フリーランスエンジニアになるための全行程ロードマップ【保存版】

フリーランスエンジニアになるためのロードマップ
Writer:シン
現役フリーランスITエンジニア
【メインスキル】TypeScript・Vue.js・Java【保有資格】Java Gold・ITパスポート・SEO検定全級・認定SEOスペシャリスト【経歴】配送業▶︎販売員▶︎プログラミングスクール受講▶︎プログラマー▶︎独立【発信内容】ITエンジニアとして市場価値を高めるために必要なマインドやノウハウを発信|大阪在住|32歳
読者

IT未経験からフリーランスエンジニアになるにはどうすればいいの?
フリーランスエンジニアになって自由度を高めつつ、年収も伸ばしたい。

こんなお悩みにお答えします。

この記事で解説する「フリーランスエンジニアになる独立ロードマップ全手順」を実践すれば、未経験からフリーランスエンジニアになるためにやるべき行動が明確になりますよ。

僕自身、未経験から会社員エンジニアに転職しました。その後はJavaの実務経験を1年積み上げてから独立し、現在も現役フリーランスエンジニアとして働いています。それらの知見をもとに解説していきますね。

フリーランスエンジニアは平均年収が高く、実務経験が2〜3年あれば月収50万円以上も珍しくありません。

実際、僕は会社員エンジニア時代、月の給料が手取り17万円でした。でも経験1年半でフリーランスに転身してから月収40万になり、さらに2年後には月収60万円になりました。

フリーランスエンジニアは最も稼げる職業の一つで、未経験からでも正しいルートを辿れば2〜3年で転身可能です。

フリーランスエンジニアになってより豊かな人生を送るために、ぜひ最後まで読んで実践してみてください!

本記事のおすすめの読み方

エンジニア未経験の方:
STEP0からお読みください

エンジニア実務経験1〜2年未満の方:
STEP6からお読みください

エンジニア実務経験2年以上ありの方:
STEP7からお読みください

目次

STEP0.未経験からフリーランスエンジニアになれるのか

未経験からフリーランスエンジニアになれるのか

そもそもエンジニア未経験からフリーランスエンジニアになれるのか疑問をお持ちの方もいるかと思います。

結論として、未経験からフリーランスエンジニアになることはできます。

ですが、未経験からいきなりフリーランスエンジニアになるのは難しいです。

どういうことか、以下2つを解説していきます。

未経験からフリーランスエンジニアになれる
  • 学歴や資格は不要でなれる
  • しかし、いきなりフリーランスは難しい

学歴や資格は不要でなれる

フリーランスエンジニアになるのに学歴や資格は不要です。

フリーランスエンジニアは実力主義の世界なので、エンジニアとしての経験さえあればなれるからです。

実際に僕は高卒未経験から会社員エンジニアになり、その後1年半の経験を経てフリーランスエンジニアになりました。

もしあなたが学歴や資格がなかったとしても、エンジニアの経験さえあればフリーランスエンジニアとして独立することは可能です。

しかし、いきなりフリーランスは難しい

未経験からいきなりフリーランスエンジニアになるのは難しいです。

なぜなら実務未経験者向けの案件はほとんどないからです。

実際に僕はフリーランス案件を紹介してくれるフリーランスエージェントの営業担当に聞きましたが、どのエージェント会社も未経験者向けの案件はほぼなかったです。

企業がフリーランスを雇う理由は即戦力がほしいからです。その中で実務未経験のフリーランスを雇うメリットはないんですよね。

では未経験者はどうすれば良いかというと、まずは会社員エンジニアとして実務経験を積めばOKです。

プログラミングスクールのTECH CAMPでも、一度エンジニアの実務経験を積むことを推奨しています。

テックキャンプでは、
一度エンジニアとして転職することを
おすすめしています
フリーランスとして働くためには、何より実績が重要です。
実績を作る最短ステップとして一度企業に就職し、実務経験を積むことを推奨しています。
テックキャンプでは転職成功率98%※1※2の転職支援を受けることができます。

※1 2016年9月1日〜2023年6月30日の累計実績
※2 所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合

