「プログラミングの独学を始めたけど、もう挫折しそう。どうすれば挫折せずに学習ができるのか教えて欲しい」
こんな疑問に答えます。
プログラミングの挫折率はとても高いです。挫折する主な原因は様々です。
- 「エラーがわからない」
- 「質問できなくて詰まっている」
- 「一人だとモチベが保てない」
上記の理由で挫折してしまう方は、多いです。
そこで今回は、プログラミングで挫折する原因と解決策をまとめました。
僕は現役のフリーランスエンジニアです。過去にプログラミングの独学で一度挫折していますので、独学の難しさはとても理解しています。
実体験をもとに、「こうすれば挫折しにくい」という情報をお伝えします。
3分ほどでお読みいただけますので、ぜひ最後までご覧ください。
プログラミングの独学で挫折する理由は7つ
プログラミングの独学で挫折する理由を、7つあげていきます。
- コードの書き方がわからない
- プログラミング学習の仕方が不明
- エラーの解決方法がわからない
- 環境構築でつまづいている
- 質問できる人がいない
- 学習が継続できない
- 難しい参考書やサイトで学習している
挫折理由①:コードの書き方がわからない
1つ目の理由は、コードの書き方がそもそもわからないので、挫折してしまうケースです。
たとえば
- 「条件分岐の書き方がわからない」
- 「HTMLの書き方がわからない」
- 「CSSのdisplay:flexがわからない」
などなど。
プログラミングは言語によって書き方が異なります。そもそも最初は基本的なことがわからないのは当然。
初心者のうちは特に、「調べてもわからない」ことも多く、コードが書けないのは大きな挫折原因だと思います。
挫折理由②:プログラミング学習の仕方が不明
2つ目の理由は、プログラミングを何からどうやって学んでいけばいいのかがわからないからです。
学習方法が不明だと、学習する以前にやる気をなくし、挫折してしまいます。
なかには自力で学習方法を調べて、無料のプログラミング学習サイトにたどり着いた方もいるでしょう。
しかし、辿り着いた学習サイトの問題が難しく、結局挫折してしまうというケースもよくあります。
挫折理由③:エラーの解決方法がわからない
3つ目の理由は、プログラミングのエラーの解決方法がわからないからです。
プログラミングをしていると、エラーが発生することは日常茶飯事です。プログラマーは「エラーを解決する仕事」と言っても過言ではありません。
しかし、エラーはプログラミング初心者にとって、非常に困難な問題です。
1つのエラーを解決するのに5時間も6時間もかかったり、あるいは1日経っても解決できないことはよくあります。
以下の記事では、プログラミングのエラーの解決方法をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
挫折理由④:環境構築でつまづいている
4つ目の理由は、環境構築でつまづいてしまうパターンです。
プログラミングをする前の段階である「環境構築」で詰まるのはよくある話。
特にネットで書いてある情報が古くて役に立たず、うまく環境が構築できずに挫折するケースも多いです。
前提知識があれば応用が効くかもしれませんが、エンジニア未経験の方は前提知識がないので、難しいところです。
挫折理由⑤:質問できる人がいない
5つ目の理由は、周りに質問できる人がいないからです。
質問できる人がいないと、一人で悩む時間が増えてしまい、解決できずに挫折しやすいです。
たとえば、プロのエンジニアでもわからないようなエラーも、全て自己解決しなければいけません。
質問できる人がいないと、この「プロでもわからない問題」ということにすら気がつけないということも。
プロでもわからない問題を延々と解こうとし、時間が過ぎていくことはあります。
挫折理由⑥:学習が継続できない
学習を継続するためのモチベーションが続かず、挫折してしまう方もいます。
そもそもなぜプログラミングをする必要があるのか?の目的が不明確だと、挫折しやすいです。
たとえば、「なんとなく稼げそうだから」とか、「みんなやってるから」とかの理由だと、継続は難しいですね。
プログラミングは頭を使うので、誰でも簡単に習得できるわけではないです。
なので、目的が曖昧だとモチベーションが保てずに、心が折れやすいです。
挫折理由⑦:難しい参考書やサイトで学習している
7つ目は、参考書や学習サイトに書いてある問題の難易度が高く、挫折してしまうケースです。
特に初心者がいきなり難しい参考書で学習すると挫折しやすいです。
