえば求人を見ても、「Javaの開発経験2年以上」「Rubyの開発経験1年以上」といった内容が多いです。

多くの企業は「開発経験があるかないか」を重要視しています。

実務経験にならない例

では反対に、実務経験にならない例もみていきましょう。

結論から言うと、実務経験にならないのは「開発業務以外」のことです。

たとえば、以下の点は実務経験にはなりません。

実務経験にならない例

  • テストだけをやる
  • データをひたすらエクセルにまとめる
  • プログラミングが伴わない運用・保守

テストも開発業務の一部ではありますが、ポイントは「テストだけ」をやるのは実務経験にはならないということです。

テストも重要な工程ではありますが、そこまで専門的な技術がなくてもできてしまいます。

他にもデータをエクセルにまとめるだけの作業も、実務経験とは言い難いです。

自分が今している業務は、実務経験なのか?と考えながら取り組むと良いですね。

ITエンジニアで実務経験が積めない主な原因は2つ

エンジニアで実務経験が積めないのは、主に2つの原因が考えられます。

  • 本人にスキルが足りていない
  • ブラックSESだから
  • 外注プログラマに任せている

どういうことか、解説していきますね。

本人にスキルが足りていない

まずは本人にスキルが足りていないケースです。スキルがないため、開発業務を任せてもらえないということですね。

会社によっては、教育体制が整っていないところもあります。そういった会社は、「できる人だけに仕事を任せる」傾向にあります。つまり、できない人には簡単な業務ばかりを任せるのです。

なので、「スキルがない人は、ずっと実務経験が積めない」という負のループに陥ってしまいます。

ブラックSESだから

2つ目は、ブラックSESに所属しているからです。

ブラックSESとは、面接ときに開発経験が積めると言っておきながらも、実際に入社をしたら、開発と全く関係のない業務をさせるような悪質なSES企業のことです。

ブラックSES企業にいると、いつまで経っても実務経験が積めず、エンジニアとしての市場価値が高まりません。

僕の友人も、ブラックSESで「2年間サーバーをただ監視する作業」をさせられたこともあるようです。

ちなみに友人はその会社を辞めて、プログラミングスクールを受講してスキルを身につけてから、再度転職活動をしたようです。

世の中には、スキルのない新人エンジニアを利用して利益を追求しようとするブラックSES企業は多いです。

なので、そういった会社に入社しないためにも、悪質かどうかを見極める力が必要です。

開発は外注プログラマに任せている

3つ目は、開発は外注プログラマに任せているからです。

プログラミングは全て外部のプログラマーに任せ、自社のエンジニアには要件定義や設計書の作成ばかりを担当させるケースです。これは、大手企業に多い傾向にありますね。

会社としては、プログラミングは外注して上流工程は自社の社員に任せた方が、業務効率は良いのかもしれません。でも肝心の社員は、いつまでもプログラミングのスキルが身に付かないという状態になります。

ITエンジニアの実務経験の積み方は?

では、エンジニアとしての実務経験を積み方をご紹介します。

主に以下の2パターンに分けて解説していきますね。

  • 既にIT企業に勤めている場合
  • これからIT企業に転職する場合

既にIT企業に勤めている場合

既にIT企業に勤めている方は、以下の方法を実践していただくのが効果的です。

既にIT企業に勤めている場合

  • プログラミングを学習する
  • ポートフォリオを作る
  • 営業に案件に参画できないか交渉
  • 交渉してもダメな場合は転職

上記の通り。

要するに、「開発案件に入るにふさわしいスキルを身につけてから、自社の営業に交渉しましょう」ということです。

まずはプログラミングを学習しましょう

先にスキルアップをするところからです。スキルがない状態で自社の営業に交渉したところで、案件に入れてもらえないでしょう。

ただスキルアップといっても、目に見える形にするのがポイントです。

プログラミングで何かアプリを作ったり、プログラミング言語の資格を取ったりするのがわかりやすいですね。

たとえば僕は、プログラミング言語「Java」の資格をもっていますが、3ヶ月ほど集中して勉強すれば、未経験の方でも習得することはできます。

世の中には資格は意味ないと言う意見もありますが、個人的にはプログラミング言語の資格は持っておいた方が有利だと感じています。

実際、僕はフリーランスの面談をたくさん受けてきましたが、言語の資格について触れられることは多々ありましたからね。

以下の記事では、Javaの学習ロードマップをご紹介していますので、よければ参考にしてみてください。

営業に交渉しましょう

スキルを身につけた上で、自社の営業に交渉をしてみると、説得力が高まるので開発案件に入れる可能性が高まります。

もし交渉をしても案件に入れない場合は、転職した方が良いです。世の中には開発ができる会社はいくらでもあります。

あなたの人生なので、会社よりも「自身の意思」を優先すべきです。

繰り返しですが交渉しても、開発案件に入れてもらえないようであれば、転職しましょう。

以下の記事でエンジニアにおすすめの転職サイトをまとめていますので、ぜひ活用してみてください。

これからIT企業に転職する場合

これから未経験からエンジニアに転職しようとされている方は、以下の方法を実践していただくのが効果的です。

これからIT企業に転職する場合

  • プログラミングを学習する
  • ポートフォリオを作る
  • 実務経験が積めそうな企業に応募

上記の通りです。

プログラミングを学習しましょう

プログラミングは独学でやってみてください。もし挫折しそうなら、プログラミングスクールを受講するとよいです。僕もスクールを受講してエンジニアになりました。

プログラミングを学習した後は、ポートフォリオを作成し、その後は転職活動の流れになります。

以下の記事で、未経験からエンジニアになるためのロードマップをご紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。

実務経験が積める会社に転職しよう

ポートフォリオの作成までできましたら、企業にどんどん応募をしていきましょう。ポイントは、「実務経験が積めそうな企業を選別すること」です。

たとえば、こんな会社はNGです。

NG例:「最初は事務作業やコールセンターで働いてもらいます」

このNG例は、実際に僕が面接でとある企業の面接官に言われたセリフです。こちらはエンジニアとして働きたいのに、なぜか事務作業やコールセンターで働かせようとする悪質なケースですね。

僕の場合、まだ事前に「事務作業をしてもらう」と言ってもらえたのでよかったですが、中には「開発案件に入れますよ!」と言っておきながらも、入社してみるとサーバーの監視をさせられるなど、悪質な会社も存在します。

こういった会社に入社しないためにも、求人をよくチェックしてみたり、面接時に「開発案件はあるのか」「自分はどんな業務を担当するのか」を確認すると良いですね。

ITエンジニアは業界歴よりも実務経験が重要:まとめ

エンジニアが実務経験が積めない原因と、実務経験の積み方について解説しました。

IT業界は実力主義の世界なので、実務経験と未経験の市場価値の差は大きいです。

実際、僕もフリーランスエンジニアとしてたくさんの企業と面談を受けましたが、業界歴10年でも開発経験がないために面談に受からないという話を聞いたこともあります。

エンジニアとしての価値を高めていくのであれば、「実務経験を積む」ことにこだわった方が良いです。

現時点で実務未経験者の方は、まずは実務経験を積める会社に転職してみてください。

既にIT企業に勤めている方であれば、スキルアップしてから自社の営業に交渉してみましょう。交渉しても無理なら、転職活動をすることをおすすめします。

以下の記事では、「SESのヘルプデスクはスキルが身に付かない理由」について解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

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シン

フリーランスエンジニア|プログラミング資格 Oracle認定Java Silver| Web資格 全日本SEO協会認定 SEO検定3級4級|大阪在住