引用元:プログラミングスクールTECH CAMP公式サイト

僕自身も先に会社員エンジニアになり、その後フリーランスエンジニアになりました。

大体2年くらい経験を積めば、フリーランス案件が見つかりやすくなるので、十分独立できます。

STEP1.フリーランスエンジニアになるメリットとは

フリーランスエンジニアになるメリットとは

フリーランスエンジニアになるメリットを解説します。

メリットは以下があげられます。

フリーランスITエンジニアのメリット10選
  • 高収入を実現しやすい
  • 労働時間を減らしやすい
  • 自分で案件をある程度自由に選べる
  • 人間関係のストレスを軽減しやすい
  • リモートワークを実現しやすい
  • 雑務が少ない
  • 会社の縛りから解放される
  • 自分の力で生きていける自信がつく
  • 案件の掛け持ちができる
  • スキルを伸ばしやすい

一番のメリットはやはり収入が大幅に伸びる可能性が高いところでしょうか。

僕自身、エンジニアになる前は手取り23万円の接客店員でしたが、フリーランスエンジニアになった今は月収60万円になっています。

そしてフリーランスエンジニアは正しいルートをたどれば未経験からでも2年ほどでなれる職業です。

以下記事でより詳しいメリットを解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

STEP2.フリーランスエンジニアになるために必要なスキル

フリーランスエンジニアになるために必要なスキル

STEP2では、フリーランスエンジニアになるために必要なスキルについて把握しておきましょう。

フリーランスエンジニアになるためには、エンジニアの実務経験が2年以上あればOKです。実務経験は会社員エンジニアになって積み上げていけばOKです。

他にも人と問題なく会話ができるコミュニケーション力や、基本的な挨拶がきちんとできるようにしておくなども大事ですね。

この辺りは以下記事でより詳しく解説しています。

STEP3.プログラミングを学習する

プログラミングを学習する

STEP3では、プログラミングを学習していきましょう。

なぜプログラミングを学習する必要があるのか?

先述した通りフリーランスエンジニアになるには、まずは会社員エンジニアになって実務経験を積む必要があります。

そして会社員エンジニアになるには、プログラミングのスキルが必要になってきます。プログラミングのスキルを身につけることで、面接の時にやる気をアピールできます。

いくら未経験とはいえ、全く独学もしたことのない未経験を雇う企業は、あまり多くはありません。

なので、事前にプログラミングを独学しておくことで、面接に受かりやすくなります。

どのプログラミング言語を学べば良いの?

世の中にあるWebサイトやシステムはプログラミングで作られています。

プログラミングには様々な言語がありますが、全てを学ぶ必要はありません。

ではプログラミング言語は何を学べば良いのか?また、どのように学習すれば良いのか?

結論として、学ぶべきプログラミング言語は、Web系言語であれば極論なんでもOKです。

ちなみにWeb系言語とは、Web上で動かせる言語のことです。要するに、いつも僕たちがスマホやPCで見ているブラウザ上で動く言語のことですね。

Web系はどんどん新しいサービスが出てきているので需要があります。将来性もあります。

Web系言語の例をあげるなら、以下の通り。

Web系言語の例
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • React
  • Vue.js
  • PHP
  • Java
  • Ruby
  • Python

これらの言語はWebアプリ開発で使われることが多いです。

とはいえ、上記の全てを学ぶ必要はありません。

まずはHTML/CSS/JavaScriptを学びつつ、簡単なポートフォリオサイトが作れるようになれればOKです。

なれてきたら、最近流行りのReactやVue.jsといったJavaScriptのライブラリやフレームワークを使い、簡単なポートフォリオが作れれば良いかなと。

ReactやVueはフリーランスエンジニアの案件の単価も高い傾向にあるので、おすすめです。

プログラミングを独学する場合

プログラミングをどうやって学習すれば良いのか?