いまはプログラミングの学習は、無料のサイトでできます。ただサイトによっては難しいものもあります。
プログラミングの独学で挫折しないための解決策
プログラミングの独学で挫折しない方法をご紹介していきます。
- プログラミングをやる目的を決める
- 習得難易度の低い言語を選ぶ
- 学習ステップを明確にする
- 質問できる環境に身を置く
- エンジニアになって実務で学ぶ
- 先入観を捨てる
解決策①:プログラミングをやる目的を決める
まずは、「なぜプログラミングをやるのか?」の目的を決めましょう。
たとえば
- 「こんなアプリを作りたい」
- 「スキルを身につけて市場価値を高めたい」
- 「稼ぎたい」
- 「エンジニアになりたい」
などなど。
あとは目的を達成するために必要な学習方法を、組み立てていけばよいです。
目的が定まっていないと簡単に諦めてしまいますので、必ずゴールを決めておきましょう。
解決策②:習得難易度の低い言語を選ぶ
プログラミング言語によっては習得難易度が難しいものがあります。
たとえば「C言語」などは初心者がいきなり学習をするのは難しいです。なぜならこれらの言語は文法の記述が長い傾向にあるからです。
たとえば「Ruby」は文法の記述もシンプルでわかりやすいので、初心者におすすめです。
プログラミング言語は何か1つを一度習得すれば他にも応用が効きます。
なので初めの入り口は習得難易度が低いものを選ぶと良いです。
解決策③:学習ステップを明確にする
学習ステップを明確にしましょう。
「プログラミングをやる目的」を決めてから、その目的を達成するためのステップを組み立てていきます。
たとえばエンジニアに転職したいなら
「無料サイトでプログラミングの基礎を学ぶ→サイトを模写する→ポートフォリオを作る→転職活動をする→エンジニアになる」
という工程が組み立てられます。ゴールを決めて、そこから逆算していくイメージです。
以下の記事では、未経験からITエンジニアになるためのロードマップを公開していますので、あわせて読んでみてください。
解決策④:質問できる環境に身を置く
プログラミングで挫折する大きな要因は、「質問する人がいない」からです。なので質問できる環境に身を置きましょう。
友人や知人にエンジニアがいるなら、その方とコンタクトを取ってみるとか。頼れる人がいないなら、質問サイトを活用してみるとか。
もちろん友達であっても、さすがにタダで教えてもらうのは相手にとってメリットがありませんので、お金を払って交渉してみるのもいいと思います。
他にもプログラミングスクールに行くとかですね。
今は無料のスクールもあるので、特に大金を払うリスクもなく学べる環境は整っています。
以下の記事では、プログラミングスクールのメリットとデメリットをまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
解決策⑤:エンジニアになって実務で学ぶ
いっそのことエンジニアになってしまえば、会社から給料をもらいながらプログラミングを学ぶことができます。
会社員になれば、簡単には挫折しにくいです。なにより現場には現役のエンジニアたちがいるので、質問が可能です。
とはいえ、未経験からエンジニアになるのはハードルが高いので、就職活動を根気よく行う必要があります。
できるなら「プログラミングをある程度できるようになってから」の方が、エンジニアにはなりやすいです。
なのでプログラミングの基礎をある程度勉強したら、ささっと就職活動をしてしまうのもありですね。
解決策⑥:先入観を捨てる
先入観があると挫折しやすいので、思い込みをなくすことが重要です。
たとえば
- 「自分は英語ができないからプログラミングがわからないんだ」
- 「数学ができないからきっとプログラミングができないのかな」
- 「自分はそもそも文系だからプログラミングに向いていない」
などです。
結局のところ全ては「自分次第」なので、できないと思えばできないし、できると思えばできます。
ですので、先入観は全て捨て去りましょう。
プログラミングは継続がポイント:まとめ
プログラミングの独学で挫折する理由と、解決策についてご紹介してきました。
プログラミングははじめは誰でもできないのは当前です。でも続けていればいつか「点と点が線」になってわかる日がやってきます。
大事なのはその日が来るまでやめないこと。
もし本記事の内容を実践しても、独学がうまくいかないという方はプログラミングスクールを活用するのも一つの手段です。
以下の記事で、無料と有料のプログラミングスクールをまとめていますので、参考にしてみてください。