プログラミングは

  • 独学するか
  • プログラミングスクールを受講するか

上記の2択で議論されることが多いです。

プログラミングは独学するなら、本を買って学ぶより、プログラミングのサイトで学ぶのが良いかなと。

まずはHTML/CSS/JavaScriptを学び、簡単なポートフォリオサイトを作ってみると良いですよ。

定番のプログラミング学習サイトが2つあるので、リンクを貼っておきますね。

どちらかのサイトで良いので学習してみてください。

定番のプログラミング学習サイト

プログラミングスクールを受講する場合

プログラミングは独学でも良いですが、プログラミングスクールを受講するのもありです。

スクールは時間を買うイメージですね。

独学だとエラーに詰まって丸1日かかったりすることもありますが、スクールは質問し放題なので、エラーに詰まっても「たった5分で解決」なんてこともあるのです。

また、プログラミングの独学の挫折率は9割と言われています。でもスクールなら挫折しづらい環境が整っているので、効率よくプログラミングが学べます。

実際に僕はプログラミングスクールのTECH CAMPを受講し、10週間毎日プログラミング漬けの日々を送りました。一人だと確実に挫折していたと思いますが、他の受講生や講師の方もいたので、無事卒業できました。

スクール代は決して安くはなかったですが、無事にフリーランスエンジニアになれましたし、スクール代も回収できたので良い自己投資だったなと思います。

以下記事で僕が受講したTECH CAMPの公式サイトのリンクを貼っておきます。気になる方は無料のキャリアカウンセリングを受けてみてくださいね。

>>TECH CAMPの公式サイトはこちら

STEP4.ポートフォリオを制作する

ポートフォリオを制作する

STEP4では、プログラミングでポートフォリオを制作していきましょう。

ポートフォリオとは、実績の証明物のことです。

要は、プログラミングスキルがどれくらいあるのかをエンジニアの面接などで証明するために、何かアプリを作るということです。

では何を作れば良いのかというと、まずは自分の経歴がわかるポートフォリオサイトを作りましょう。

それに加えて、以下のうち最低でもどれか1つは作っておくと尚良いです。

ポートフォリオの例
  • 自分が作りたいアプリ
  • 簡単な掲示板アプリ
  • ブログ投稿アプリ
  • SNSのクローンアプリ
  • 電卓アプリ
  • TODOアプリ

上記のポートフォリオが制作できた後は、自分の経歴がわかるポートフォリオサイトに、上記のポートフォリオを掲載しておきましょう。

といっても、何を言っているのかイメージしづらい方もいると思うので、以下で僕が実際に作ったポートフォリオサイトを載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。

ポートフォリオサイト

>>シンのポートフォリオサイトの例

STEP5.会社員エンジニアになる

会社員エンジニアになる

ポートフォリオサイトが作れた方は、会社員エンジニアに転職しましょう。

会社員エンジニアに転職するために、以下の順で進めていきます。

会社員エンジニアになるためのSTEP
  • 転職サイトに登録する
  • 面接対策をする
  • 企業に応募する

転職サイトに登録する

まずは正社員のエンジニア案件に応募するために、転職サイトにいくつか登録しておきましょう。

以下でおすすめのIT転職サイトをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

面接対策をする

企業との面接対策をしましょう。

エンジニアの面接は一般転職とは異なり、面接官によってはわりと突っ込んでくる質問が来たりします。

何も対策をしていなければほぼ確実に落ちるので、しっかり対策していきましょう。

ではどのように対策すれば良いかというと、まずは基本的な下記のポイントを準備していきます。

面接で準備すべきこと
  • 履歴書と経歴書を作成する
  • 経歴書にはポートフォリオサイトのURLを載せる
  • シワのないスーツを用意
  • 綺麗なビジネスシューズを用意
  • 身だしなみを整える

その上で、以下の質問対策をしていきましょう。

面接でよく聞かれる質問
  • 自己紹介
  • 経歴の説明
  • エンジニアになりたい理由
  • その会社に応募した理由
  • なりたいエンジニア像

上記は大体の面接で聞かれる質問です。

企業によっては上記の他にも技術的な質問をしてくる場合もありますが、まずは基本的な上記の点は押さえておくと良いかなと。

企業に応募する

準備ができたらいよいよIT企業に応募していきましょう。

登録した転職サイトの中から、エンジニアを募集している企業にどんどん応募していきます。

未経験からエンジニアになるには、数を打つことが重要です。こちらが選ぶというより、企業側が選ぶ立場です。

まずはそのことを頭に入れておきましょう。そうしないと、書類選考がなかなか通らない時に、落ち込みやすいです。

実際、僕は70社応募して7社ほど書類選考が通り、そのうち4社から内定をもらうことができました。

ひとまず数をうって、その中から自分が最も良いとする企業に入ればOKです。

エンジニアになることができれば、後は実務経験を積むだけで市場価値は上がっていきます。

1年後2年後には、今度はあなたが企業を選ぶ立場になっているはずです。

STEP6.エンジニアの実務経験を2〜3年積む

エンジニアの実務経験を2〜3年積む

無事にエンジニアに転職できた方は、実務経験を2年から3年ほどを目安に積んでみてください。

最初はプライベートの時間もある程度削って、実務で不足していると感じている部分の勉強をしてみると良いかなと。

僕は恥ずかしながら、エンジニアに転職後はほとんど家で勉強しませんでした。というのも、ブログとSNSばかりやっていて、本業に熱を込められていなかったんですよね。

もし今新人エンジニアにもどるなら、間違いなくプライベートでも勉強しますね。なぜなら、勉強しないと実務で全くついていけないので、モチベーションがあがらないからです。

エンジニアになった後、辞める人もたくさんいます。あなたもそうならないためにも、入社後はある程度勉強時間は確保してみてくださいね。

以下でエンジニアが勉強しないデメリットを解説していますので、一度目を通しておいてください。

そもそもエンジニアになったは良いものの、実務経験が積めないというケースもあります。

新人なら最初の数ヶ月は実務経験が積めないこともあるので、ある程度仕方ない部分はあります。ですが、6ヶ月や1年などの長期間、雑用ばかりで実務経験が積めない場合、会社を変えた方が良いかもしれません。

実務経験が積めない場合の対処法を以下で解説しているので、念の為チェックしておいてください。

STEP7.フリーランスエンジニアの案件を探す

フリーランスエンジニアの案件を探す

エンジニアの実務経験が2〜3年ほど積めた方は、もう十分フリーランスになることは可能です。

フリーランスエンジニアになるには、案件を探し、企業と面談をして参画する流れになります。

といっても、案件の探し方や今の会社を辞めるタイミングなどもあるので、その辺りについても詳しく解説していきますね。

以下の順でみていきましょう。

STEP7
  • フリーランスエンジニアの案件の探し方は4つ
  • フリーランスエージェントは複数登録しよう
  • 現会社の退職の準備をしよう

フリーランスエンジニアの案件の探し方は4つ

フリーランスエンジニアの案件の探し方は主に4つあります。

案件の探し方
  • フリーランスエージェントを利用する
  • クラウドソーシングや転職サイトから応募する
  • 友人・知人から紹介してもらう
  • 自分で営業する

上記の通り。

結論として、フリーランスエンジニアの案件はフリーランスエージェント経由で探すと良いです。

理由としては、エージェントを活用した方が効率が良いからです。

たとえば、クラウドソーシングや転職サイトはフリーランス向けの案件をそこまで保有していないので選択肢が少ないです。

友人や知人から紹介してもらうといっても、そもそも友人や知人でフリーランス案件保有している人っていますかね。一部の方はいるかもですが、少なくとも僕の周りにはいません。

自分で営業するとなると、まず案件を探すために企業に何社も営業をかけなければなりません。また、契約周りや何かトラブルが起きた際も全て自分が対応しなければなりません。

これらの理由により、フリーランスエージェントを活用した方が効率が良いのです。エージェントが営業も契約周りも代行して手続きしてくれるのでとても楽です。

フリーランスエージェントは複数登録しよう

フリーランスエージェントは1社だけではなく、2〜3社ほど登録して同時並行で案件を探すと良いです。

これは僕自身がエージェントを活用して思ったことです。

なぜ複数登録すると良いかというと、1社だけでは案件の数が少なかったり、自分に合う案件がなかったりするからです。エージェントによって保有している案件が異なるので、A社にはない案件がB社にはあるということがおきます。

より自分に合う案件を探すためにも、エージェントは2〜3社ほど登録しておくと良いかなと。

以下記事で僕が実際に使ってみて良かったエージェントをまとめています。

ぜひ参考にしてみてください。

現会社の退職の準備をしよう

フリーランスエージェントに登録した後は、今の会社の退職の準備をしていきましょう。

退職の準備とは、具体的には以下の通り。

退職の準備
  • 退職届を用意する
  • 会社に退職の意向を伝える(退職2ヶ月前くらいが良い)

退職に意向を伝えるなら、フリーランス案件が見つかった後か、見つかりそうな見込みがある場合につたえましょう。

もし退職すると断言した後に、フリーランス案件が見つからなかった場合、無職になってしまいます。

退職の意向は、退職する2ヶ月前には伝えておくと親切ですね。あまりギリギリになってから伝えると、業務の引き継ぎが大変だったりするからです。

この辺りは勤め先の企業の就業規則などに従ってください。

以下記事でフリーランスエンジニアになるための準備などをより詳しくまとめています。

STEP8.企業と面談する

企業と面談する

フリーランスの案件に応募して企業から面談の依頼が来たら、日程を調整して面談を受けていきましょう。

面談の対策をしよう

フリーランスの面談は正社員のようなガチガチの雰囲気ではなく、今までのエンジニア実務経験を簡単に説明したり、案件について質問したりする程度です。

なのでそこまで気負う必要はありません。ですが、全く対策なしに面談を受けても、落ちるのも事実。

具体的には、以下の項目のいずれかに当てはまると、落ちやすいです。

面談に落ちる原因
  • 話がしどろもどろ
  • 質問の意味を理解しないまま答える
  • 事実をありのままに話している
  • スキルシートと乖離がありすぎている

面談に受かるためには、以下のポイントを押さえると受かりやすくなります。

フリーランスエンジニアの面談に受かるコツ
  • スキルシートは具体的に書く
  • 経歴説明は関連する箇所を端的に話す
  • 結論から話す
  • H・T・Sを意識する
  • 相手の目を見過ぎない
  • 意欲を見せる
  • 応募数を増やす

フリーランスの面談で落ちる原因と受かるコツについて詳しく知りたい方は、以下記事を参考にしてみてください。

案件が決まらない時の対処法

フリーランスの案件がなかなか決まらない時の対処法についても、把握しておくと良いでしょう。

基本的にはエンジニアの実務経験があって、先述した面談対策をしていれば、案件が決まらないことはあまり考えにくいです。

ですが、念のために対処法を知っておくことで、多少なりとも不安が軽減されるかと思います。

まず、案件が決まらない原因は主に以下の通り。

案件が決まらない原因
  • エージェントの選定が悪い
  • 希望条件が厳しい
  • スキル不足

案件が決まらない時の対処法は、以下の通り。

案件が決まらない時の対処法
  • 自分に合ったエージェントを利用する
  • 希望条件を見直す
  • スキルシートを丁寧に書く
  • 正社員案件を並行して探すor粘る

もうちょっと詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。

STEP9.フリーランスエンジニアに独立する

フリーランスエンジニアに独立する

案件が決まったらいよいよフリーランスエンジニアにデビューです。

フリーランスになったらやるべきことや注意点がありますので、そちらについて解説していきます。

個人事業主の開業届を出そう

まず、フリーランスは個人事業主なので、個人事業主の開業届を近くの税務署に提出しましょう。

フリーランスエージェントを利用する場合、エージェント側から個人事業主の開業届の控えなどの提出を求められる場合があります。

開業届はフリーランス案件に参画する当日までに提出すればOKです。

もし税務署に行く時間がないという方は、freeeというアプリでも開業届を提出することができますよ。

ちなみに僕はfreeeで開業届を提出しました。やり方も意外と簡単ですぐにできたので、時間がない方はぜひ活用してみてください。

>>開業freeeはこちら

フリーランス現場初日の注意点を把握しておこう

現場初日の注意点についても把握しておきましょう。

客先常駐フリーランスの場合を例に、入場初日の流れをみていきましょう。

フリーランス入場初日の現場の流れ
  • 一人or営業担当者と現場に向かう
  • 現場で参画先の担当者と対面する
  • 現場に入ってチームメンバーに挨拶をする
  • 施設案内をうける
  • セキュリティ研修を受ける
  • プロジェクトの概要説明を受ける
  • 環境構築をする

上記はあくまでも例ですが、基本はこの通りの流れと思ってOKです。この辺は現場によって流れは変わってくるので、臨機応変に対応してくださいね。

また、初日で注意すべきこととしては、以下のポイントを押さえると良いかと。

フリーランスが初日で注意すべきこと
  • ひとまずリラックスする
  • 朝と帰りの挨拶は元気良く
  • チームメンバーの情報を把握する
  • タスクを見積もる

ひとまず現場の人には挨拶をきちんとすることと、タスクを見積もって納期の遅れを避けることが大事かなと。

以下記事でフリーランス入場初日の注意点について、より詳しく解説していますので、もう少し詳細を見たい方は参考にしてみてください。

STEP10.確定申告の準備をしよう

確定申告の準備をしよう

フリーランスになったら確定申告を実施しないといけないため、その準備をしていきましょう。

確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの所得や所得税などを計算して、それを申告して納税するまでの一覧の手続きのことです。

毎年2月16日頃から3月15日までの間に確定申告をします。

正社員の時は会社が年末調整でやってくれていたのですが、個人事業主の場合は自分で申告しないといけません。

この確定申告は自分でやっても良いのですが、経費や収入を計算したり記帳をつけたりと中々面倒な手続きです。

そのため、僕はいつも税理士にこの手続きを丸投げしています。税理士に丸投げすれば領収書や収入証明書を税理士に送るだけで後は手続きを代行してくれるのでめちゃくちゃ楽なんですよね。

正直確定申告を自分でやる時間を他の副業や本業のスキルアップに費やした方がコスパが良いです。

近所の税理士を探してくれるサービスがありますので、そちらを活用すれば税理士を簡単に見つけることができますよ。

以下でリンクを貼っておきますので、確定申告を税理士に丸投げしたい方はぜひ利用してみてください。

>>税理士ドットコムの公式サイトはこちら

STEP11.フリーランスエンジニアの単価を上げよう

フリーランスエンジニアの単価を上げよう

さいごのSTEPです。

フリーランスエンジニアになるのをゴールにするのも良いのですが、どうせならより収入アップしていきたいですよね。そのためには、単価を上げていきましょう。

単価をあげるなら、シンプルにスキルを磨けばOKです。

単価を上げるにはスキルアップする

やはりスキルがあれば案件の幅が広がるので、その分単価も上げやすいです。

なによりスキルがあれば需要があるので、現場からも必要とされ、自身のモチベーションアップにもつながります。

フリーランスエンジニアとしてスキルアップするコツは、以下記事でまとめています。

あわせてチェックしてみてください。

フリーランスエージェントを見直す

単価をあげるならフリーランスエージェントを見直すことも重要です。

エージェントによって手数料が異なりますし、案件の種類も異なります。

正直、実務経験が少ない時は案件をあまり選べないこともあり、どのエージェントが良いのかなんて選んでいる余裕がなかったりします。

しかし、経験が増えていくにつれて、今度はより良いエージェントを選べるようになってきます。

そのため、より手数料が少なく、高単価の案件を保有しているエージェントを選ぶことで単価を上げやすくなります。

以下記事で手数料が少なくて高単価案件を保有しているエージェントを紹介しています。ぜひ活用してみてください。

補足:フリーランスエンジニアに関するQ&A

フリーランスエンジニアに関するQ&A

ここからは、フリーランスエンジニアに関するQ&Aをご紹介していきます。

フリーランスエンジニアに関するQ&A
  • 税金で損するので会社員より2倍稼ぐ必要がある
  • フリーランスは即戦力なので高いスキルが必要
  • フリーランスエンジニアは学歴が必要
  • フリーランスエンジニアは営業力が必要
  • フリーランスはスキルアップできない
  • 実務経験3年以上ないとなれない
  • フリーランスエンジニアは稼げない
フリーランスは税金で損するので会社員より2倍稼がないといけないですか?

フリーランスエンジニアは税金で損することは考えにくいです。

なぜなら、業務に関係する出費は全て経費にできるから。

たとえば、リモートワークをしている方は「家賃、ネット、光熱費」、飲み会の費用は「会食費」にできます。他にも、書籍購入代や交通費も経費にできますね。

会社員だと会社が年末調整してくれるので、経費申請ができませんが、フリーランスなら経費にできます。支払う税金がそこまで大きくならないので、会社員より2倍稼がなくても問題ないですよ。

なによりフリーランスエンジニアは、一般的な会社員よりも圧倒的に収入が高いです。

フリーランスは即戦力が求められるので高いスキルが必要ですか?

フリーランスエンジニアは即戦力が求められるのは確かですが、そこまでハイレベルなスキルがなくてもなれます。

理由としては、案件によってレベル感が違うからです。

今の自分が少し背伸びすれば届くくらいの案件に参画すれば、無理な要求をされることはないですし、その先のスキルアップも期待できます。

実務経験最低2年〜3年ある方なら、高いスキルがなくてもフリーランスエンジニアになれます。

フリーランスエンジニアは学歴や資格が必要ですか?

フリーランスエンジニアに学歴や資格はなくても良いです。

なぜならIT業界は実力主義の世界なので、学歴や資格がなくてもやる気と実務経験があれば良いからです。

現に僕は高卒ですが、フリーランスエンジニアになれています。もちろん学歴や資格はあるに越したことはないです。でも学歴や資格がなくても、スキルを身につければ市場価値は高められますよ。

自分は凡人だからとか悲観する必要はないです。正しい努力をすれば学歴のない方でもフリーランスエンジニアになれます。

フリーランスエンジニアは営業力が必要ですか?

フリーランスエンジニア(プログラマー)に営業力はいりません。

営業は全てフリーランスエージェントが無料で代行してくれるからですね。

たとえば、Web制作のような単発請負案件であれば、自ら営業が必要になります。しかし僕のような開発系のフリーランスエンジニアは、フリーランスエージェントを使えばOKです。

Web制作は多くの初心者が手を付ける副業ですが、単発案件ばかりですし、低単価なのでコスパが悪いですね。目指すなら、基本的に長期案件でかつ高単価である「プログラマー」がおすすめです。

フリーランスエンジニアは基本的に営業力は不要です。

フリーランスエンジニアになるとスキルアップできないと聞いたんですけど

フリーランスエンジニアになるとスキルアップできないことはありません。

フリーランスエンジニアは、自分からやりたい案件を選べるからです。

具体的には、下記のような案件に入ることで、Javaを使った開発を詳細設計からテストまで一通り経験することができます。

  • JavaのWebシステム開発
  • 詳細設計〜製造・テストを担当

もちろんこれらの経験は全て実務経験としてカウントされますので、いうまでもなくスキルアップできますよね。

他にもフリーランスエンジニアなら、週3労働とかもできるので、空いた時間に新しい技術を学習することも可能です。むしろ、フリーランスエンジニアこそスキルアップしやすいです。

フリーランスエンジニアは実務経験3年以上ないとなれないんですか?

フリーランスエンジニアは、最低でも実務経験1年以上あればなれます。

僕は実務経験1年でフリーランスエンジニアになれていますし、他にも半年でなっている方もいます。

とはいえ、安定的にいきたい方は、2年ほど経験を積んでから独立すればOKです。

フリーランスエンジニアは稼げないですか?

フリーランスエンジニアが稼げないことは、基本的にないです。

これは論より証拠なので、データをもとに解説します。

以下はフリーランスエンジニアの年齢別の平均年収です。

年齢フリーランス平均年収
25~29歳約700万円
30~34歳約800万円
35~39歳約800万円
40~44歳約850万円
45~49歳約900万円
50~54歳約650万円
55~59歳約600万円

引用元:テクフリ

20代のフリーランスエンジニアの平均年収は約700万円。40代で約900万円とピークに達しています。

たとえば、Web制作やHTMLコーダーのエンジニアだと、フリーランスでも平均年収が300万円くらいなので、稼ぎにくいでしょう。

コーダーではなく、エンジニアのフリーランスなら基本的に長期案件で安定していますし、高単価なので稼げないことはないです。

さいごに:フリーランスエンジニアになって自由度を高めよう

フリーランスエンジニアになって自由度を高めよう

本記事で解説したSTEP通りに実践すれば、フリーランスエンジニアになることは可能です。

フリーランスエンジニアは案件をある程度選べるので、働き方の自由度を高めやすいです。また、高収入を実現しやすいため、生活の自由度を高めることも可能。

フリーランスエンジニアを手段として、他の事業を展開するために自己投資したり、さらなるスキルアップのために投資したりすることもできます。

ぜひフリーランスエンジニアになって、より豊かな人生を送ってください。

現時点でエンジニアの実務経験が2年以上ある方は、十分フリーランスになることは可能です。

以下記事でおすすめのエージェントを紹介しているので、自身に合った案件を紹介してもらってくださいね。

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